『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法』

 

 78点
読み終わるまでに掛かった時間 2時間半

【01】140文字で要約すると。

 『世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法』メールでは遅い、チャットで。アイデアは一時間程度のブレインストーミングで。ロジカルシンキングは人に説明するためのものアイディアをだすためのものではない。

 

【02】どんな人に薦めたい?

 仕事の効率が悪いと考えている人。アイディアは熟成させるものだと考えている人。

 

【03】何歳ぐらいから読めるのか

 新社会人から。実際働いてみないとこの本の内容は理解できないかも。

 

【04】読み終わるまでどれぐらいの時間がかかった?

 2時間。

 

【05】新刊で買った方がいい?中古で安くなってからでいい?

 

 新刊で買ってサクッと読んで売ろう。

【06】金額での評価


  900円。
 

【07】最も肝になるのは?(立ち読みをするならどこがお勧めか)

「2章 ロジカルシンキングなんてしている暇はない」
「3章 忙しくても10倍の結果を出すために」
終章 自分の仕事を壊せる人が次の時代を作る」
 この3章が気になった。さらに絞るなら「終章 自分の仕事を壊せる人が次の時代を作る」

【08】お勧めの関連書籍

 同じ著者の新刊、「6章 グーグルの疲れない働き方」にさらにスポットを当てた本。






世界一速く結果を出す人は、なぜ、メールを使わないのか グーグルの個人・チームで成果を上げる方法』個人的読書メモ
 
1章 世界より早く動くための仕事術
 
メールは持ち帰りの文化。チャットや短いミーティングでその場で決める。アイディアも時間をかければ良いというものでもない。1時間や30分のブレインストーミングで結果を出す。全体を進められない案件もどこまで進められるか確認して進める。依頼も、締め切りのかなり前で、アウトラインを確認して置くと締め切りの間際に慌てることがない
 
!アイディアも締め切りしてサクサク進めるというのはいいかも。アイディアは頭の中で燻製させるものというはっそうだったから。
 
2章 ロジカルシンキングなんてしている暇はない。
 
ロジカルシンキングはできたアイディアの良さを人に説明するためのものであってアイディアを生み出すものではない。ITベンチャーの創業でコンサル系の出身者はあまりいない。会議でのアイディア披露は参加者の評価を取りに行っていて成果を取りに行っていない。アイディアを生むミーティングはみんなで参加してゆくもの。カードを使ったミーティングがお勧め。
 
ロジカルシンキングのつかいどころを勘違いしている人は多いかも。著者の言うとおり。必要なのは評価ではなく成果というの納得!
 
3章 忙しくても10倍の結果を出すために
 
成果の10%アップを目指すと頑張って仕事量を増やすなど、ありきたりな考えになる。10倍を目指せば今までのやり方を一から見直し破壊的な発想が必要になる。それが成果につながる。自分の仕事も無駄ではないかと考えて見る必要がある。グーグルの社員は自分は困難な仕事をやるために雇われているという意識がある。
 
!この章は面白い。ルーティンは外注して、自分は困難で学びの多い仕事に集中する!
 
4章 仕事の加速度を上げる人間関係の作り方
 
会議は言葉だけではなくプロトタイプを持ち込んで行なう。問題には解決すべき問題ではなく、学ぶべき問題だと考える。
 
!解決ではなく学ぶべき問題というのはいい考えだと思う。成長できる機会だと考えるわけだね!
 
5章 必要なことを高速で学ぶ方法
 
検索プラス人に聞く。学んでゆく学習思考、成長思考、他人に認めてもらおうとする証明思考、逃げようとする回避思考。成長思考、学習思考で成功し、証明思考、回避思考は失敗を呼び込む。
失敗からも学べるんだからどちらにしてもやったほうがいい。
有益なものは強いつながりよりも、ちょっとしたつながり弱いつながりから生まれることが多い。
 
!弱いつながりから有益なものが生まれやすいのは、弱いつながりのほうが数が多いからでは?あとは同業でないことが多いので利害関係がないのも大きいか!
 
6章 グーグルの疲れない働き方
 
感情的になるのは仕方ないが、感情を自覚して、素早くニュートラルに立て直せるようにする。
 
!感情的にならないではなく、感情的になっても、自覚して素早く立て直すというのは、新しい視点だ、自覚するというのは第三者の視点を得るということなのだろう!
 
終章 自分の仕事を壊せる人が次の時代を作る
 
昨日と同じことをしているのは仕事をしていることにはならない。
生き物は変化して適応したものが生き延びた。社会の変化に適用しよう。
テクノロジーに嫌わず、とりあえず試してみよう。
 
!変化を恐れて動かないことが、リスク。ポーランド生まれの著者はそんな人生を歩んできたらしい。
常に新しいことに興味を持つように心がけよう。アプリもいろいろ試してみよう。webサービスもいろいろ試してみよう。大抵、無料だしw!