【Q1】どんな人に薦めたい?
文章が上手くなりたいけど、どう努力したらいいのかわからないあなた。
わかりやすい文章を書くフォーマット(型)が学びたい人。
【Q2】読みやすい?
著者・
飯間浩明さんが「
国語辞典編纂者・日本語学者」なので当然、読みやすいです。文章術の本ですが、図表も使ってわかりやすく解説してくれます。
【Q3】何度も読みたい?
何度も読みたいですね。文章術は実践練習して上手くなるものなので、傍らに置いて練習したいですね。
【Q4】立ち読みするならどこ?
「第1章 伝えたい文は「クイズ文」で書く」でクイズ文の威力を知って、ぼんやりしていた文章の上達への努力の方向性を知ってもらいたい。
【Q5】この本の弱みは?
あくまで誰もが「読んで伝わる文」を書けるようになることが目的の本なので、個性的な文や、名文が書けるようになるわけではないのでご注意を。
【Q6】この本の強みは?
論理的な方法で論理的な文を書けるようになる本なので、感覚とか、センスとか、ふんわりした指導がなく、論理的に誰もが一定レベルの文章が書けるようになる。
【『伝わるシンプル文章術』目次】
第1章 伝えたい文は「クイズ文」で書く
第2章 クイズ文の形を理解しよう
第3章 実践!クイズ文を書いてみよう
【『伝わるシンプル文章術』極個人的読書メモ】
第1章 伝えたい文は「クイズ文」で書く
クイズ文の構成
問題
結論
理由
反論への備え
再び結論
クイズ文に対するのが日記文、こちらの方が多く存在する。
事実と乾燥が入り混じっている。感想なので論理的な反論ができない。
良いクイズ文は反論を励起させつつ、それを論破していく。
!ブログなんかはどちらがいいんだろう。読者を動かしたいならクイズ文か?!
第2章 クイズ文の形を理解しよう
クイズ文には
yes or no型
how型
wh-型
why型
がある。
基本使うのはyes or no型とhow型
3章 実践!クイズ文を書いてみよう
クイズ文では「思う」は禁止。
結論は問題のすぐ後に書く。
問題の前に背景説明もあったほうがいい。論理はちゃんと繋がっているか?
!こればっかりはやってみないとなぁ!
89点 2時間
過去に出されたものが再編されて再出版されただけあって普遍的な価値がある一冊。