あなたの愛車の年間時速は何キロですか?

 

 あなたの愛車は時速何キロですか?

 

 そう聞かれれば大抵の人はまぁ、俺の愛車はポルシェだから最高速度で250kmぐらいは出るとか、ポンコツの軽トラでいつも30kmぐらいで走っているとか、ママチャリでいつも15kmぐらいで走っていると、様々な答えが返ってくるでしょう。

 

 ところが、ある学者の先生が考え出した計算方法だと、自転車が最速を叩き出すこともあるのです。

 

 それはその愛車の為に掛かるコストを時給換算するというユニークなものです。

 

 まず計算を簡単にするために持ち主の時給を1000円に統一します。

 

 最初に最高速度250km出せるポルシェで考えてみましょう。日本で最高速の250kmを出すことは法律上できないので、年間の平均速度を60kmとして、週末に2時間ずつドライブするとして52週で乗っている時間は104時間、年間の走行距離が6240kmとなります。

 

 こんどはコスト計算です。年間の減価償却や保険、ガソリン、整備に200万円ほど掛かるとして、オーナーが働いた時の時給1000円とすると、オーナーは2000時間働く必要があります。

 

 つまり年間の走行距離6240kmの移動に労働2000時間+104時間で2104時間掛かっているということになります。

 

 時速に直すと2.965779kmで、徒歩の平均時速の4kmを下回ります。

 

 次に平均時速30kmのポロい軽トラで考えてみましょう。年間の減価償却と維持費、ガソリン代を多めに見積もって15万円。

 

 5km先の畑への往復で毎日10km走るとして年間走行距離は3650km。平均時速30km

として年間約122時間乗っていることになります。

 

 コスト計算してみましょう。15万円を稼ぐのに時給1000円で150時間。+実際に軽トラに乗っている時間122時間を足すと277時間。

 

 時速で計算すると13.17km。なんとポルシェ4倍以上の時速を叩き出しました。

 

 最後はママチャリです。ママチャリで毎日、通勤に買い物にと一日1時間乗ると考えると、毎日15km。年間5475km。ママチャリの年間の経費を1万円とすると、ママチャリのためにオーナーが働かなくてはいけない時間は年間10時間。それに実際にママチャリに乗っている時間、365時間を足すと、375時間。

 

 時速にしてみると、14.6kmということになります。なんとママチャリが最速です。

 

 ここでさらに学者先生の考えに、ぼくの考えを上乗せしてみます。

 

 オーナーは健康の為にフィットネスクラブに毎日1時間、フィットネスサイクルを漕いで健康を維持しているとします。

 

 ところがママチャリに毎日1時間乗っている場合はその一時間は不要になります。

 

 同じ自転車での運動ですからね。

 

 つまりママチャリオーナーは自動車ユーザーがフィットネスクラブに行って費やしていた時間が一日1時間、年間365時間の自由な時間が与えられます。

 

 ママチャリオーナーには、さらにスポーツクラブの会費を一ヵ月1万円とすると年間12万円も不要になります。そこでさらに時給1000円で12万円稼ぐだけの時間、120

時間の自由な時間が与えられます。

 

 フィットネスクラブ代を稼ぐための時間と、フィットネスクラブに通っている時間のトータル485時間が自由な時間として得られるわけです。

 

 もはやこうなってくると、圧倒的にママチャリが速いし、得。ということになります。

 

 あなたもあなたの愛車と、ママチャリの年間時速を比べてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

伊勢谷友介容疑者大麻取締法違反疑いで逮捕で視聴者が罰せられる不合理

news.yahoo.co.jp

 

「芸能人が逮捕されると、真っ先に罰せられる人だーれだ?」

 

 今日、俳優の伊勢谷友介さんが逮捕されたというニュースが流れた。

 

 もし、容疑が事実ならば伊勢谷さんは日本の法律に従って罰せられるべきなのは、間違いないが、それよりも先にひどい目にあっている人たちがいる。

 

 それは彼が出演していた連続ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」を観ていた視聴者たちだ。

 

 最終回は関東では最終回を放送済みだが、最終回の放送が中止になった地方もあるらしい。

 

 これは映画を観に行って、最後の20分ところで突然、「出演俳優が逮捕されたので上映を中止します」とアナウンスが流れて、映画の上映が中止されるようなものだ。

 

 テレビの視聴はお金払ってないから映画とは違うという人もいるだろが、CMが流れていると言う点で、お金払っているのと変わりはないとぼくは考える。

 

 芸能人が逮捕されたら、作品の放送を中止するというルールは一体どこを向いたルールなのだろうか。

 

 悪いことをした芸能人が罰せられるのは当然だが、よくわからない倫理観で、視聴者まで罰するシステムはもういい加減、やめるべきだど思う。

 

 皆さんはどう思いますか?

