書評『多動力』
78点
読み終わるまでに掛かる時間 1時間半
さすが、ホリエモン。フォントサイズ、レイアウト、中身も、もちろん。
とても考えられて作られている。さすが。
大きなフォントと見出しのページ。さらさらと読みやすく、挑発的でありながら、どこか若者に優しい。
立ち読みで済んでしまうほど、文字数は少ない。一時間もかからず読了。売れているようだから心配はいらないか。
中学生、高校生、大学生、いや社会人でも、他にもいろいろ読むならいいが、これだけ、ホリエモンの著作だけ読んでしまうと、ちょっと危ないかも。多面的に物事を見られない人が読むと周りがみんな馬鹿に見える。
ホリエモンのとがりっぷりは読んでいて壮快だし、共感できるところは多い。そこから取捨選択できるなら大いに参考になる一冊だと思う。
いやいっそ、みんなでホリエモンみたいにやってみるか。
【『多動力』目次+読書メモ】
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
様々な肩書きを持った人になることで貴重な人材、 人材のダイヤモンドになれる。
さすがホリエモン。著作も多いだけに煽り方もやはり旨い。 そしてフォントの大きさも利用してさらさらと読みやすい。
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
完璧主義者 ではなく、前の仕事に戻らない 完了主義者になろう。
短い、とにかく短い。読みやすいのもあるがサックサク読める。 立ち読みで十分、事足りるレベル。ずいぶん、 うれているようだから、俺が心配することでも無いが。
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
飽きたということは成長したということだ。
なるほど、 飽きるということを肯定されると飽きっぽい僕は嬉しい。
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
自分の時間割でワクワクしていない時間を書き出してそれを減らし ていこう。
第5章 自分の分身に働かせる裏技
カルピスの原液であれ。わからないことは聞け、調べろ。
第6章 世界最速仕事術
仕事はリズムを大事にしろ、睡眠はちゃんととれ。
ホリエモンが刑務所からもメルマガを発行していたのは驚いた。
第7章 最強メンタルの育て方
AIやロボットが人間の仕事を代替する未来こそ。 最初に手を挙げる馬鹿が輝きを増す。
第8章 人生に目的なんていらない
3歳児!
遊びをせんとや生まれけむ。