『クマムシを飼うには―博物学から始めるクマムシ研究』書評・目次・感想・評価
[読みやすさ 7/10] 対談形式ですが、ちょっと読者おいてきぼりのところあり。
[学び 8/10] 日本の大学でメインストリームでない研究者の置かれ方を学べる。
[娯楽性 7/10] 対談形式なのでスラスラ読めるが愚痴が多いかな。
【Q1】どんな人にオススメ?
なにより『クマムシ?!-小さな怪物』を読んだ人。
【Q2】この本の弱みは?
『クマムシ?!-小さな怪物』を読んだ人、前提で書かれている点。
【Q3】この本の強みは?
対談形式でスラスラ読めて、さらに日本の研究者の苦労を知ることができる。
【著者・鈴木忠さんの気になる著書リスト】
【『クマムシを飼うには―博物学から始めるクマムシ研究』目次と読書メモ】
Part1 観察
餌はワムシ、 見ていると飽きないらしく4時間ぐらい見ている人もいる。 うんこはでかい。
Part2 生態
Part3 研究
クマムシは海にもいる。また苔を探せば結構簡単に見つかる。
Part4 教育
^_^ お客の自主性に任せた本屋はできないものだろうか?
Part5 文献
日本は歴史的事情もあったかもしれないが、 大学などの標本などもないがしろ。 教授が変わると過去の資料を捨ててしまう。 ブームなのにロボットすらそう。
Part6 評価
日本の研究はスパンが短すぎる。 下手をすると企業の研究機関よりも短い。 企業はロングスパンの研究とショートスパンの研究を組み合わせて 上手に回している。
あとがき
相変わらずネットには真偽が入り乱れている。
クマムシは何をしても死なない(正確でない
水がなくても100年以上耐えられる(正確でない
核戦争があって人類が滅んでも生き残る(正確でない
78点
読了まで2時間