本当は見たくなかった映画「誰も知らない」

 母一人と父親が違う四人の子供。

 

 お母さんは恋多き女。新しい彼氏を作ってわずかな生活費を置いて、家を出てしまう。さぁ、子供だけでの生活が始まる。という話。

 

 本当は見たくない。観ないほうが幸せ。そんな映画。だけど映画の中だけではなく、現実社会にネグレクトされている子供たちは居るのだから、目を逸らすわけにもいかない。

 

 だから、観た。仕方なく。

 

 この映画を観た人の多くが母親への怒りを覚えるだろう。

 

 でも、お母さんは子供たちに愛情がないわけではない。ただ「女」の部分が勝ってしまって、男の元へ走ってしまった。

 

 世のお母さんたちの中にも、「女」の部分が無いという訳ではないのだから、多くの母親の中にも、このお母さんの要素は潜んでいるのだろう。

 

 ただその要素が多いか少ないかだけ、ただ言い寄ってくる男がたまたま居ないだけ、ということすらあるかも知れない。

 

 このコラムを読んでいるお母さんの中にも、そこらへんの男に引っ掛かることはなくても、相手が、山崎賢人さんなら、松坂桃李さんなら、と考えれば揺らぐお母さんだっているかも知れない。

 

 実際には男に走らなくても、走ることを妄想することならあるかも知れない。

 

 人間は白か黒かではなく、大抵、灰色だ。

 

 この映画の感想の中には「育てられないなら産むな」というコメントが多かった。

 

 でも、ぼくはそれに関しては賛成できない。

 

 「育てられないなら産むな」というのは、「君は親に育ててもらえないのだから生まれて来るべきではなかった」と子供に言う事と同じこと。

 

 ぼくはそんな残酷なことは言えない。「幸せになって欲しい、世界を楽しんで欲しい」と願うだけだ。

 

  母親は、子供を産んだだけで100点だと思っている。産んでもらったらこそ、笑ったり、怒ったり、お腹空かせたり、苦しんだり、楽しんだりできる。

 

 女の人が、子供を育てるというのはその産んだという100点満点から、さらに上乗せして120点、150点、200点にすることで、産むということ自体がもはや100点満点だとぼくは思う。

 

 その点でお父さんは産んでいない。つまり子供が生まれた時点でお父さんは0点。つまり男は0点から始まるのだ。

 

 この映画の中で、4人の子供のお父さんはみんな違う。つまりこの子供たちにはお母さんは一人だが、お父さんは4人いるということ。

 

 責められるべきはここまで子供たちを育ててきた母親ではなく、この4人の父親ではないかと。 

 

 そんな風に、母子家庭で育ったぼくは思うのです。

 

「誰も知らない」9/ 母一人と父親が違う四人の子供。

 

 

 

 お母さんは恋多き女。新しい彼氏を作ってわずかな生活費を置いて、家を出てしまう。さぁ、子供だけでの生活が始まる。という話。

 

 

 

 本当は見たくない。観ないほうが幸せ。そんな映画。だけど映画の中だけではなく、現実社会にネグレクトされている子供たちは居るのだから、目を逸らすわけにもいかない。

 

 

 

 だから、観た。仕方なく。

 

 

 

 この映画を観た人の多くが母親への怒りを覚えるだろう。

 

 

 

 でも、お母さんは子供たちに愛情がないわけではない。ただ「女」の部分が勝ってしまって、男の元へ走ってしまった。

 

 

 

 世のお母さんたちの中にも、「女」の部分が無いという訳ではないのだから、多くの母親の中にも、このお母さんの要素は潜んでいるのだろう。

 

 

 

 ただその要素が多いか少ないかだけ、ただ言い寄ってくる男がたまたま居ないだけ、ということすらあるかも知れない。

 

 

 

