[読後感 7/10] 未来は生き方次第と思えて読後、テンション高め。
[学び 8/10] 著者二人の新しい時代に対する考え方を学べる。
[斬新さ 7/10] 新しい時代が斬新なのか、二人の考えが斬新なのか。
【Q1】どんな人にオススメ?
現代の閉塞感に嫌気がさし、未来にも希望が見いだせないでいるあなた。
堀江さんがなぜあんなに楽しそうなのか知りたいあなた。
興味ないふりしてるけど好き嫌いはともかく実はホリエモンが気になっているあなた。
【Q2】立読みするならどこ?
「Chapter0 激動の時代を生きるあなたへ」を読んで二人の考えに多少なりとも興味を持てる人ははレジへ。まったく共感できない場合は残りを読んでもたぶん腹立つばかりなのでお勧めしません。たぶん、なんだこいつら世の中舐めてんのかとなるので。
【Q3】この本の弱みは?
著者の堀江貴文氏、落合陽一氏の過去の著作と内容的にかぶる部分もある。また先進的な内容なので自分の過去や考え方が否定されると感じるひとも多いかも。さらに二人の思考の方向性が近いので読んでいくうちにどれがどっちの意見なのか分からなくなる。
【Q4】この本の強みは?
日本の将来と自分の将来をリンクして考えて、悲観している人には希望となる内容。堀江貴文氏に関してはライブドア事件以降、よく炎上する人だなぐらいの認識の人には彼の考え方に触れらる良著。好きか嫌いかは別問題ですが。
【著者・堀江貴文さんの気になる著書リスト】
【著者・落合陽一さんの気になる著書リスト】
【『10年後の仕事図鑑』目次】
Chapter0 激動の時代を生きるあなたへ
Chapter1 すべてが逆転するこれからの働き方
Chapter2 なくなる仕事・変わる仕事
Chapter3 生まれる仕事・伸びる仕事
Chapter4 お金の未来
Chapter5 日本の幸福と社会について
Chapter6 ”ピュアな情熱”に導かれた自分の人生を生きよ
【『10年後の仕事図鑑』極個人的読書メモ】
Chapter0 激動の時代を生きるあなたへ
今後、AIの時代がやってくると、あらゆるもの、食料も含めて安くなるので、人間はやりたいことをやっていきていけばいい。
AIに奪われる仕事は多いが残りの仕事は趣味リストのようなものだからきにしなくていい。
なんでも0.3%できれば何かを100%
できるプロに勝てる時代になる。
リスクヘッジだ。
誰かと競争するという考えをやめて、自分がどんな価値を付加できるかを考えてフォロワーを増やそう。
!とにかく未来は明るい。やりたいことをやればいいと、確かにそう思う。AIの時代がまちどうしい。毎日、書評を書いて暮らすんだ。楽しいから!
Chapter1 すべてが逆転するこれからの働き方
AIの時代は奴隷のいない
ローマ帝国だ。人間は哲学し、
音楽を楽しみ、人生を楽しめばいい。
介護や保育では人手不足が深刻だがもっと人がそこで働かなくなればむしろ効率化やロボット化、IT化されて働きやすい職場に変わるだろう。
就活は害悪でしかない。
同調圧力など群れでしか生きられない
イワシのような人間を作って
いるに過ぎない。
今、
活躍している人は1つに自分のやっていることにハマっている人、
そして、それを情熱を持って毎日発信していること、
さらに
イチローのように油断せずに続けている人だ。
!未来は最終的には二人の考えるように進むだろうが、一度は大きな揺り戻しが来そうで怖い。なんだろうか、根性論とか、そんな化石が息を吹き返して、とんでもないことになりそうな気がする。何しろ新しい時代についていけない人がほとんどだからだ!
Chapter2 なくなる仕事・変わる仕事
様々な仕事にAIが入り込んでくるが、生き残るのはAIに代替するのにコストがかかる仕事だ。例えば様々な分野にまたがる仕事、などだ。
!もう1つはブランドだろうと思う。ヒカキンは1つのブランドで、ヒカキンぽいAIにある程度の人間は流れるが、すでに子供達の心に住んでいるというヒカキンという存在は今後も大きな価値を産みづつけるだろう。自分もスケールは小さいなりのブランドになれれば存在価値を持てるのではないだろうか?書評といえばという感じで!
Chapter3 生まれる仕事・伸びる仕事
100人に一人に3分野でなって100万分の一の人間になれ。
遊びもとことん仕事になるくらいにやれ
!何でも中途半端ではだめなんだろうなぁ、せめて100人に一人の存在になってそれを3つか、頑張れ俺!
Chapter4 お金の未来
紙幣というシステムはもはや古く、クレジットカードの一回払いを使わない人は銀行のATM手数料という現金取引税を払っているようなものだ。
中国では個人の信用がシステム化数値化されていて高いと
金利を安
くお金を借りられるのはもちろん、様々な便宜が図られる。
また信用の失墜を恐れて万引きなどの抑止にもなっている。
お金の価値は相対的に下がり、信用が価値を持つ時代になった。
信用があれば必要な時に必要なお金を調達できる。
!この部分はいまいち理解できていない。
実際にバリューや
クラウドファウンディングなどを体験してみない
とわからないのだろうか。二人は中国の決済IT化をたたえているが、
あれは政府が情報をすべて握るという恐ろしいシステムでもある。
まして
独裁国家である。
反
共産党の発言で一族の決済システムを止められ親族に売られるよ
うなことも起こっているらしい。その辺もバランスは必要だろう!
Chapter5 日本の幸福と社会について
人生100年時代、
人生の途中で大学に戻って学び直してスキルを得直すという発想は
、日本では成立しない。
日本の大学は研究機関であっても教育機関として機能していないからだ。
日本では入社後に勉強している。
だから大学を無償化して生き残らせても意味はない。
!大学とは何なんだ?!
Chapter6 ”ピュアな情熱”に導かれた自分の人生を生きよ
仕事、趣味、遊びはボーダレスになっていく。
遊びをとことん追求すれば仕事になっていく。
自分の得意を3つは作っていこう。
統計の外に出て行かないとコンピューターには勝てない。
未来は予想できない。今を生きるしかないのだ。
!どんな遊びも仕事になりうるというのは理解できる。ただ、言えるのは情報の発信力だけは必要だと思う。どんな遊びをしてもいいが、それに誰も気付かなければ映像でも文字でも記録として残して発信していかなくては消えて無くなってしまう。自分の中でも忘れ去ってしまうのだ。とにかく記録せよ。そして発信せよ。それが積み重ねとなって信用やマネーになりうる・・・と思った!
86点 1時間半
対談形式なので読みやすい。
一度読めば十分。
読みやすさ 8/10対談なのでさらさら読める、またわかりにくい言葉は章毎に解説が付いている。
書棚占有価値 4/10著者は辞書的にと書いているが何度も読む本ではない。読んだら友達に貸してあげよう。
読後の高揚感7/10堀江さんは煽るのが上手いので今回も煽られてしまった。読後は生き方を考えさせられる。