目次だけでも読んでいって下さい

読書は孤独です。同じ本を読んだ人はコメントくれると嬉しいです。

『アイデアのちから』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ 9/10] 翻訳も良く、とても読みやすかった。 
[学び 10/10] 人に伝えるということの鍵を教えてくれる一冊。 
[娯楽性 8/10] 読み物としても面白かった。

【Q1】どんな人にオススメ?

  特に人にものを伝えることを仕事にしているあなたにお勧め。しかし、人とコミュケーションが必要ない人など、世捨て人ぐらいなのですべての人にお勧めと言っていい、一冊。

【Q2】この本の弱みは?

  練習する機会が必要なので、この本のメゾットに沿ったドリルを作って欲しかった。

【Q3】この本の強みは?

  なんと言っても人に伝える為に役立つ考え方を学べる。その上、興味ぶかい様々な事例がたくさん紹介されているので、読み物としてもとても面白かった。

【著者・チップ・ハースさん,ダン・ハースさんの気になる著書リスト】

 

スイッチ!

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決定力! ――正しく選択するための4つのステップ (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

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【『アイデアのちから』目次と読書メモ】

序章 アイディアの力
 
アイディアを焼き付ける6つの原則
・単純明快である
・意外性がある事
・具体的である
・信頼性がある
・感情に訴える
・物語性がある
 
第一章 単純明快である
 
■名言
設計士が完璧さを達成したと確信するのは、それ以上付け加えるものがなくなったときではなくそれ以上取り去るものがなくなったときだ。(サンテグジュペリ 星の王子様の作者)p43
 
■名言
記事を書く時間が2時間あれば、最初の1時間45分をかけて良いリードを書くのが最適の時間配分だと思っている。そうすれば後は簡単にかける。(ドン・ワイクリフ ジャーナリスト)p48
 
^_^ リードってこんなに大事だったんだ。知らなかった。今後はちょっとやってみようかな。
 
3つ言うのは、何も言わないのに等しい
 
■名言
メッセージには優先順位が必要です。3つ言うのは、何も言わないのに等しい。(ジェームズ・カービル ビル・クリントン選挙参謀)p50
 
人は選択肢が増えれば判断に混乱をきたす。試験に受かっても試験に落ちてもバカンスに行くのに5ドル払ってバカンスの申し込みを遅らせる。
魅力的な選択肢が2つあると、なぜか平凡な選択肢を選ぶ人が増える。
つまり、選択させてはいけない。
 
読者の頭の中に既にある情報利用する。ザボンを説明するのに「グレープフルーツのような果物で」など。
 
第二章 意外性がある
 
驚きは「後から考えれば理解できる」というものでなければならない。
アイディアを記憶に焼きつくものにしたければ、相手の推測機械を一旦壊してから修理しなさい。
 
アイディアを記憶に焼きつくものにするプロセス
1 自分が伝えるべき中心的メッセージを見極める。
2 メッセージの意外な点を探し出す。
3 意外なメッセージの伝え方で聞き手の推測機械を破壊する。推測機械が作動しなくなったら、今度はその修正を促す。
 
【記事の採点表】
単純明快である
意外性
具体的である(人名など)
信頼性(政府発表など)
感情に訴える
物語性
 
関心を長くつなぎとめるは謎を提示し、最後に解き明かす。
 
■名言
好奇心が生じるのは、自分の知識に隙間を感じた時(ジョージ・ ローウェンスタイン 行動経済学者)p118
 
「あなたはこれだけのことを知っています。でもこれは知らないでしょう」という文脈を設定する。
 
第3章 具体的である
 
知識のある側はつい抽象的に考えてしまう。それは沢山の具体的な例を知っているからできることで、教えられる側は抽象的では理解が難しい上に、焼き付きにくい。あくまで具体的に、抽象的であれば具体例を挙げて。
 
第4章 信頼性がある
 
 
■ 小話
鹿に殺される確率(鹿と自動車の衝突による死亡)はサメに殺される確率の300倍である。(フロリダ自然史博物館)
 