 このコラムを読んでいるお母さんの中にも、そこらへんの男に引っ掛かることはなくても、相手が、山崎賢人さんなら、松坂桃李さんなら、と考えれば揺らぐお母さんだっているかも知れない。

 

 

 

 実際には男に走らなくても、走ることを妄想することならあるかも知れない。

 

 

 

 人間は白か黒かではなく、大抵、灰色だ。

 

 

 

 この映画の感想の中には「育てられないなら産むな」というコメントが多かった。

 

 

 

 でも、ぼくはそれに関しては賛成できない。

 

 

 

 「育てられないなら産むな」というのは、「君は親に育ててもらえないのだから生まれて来るべきではなかった」と子供に言う事と同じこと。

 

 

 

 ぼくはそんな残酷なことは言えない。「幸せになって欲しい、世界を楽しんで欲しい」と願うだけだ。

 

 

 

  母親は、子供を産んだだけで100点だと思っている。産んでもらったらこそ、笑ったり、怒ったり、お腹空かせたり、苦しんだり、楽しんだりできる。

 

 

 

 女の人が、子供を育てるというのはその産んだという100点満点から、さらに上乗せして120点、150点、200点にすることで、産むということ自体がもはや100点満点だとぼくは思う。

 

 

 

 その点でお父さんは産んでいない。つまり子供が生まれた時点でお父さんは0点。つまり男は0点から始まるのだ。

 

 

 

 この映画の中で、4人の子供のお父さんはみんな違う。つまりこの子供たちにはお母さんは一人だが、お父さんは4人いるということ。

 

 

 

 責められるべきはここまで子供たちを育ててきた母親ではなく、この4人の父親ではないかと。 

 

 

 

 そんな風に、母子家庭で育ったぼくは思うのです。

 

 

 

「誰も知らない」9/12まで無料配信中。

 

人がたくさん死んだけど楽しかった「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(R15+)」

 

「人がたくさん死んだけど楽しかった」

 

 人前でそんなことを言ったら、人格を疑われて、それ以降、会社の飲み会にも誘われなくなり、本人のいないところでミドルネームのようにサイコパス○○と呼ばれるようになるかも知れません。

 

 あなたが鈴木さんなら、ちょっと縮めて、サイコパスズキとか呼ばれるかもしれません。

 

 腰痛持ちで、いつもシップ臭い鈴木さんなら、影ではサロンパスズキとか呼ばれているでしょうから、サイコパスズキに変わっても大差ないですね。

 

 そもそも、会社の飲み会なんて、実は誰も参加したくないですから…。あれ、「人がたくさん死んだけど楽しかった」と会社で突然立ち上がって叫んでも、大した実害はなさそうですね。(もちろん、筆者は一切の責任を持ちません)

 

 という訳でなにが「人がたくさん死んだけど楽しかった」のか、(やっと本題に戻ってきた)というと、映画です。それも「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(R15+)」というB級、C級感満載のタイトルの作品です。

 

 この映画が素晴らしい。二人の中年の田舎男が中古の別荘を買って、湖のほとりにやってくる。

 

 その湖のほとりに同じようにキャンプにやってきた男女混合大学生のリア充ども

(別に筆者はリア充に恨みはありません)。

 

 この死ねばいいのに、リア充どもは楽しそうに夜の湖で下着で泳いだりします。残念ながらお色気シーンはこのぐらいです。

(別に筆者はリア充に恨みはありません)。

 

 ここから、高慢無能リア充どもと、二人の中年の田舎男との間に生まれた誤解から、ドタバタが始まります。

 

 通常、ドタバタ喜劇では人は死にませんが、この作品では、ドタで1人死に、バタでもまた一人死にます。

 

 そしてドタバタ、ドタバタと続くのです。そして観る者は、あまりのドタバタに腹を抱えて笑ってしまうのです。

 

 この映画は観る者に何も残しません。そこには楽しい1時間半があるだけです。

 

 ただ、見終わってから、ちょっと思いました。いがみ合ってるアメリカと中国も、このドタバタと大して変わらないのかも知れない。

 

 両方の事情を知っている観客の視点からすれば笑えるこの映画のように、両方の事情を知る神の視点からすれば、アメリカと中国のいがみ合いも、コメディに見えるのかも知れません。

 

 おっと、くだらないことを考えてしまいました。

 

