書評『Google流 疲れない働き方』忖度は疲れる。本音が言えない会社は疲れる。仕事に関して本音が言える環境を作るべし。
Google流 疲れない働き方 やる気が発動し続ける「休息」の取り方
- 作者: ピョートル・フェリークス・グジバチ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2018/03/10
- メディア: 単行本
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忖度は疲れる。本音が言えない会社は疲れる。仕事に関して本音が言える環境を作るべし。飲み二ュケーションも信頼を築くには役に立つ。疲れた状態でできるような仕事は古い。活力を資源と考えマネージせよ。
【03】何歳ぐらいから読めるのか
高校生ぐらいが読めば、先輩の根性論を鼻で笑う、いい感じの若者に育ちそう。ぜひ読もうw
【04】読み終わるまでどれぐらいの時間がかかった?
一時間半程度。
【05】新刊で買った方がいい?中古で安くなってからでいい?
仕事術なので次々と新しいものが出てくるので、新刊で読んで、手放すのがいいと思います。
【06】金額での評価
800円。
【07】最も肝になるのは?(立ち読みをするならどこがお勧めか)
「4章 疲れる組織と疲れない組織 心理的安全性が不安を取り除く」は飲み二ュケーションの復活を訴えるなど、賛否はともかく、この本の中でも独自の意見を述べているので、読むべし。
【08】お勧めの関連書籍
著者 グジバチ氏がグーグルでの働き方を書いた一冊。この本を気に入ったなら是非。
『Google流 疲れない働き方』読書メモ
著者 グジバチ氏がグーグルでの働き方を書いた一冊。この本を気に入ったなら是非。
『Google流 疲れない働き方』読書メモ
序章 みなさん、疲れすぎていませんか?
1章 時間のマネジメントから、「集中力」のマネジメントへ
時間のマネジメントではなく、 自分がフローに入れるように場所や働き方をマネジメントするべき 。
相手に振り回されず自律的に仕事をすべき。
マインドフルネスを使って精神を良い状態に保とう。
2章 疲れず生産性をあげるエネルギーと感情のマネジメント
90分のスプリント時間で大事な核となる仕事を行なう。 細切れの時間は別の使い道を考える。休日はメールを見ない。
!90分も、集中できなーい!
3章 確実に自分をチャージする 食事 睡眠 運動の習慣
様々な健康情報があるが、どれがいいのか色々、 試してみるのがいい。今までは少なめの食事を1日4〜 5食で血糖値の上昇を抑えてきたが、 今は1日1食を試してみている。
!いろいろな健康情報を試すのはいいが、 短期的な影響は翌日の自分の状態で測れるが長期的な影響はわから ない。まぁ、 そう言っちゃえば大抵の健康情報は長期的な調査結果はでていない んだけどね。逆に言えば1日3食しっかり食べるは長い間、 実践されているから良くも悪くも安心だよね。
この章の話はあ、著者はあの健康本読んだなとか、 わかる話であんまり価値はないかも知れない。
僕は最近、 食べるとすぐ眠くなるから食べたら少し運動してみるかなぁ、 血糖値の上昇を抑えるために!
4章 疲れる組織と疲れない組織 心理的安全性が不安を取り除く
疲れる組織=本音の言えない組織
疲れない組織=本音の言える組織
上司が使えなければ自分が上司を動かせ。マネージ ユア マネージャー。
相手の期待を読まなければならない忖度は疲れる。 何をどこまで期待されているかをめいかくにすべき。
日本の組織は役職の役割が曖昧。 飲みニケーションは信頼醸成に役立っていた。
お菓子のおすそわけからでも人間関係を作ろう。
競争を意識しすぎないで、自分との戦いと考える。
!日本人の若者は上司との飲み会を心底嫌がっているのだが、 それでも著者は飲みニケーションをしろと言うのだろうか。まぁ、 プライベートまで上司との一緒にいたくないと思われている時点で マネジメントが上手く行ってはいないのだろう。 日本でも昇進してマネージャーになったら最低限マネージャー研修 は受けるべきかも知れない。 上司の上司はお手本にはならないのだから!
5章 疲れない働きかた 意義を見つける
働く意義を見つける。世界とつながっていることを意識する。 めのまえの作業だけに囚われない。 仕事に意義を感じていれば仕事と遊びを明確に切り分ける必要はな い。
! AIなどテクノロジーの発達で世の中にルーチンワークはどんどん なくなっていく中、自分から仕事を作れない、 仕事に意義を見出せない人は厳しい時代になってゆくだろう。と、 いうか今まで通りの辛い仕事をAIやロボット、 海外の低賃金労働者と争って低賃金でやらなければならなくなるだ ろう。 ルーチンワークが好きっていう人もいるだろうから辛いよなぁ、 翻って自分はどうなんだろう。 ろくに仕事をしてこなかった自分は、 楽しく遊びと仕事を混ぜて生きていけるだろうか? 話は変わってこの著者はちょっと、 同じような内容の本を乱発しすぎでは?と、 2018年の出版予定リストを見て思いました、 日本人元グーグルって肩書きに弱いなぁ!