鹿とサメの比較はアインスカウ使うが用いたバケツとBB弾に匹敵する。
 
■用語
シナトラテスト
フランク・シナトラの名曲「ニューヨーク・ニューヨークの歌詞、ここでうまくいけばどこでもうまくいく、にちなむ。難しいここでうまくいくならどこでもうまくいくと言うこと。
 
検証可能な信頼性が聞き手が自ら試すことができる。聞き手の思い込みをひっくり返す。
 
第五章 感情に訴える
 
コピーに相手の自己利益を盛り込むことだ。欲しかったものがここにあると思わせるコピーを書く。そんな事はごく基本的なルールで当たり前のことだと思うかもしれないがだが毎日大勢のコピーライターがそのルールを破っている。
 
メリットのメリットを述べよ。消費者は直径0.6インチの電動ドリルが欲しいのではなく、子供の写真をかけるための直径0.6インチの新が欲しいだけなんだ。
 
誰でもではなくあなたが。顧客自分自身がどうなるかを想像させる。
 
人間は他人はマズローの下層欲求に支配されていると思い込んでいる。
 
人が意見を決める際に考えるのは「自分にどんなメリットがあるか」ではなく「自分の集団にとってどんなメリットがあるか」だ。(ドナルド・キンダー ミシガン大学政治学教授)
 
自己利益の重要だ。自己利益に訴えれば、心にかけてもらえるのは確かだ。だがそれでは絵の具の色が限られてしまう。いつも自己利益を塾にアイディアを構成するのは、いつも決まったいるだけで良書くようなものだ。それでは窮屈だし、人に刺激を与えることもできない。
 
アイディアを心にかけてもらうには、どうすれば良いのか。相手の「分析の帽子」を脱がせる。特定の個人への共感を生み出す。アイディアを相手が既に心にかけている事と関連づける。相手の自己利益に訴えるが、同時に自分らしさにも訴える。そこには実際の自分らしさだけでなく、なりたい人物像も含まれる。
 
第六章 物語性
 
物語のシミュレーションと励ましと言う、驚異的な2重効果がある。
物語は挑戦、絆、創造性の3つに分類されることが多い。
 
終章
 
メッセージに関心を払わせる上での問題

1 誰も聞いてくれない
聞き手の推測機会を打ち壊すその後に修復する。
 
2 途中で飽きられた
好奇心の隙間を生み出す。知識の足りない部分に気づかせるのに十分なだけの情報を与える。
 
3 うなずきながら説明を聞いていたのに、全く行動に結びついていない
メッセージをもっとシンプルにシック大的な言葉で話す

4 話が噛み合わない、聞き手の知識レベルがまちまちで教えにくい
聞き手が知識を応用できる極めて具体的な場面を生み出す。
 
5 取り合ってくれない
メッセージ内容を物語る詳細情報を見出す。 例 73歳の男性は水道水よりきれいな排水を出す工場
 
6 いちいち難癖をつけてくる
物語を使って相手の猜疑心を和らげ創造的な姿勢にさせる。統計や真実をかけるのをやめ、有意義な実例を紹介する。シナトラ・テストに合格する逸話を用いる。
 
7 聞き手が覚めている
マザー・テレサ効果。群集ではなく個人を気にかける。挑戦や創造性の筋書きに沿った元気の出る物語を紹介しよう。またテキサスを怒らせるなの広告のように相手の自分らしさに訴えよう。

8 同じことを言っても以前のように相手が乗ってこない
マズローの欲求段階の底辺を出しもっと高尚な自己利益に訴えよう
 
9 頷きながら好きながら聞くくせに全く行動に移さない
朝鮮に沿った物語で励ます。くれぐれもメッセージは実際に役立つ単純明快で具体的なものにすること。メッセージを語り草になるように(例 人名、人名、とにかく人名)
 
半径1.5メートル以内の興味に落とし込むこと。
 
98点
読了まで4時間