 とにかく僕が、冒頭から一貫して言い続けてきた通り、言いたいことはただ一つ。ヒロインはまぁまぁ可愛かったので、もっとお色気シーンが多かったら☆5だったということです。

 

 ぼくは声を大にして言いたい。何のためのR-15かと。

 

 と、今なら無料で観られます。9/17まで

gyao.yahoo.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

お金を使わないか、もしくは極少ないお金で幸福な時間を過ごすことはできますか?

news.yahoo.co.jp

 日本の子どもたちは、身体的には健康だが、精神的な幸福度は低い――。こんなデータを、ユニセフ(国連児童基金)が3日に公表した。先進38カ国を比べた調査で、死亡率などが低い一方、今の生活への満足度などが低く、「子どもの幸福度」の総合順位は20位だった。1位はオランダ、2位がデンマーク、3位はノルウェーと、北欧の国が上位を占めた。

 調査は、生活の満足度が高いと答えた割合や、自殺率の数値を比較した「精神的幸福度」▽死亡率や、肥満の子ども・若者の割合を比較する「身体的健康」▽読解力や「すぐに友達ができる」と答えた子どもの割合を比較する「スキル」の3項目を、直近の指標から算出(対象は多くが5~19歳)。日本は「身体的健康」で1位となったが、「スキル」が27位、「精神的幸福度」は37位で、ワースト2位だった。例えば、15歳の子どもたちに「今の生活の満足度」を0~10で評価してもらったところ、「5以下」と答えた割合は、日本は4割近かったのに対し、総合1位のオランダでは約1割だった。朝日新聞デジタルより

 

 この記事を読んで思うことは、やはり幸福はお金で買えるほど単純ではないなと言うこと。

 

 中国に抜かれたとはいえ、いまだ世界3位の経済大国でありながら、子供の「精神的幸福」がワースト2位という現実がそれを証明しているように思えます。

 

 お金がある≒(ぼぼイコール)幸福

 

 ぼくらはこの公式に囚われすぎて、この公式からいまだに抜け出せないでいます。これは発展途上国の高度成長期向けの公式であり、ぼくらには遥か昔にこの公式から抜け出していなければならなかった考え方なのではないでしょうか?

 

 高度成長など日本では1970年代で終わっています。もう50年も前です。

 

 ぼくらはもっと幸福について真剣に考えなければならない。考えることから逃げてはいけない。

 

 幸福について考えてこなかったから、余計にわからなくなり、油断するとすぐに「お金がある≒(ぼぼイコール)幸福」に戻ってしまう。

 

 お金はあまりに分かりやすい。10円より100円の方がいいし、年収500万円より800万円の方がいい。だからぼくらはすぐにそれに頼ってしまうのです。

 

 だから、子供の将来は年収が高い職業が良いとなり、医者か、弁護士か、悪くても大手のサラリーマンか、となり、子供を旅行に連れて行くにしても、近所の海水浴より、ハワイの方がいい、とお金が掛かる方がいいに決まっていると考えてしまう。

 

 子供にしてみれば、お父さんが必死に働いて、年に一回、ハワイに連れて行ってもらうより、お父さんが仕事をセーブして、家庭の年収が下がっても、日曜日ごとに一緒に公園で遊ぶ方がずっと幸せかも知れません。

 

 子供の幸せは難しい。個性はそれぞれだし、成長の時期によっても変わってきます。それでも、大人たちはしっかりと子どもに向き合い、この子の今の幸福は何なのかをしっかり見極めなければならないのではないでしょうか?

 

 油断するとお金ってヤツはすぐに入り込んできますから。

 

 子どもを幸せにしたいと思ったとき。あなたが思い浮かべるのは「習い事を増やそう」とか、「新築の家を買ったときは大きな子供部屋を用意しよう」とか、お金で解決できることばかりではないですか?

 

 子どもは大人の社会を映す鏡です。子どもたちの精神的幸福がワースト2位というのは、同時に大人たちもまた精神的に幸せではないことを暗示しています。

 

 子どもに限らず、大人も含めて、なぜ、ぼくらは精神的な幸福度が低いのでしようか?それはお金にとらわれ過ぎているということだけでなく、もう一つの項目を、この記事は示唆しています。

 

 それは「スキル」です。

 

読解力や「すぐに友達ができる」と答えた子どもの割合を比較する「スキル」の3項目を、直近の指標から算出(対象は多くが5~19歳)。日本は「身体的健康」で1位となったが、「スキル」が27位、「精神的幸福度」は37位で、ワースト2位だった。

 

 と、日本の子供たちは「読解力」や「すぐ友達ができる」というスキルが弱いということを示唆しています。

 

 これは日本人、大人も弱いですよね。

 

 この「読解力」と「コミュニケーション能力」は無理やり育てることは難しくても、家に本棚を置くとか、たまに図書館に連れていくとか、子供がたくさんいる公園で遊ばせるとか、何か方法を考える必要があるかも知れません。

 

 とりあえず日本人は社会全体が人に迷惑を掛けることを恐れすぎ、他人の行いに不寛容過ぎて、人との関係を難しくしているところはあるのでないでしょうか?

 

 さて、話は戻って、お金に関して言えば、ぼくら大人も自分自身に問い直してみたいと思います。

 

 今から3時間、自由時間だとします。お金を使わないか、もしくは極少ないお金で幸福な時間を過ごすことはできますか?スキルはありますか?という問いです。

 

 ギターが趣味の人はギターを抱えて、絵が趣味の人は鉛筆一本で、俳句が趣味なら散歩がてらに出掛ければ幸福な時間を過ごすことができるでしょう。

 

 一方で何も思いつかない人もいるかも知れません。パチンコに行く、キャバクラに行く、買い物に行く、など、楽しい時間を過ごすにはことごとく、お金が掛かるという人もいるかも知れません。

 

 お金を使わなくても、自分に幸福な時間を与えられる。そんなスキルを身につけるとより幸福に近づけるのではないでしょうか?

 

 そうすることでもう少しお金から距離を置いた幸せな生活を追求できるかも知れません。

 

たくさん税金を納めている人へ

 

 ほとんど働かず、毎日、やりたいことをやって暮らす。

 

 こんな生活をしていると、ときおり、批判を受けます。

 

 たくさん稼いで、たくさんお金を使って、たくさん税金を納めている人間が偉いのだ、と。

 

 誰もがお前のようなナマケモノの生き方をしたら日本が滅ぶ、と。

 

 まぁ、一理ある、とは思います。(ぼくはどんな意見にも、一理はあると思う人間でありたいと思っています)

 

 しかし、誰もがお前のような生き方をしたら日本が滅ぶ、というのは誰にでも当てはまることなのです。

 

 誰もが、藤井聡太二冠のように将棋ばかりやっていたら、日本はは滅びますし、誰もが米津玄師さんのように歌ばかり作っていたら、日本は滅びます。

 

 逆に言えば誰もが、別々のやりたいこと、できることをやっているから、世の中はこの日本は成立していると言えるのではないでしょうか?

 

 そして、当の批判をしてきた、 たくさん稼いで、たくさんお金を使って、たくさん税金を納めている人。

 

 世界中がその人のように、飛行機を使って仕事で飛び回り、休日は大きな車を乗り回し、その車を何台も留められるガレージのついた大邸宅を建てたら、日本どころか、地球が、いや人類が滅びます。そう、環境問題的に。

 

 僕は多くの人の上に立ち、たくさん働いて、たくさんお金を使って、たくさん税金を収めるひとを否定しません。

 

 それも一つの生き方だからです。

 

 ですが、そのような生き方は、ぼくの生き方ではありません。それだけです。

 

 ですから、ぼくの生き方に共感できなければ、それで構いません。あなたの生き方は間違っていませんが、ぼくの生き方も間違いという訳ではないのです。

 

 それはあくまで自由であり、どちらが偉いということではないのです。ごく個人的な人生の選択の問題なのです。

 

 

 

『大恋愛~僕を忘れる君と』を今すぐ見るべき5つの理由

 貧困層から、こんにちは。

 

 今日は傑作テレビドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』をあなたが見るべき5つの理由をお話しさせて頂きます。

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今すぐ見るべき理由の1つ目。

 

 今なら無料。全10話が無料で一気見できちゃいます。

 

 民放テレビポータル『TVer』で全話無料なのです。

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 『TVer』はスマホタブレットはもちろん、ファイアースティックでもアプリをダウンロードするだけ。

 

 パソコンならもっと簡単『TVer』と検索するだけ。レッツ検索。

 

 さて、生々しい金の話が片付いたところで、次は内容に入っていくわけですが。

 

 今すぐ見るべき理由の2つ目。

 

 それはヒロインの美しさ。

 

 ヒロインの北澤尚を演じる「戸田恵梨香」さんが美しい。個人的には、太目の女性が好みのボクではありますが、「戸田恵梨香」さんと「新垣結衣」さんだけは別格です。美しい。かわいい。そして今回のドラマではとても儚い美しさがたまらない。

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 「戸田恵梨香」さんは手足が細すぎて生き物としてすら心配になるぐらいなんですが、それが物語の後半になるにつれて、儚さや、健気さに転化して行ってそはもう、堪らなくなるなんです。

 

 今すぐ見るべき理由、3つ目。

 

 それは主人公の真司を演じる『ムロツヨシ』さんが素晴らしい。

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 物語は基本的に悲恋ものなのですが、ぼくの場合、この俳優さんの最初に刷り込まれたイメージが勇者ヨシヒコのメレブなので、どこかおかしく面白い。それが悲恋の中でも重くなり過ぎない救いになっているような気がします。

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 その点でも悲恋ものはちょっとという人にも、是非見てもらいたい。ただ泣かせるお涙ちょうだいドラマとはちょっと違うのです。

 

 今すぐ見るべき理由、4つ目。

 

 若年性アルツハイマーについて知れるということ。

 

 物語はヒロインの北澤尚が若年性アルツハイマーの前段階であることがわかって、彼女とパートナーの間宮真司が、その病とどう向き合っていくのかという物語なのですが、あるデータによれば若年性の認知症の発症率は

 

 10万人に約50人程度

 

 これはアルツハイマー型以外の認知症も含む値なのですが、あなたが人口10万のちょっとした地方都市にあなたが住んでいるとすると、その地域の中に50人程度は若年層認知症と戦っているひとがいるということ。

 

 これはワタシのボクの人生にまったく関係のないというにはちょっと無理がある数字です。あなた自身はもちろん、あなたの身近な人が若年性アルツハイマーに掛かる可能性も、もちろんあるし、あなたが生活する上でバス停で、駅で、スーパーで、公園で、若年性アルツハイマーの人とすれ違う可能性はもっとあるということ。

 

 人は自分の常識外の行動をする人間を、ただおかしいと排除することもできますが、この人は若年性アルツハイマーなどの病気かも知れないと考えることができれば、きっと接し方も変わってきます。

 

 この作品は医療監修も入っているので、ヒロインの尚に起こることは荒唐無稽なものではありません。

 

 もちろんエンターテイメントですから、実際の病気とは違う部分もあるでしょうが、若年性の認知症という病を知るという点でも、このドラマには一定の価値があると思うのです。

 

 さらに言えば、若年性認知症の若年性を外したすべての認知症となれば、グッと身近になるでしょう。

 

 あなたも親戚や知り合いなどが認知症という人もいるでしょうし、もしかしたら配偶者、もしかしたら家族。場合に寄ってはあなた自身が認知症に苦しんでいる最中かも知れない。

 

 ぼくらの身近に、自分自身の記憶が、自分自身が壊れていくという病が、現象が、存在するのです。

 

 そう考えると、ヒロインの北澤尚はもはや他人でもないし、テレビドラマの中にいるだけの空想の存在では無くなってきます。

 

 物語というものには自分の知らない誰かの人生を生きられるという効用があります。

 

 この『大恋愛~僕を忘れる君と』も自分ではない誰か、若年性アルツハイマー認知症になってしまった尚と、そのパートナーである間宮真司の人生を疑似体験できるという効用があるのです。

 

 お前が面白い、傑作だ、感動する、いいぞ、って言ったってあてになんねーよと言われれば、そうですね。としていいようがないんですが。

 

 という訳で最後の

 

 今すぐ見るべき理由、5つ目。

 

 この『大恋愛~僕を忘れる君』が各評価サイトでもとても高評価であるということ。

 

 まず、Yahoo!テレビで4.39点

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 フィルマークスで4.1点。ちなみにそれぞれ5点満点です。

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 ねっ、ぼくだけじゃないんですよ。この作品を推しているのは。

 

 さぁ、今日は仕事を休んで『大恋愛~僕を忘れる君と』を是非。