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『心の社会』書評・目次・感想・評価

【『心の社会』目次と読書メモ】


<<用例>>
太字 もくじの写し
要約 内容の要約(ただし恣意的です)
引用 気になった部分をメモとして引用しています(最後に引用ページを記載)
名言 気になった名言をピックアップしてメモ
小話 後で人に話したくなるような内容をメモ
^_^  一読者としての意見・感想(笑顔ですが読者の感情ではありません)

第1章 心の社会
1・1 心のエージェント
1・2 心と脳
1・3 心の社会
1・4 積み木の世界
1・5 エージェントとエージェンシー
 
要約
心はいくつものエージェントの階層で物事を行なっている
 
第2章 全体と部分
2・1 要素と接続
2・2 新説論者と還元論
2・3 部分と全体
2・4 穴と部分
2・5 やさしいことはむずかしい
2・6 人間は機械か?
 
要約
物をバラバラに要素還元しても全体を理解することにはならない。ネズミを捕まえておく箱をバラバラにしてもネズミを捕まえておくは各パーツからは見つからない。心も同様で細かく分けて言っても見つからない。全体として機能して始めて心が生まれる。
 
第3章 争いと妥協
3・1 争い
3・2 妥協せず
3・3 階層
3・4 非階層
3・5 破壊すること
3・6 痛みと喜びが単純にする
 
要約
各エージェントが争うこともある。すると、その上位のエージェントが力を失い、他のエージェントに優先順位を奪われることもある。各エージェントが共同作業することもある。
 
第4章 自己
4・1 自己
4・2 自己は1つかたくさんあるか
4・3 たましい
4・4 保守的な自己
4・5 利用
4・6 自分をコントロールする
4・7 長期的な計画
4・8 イデア
 
要約
人が何かを決める時には「これのかわりになにをあきらめなければならないのだろうか?」と問わなければならない。自己は絶えず争い、その結果で物事を選択する。
 
第5章 個性
5・1 因果はめぐる
5・2 答えられない質問
5・3 リモコン自己
5・5 ファッションとスタイル
5・6 性格的特徴
 
要約
過去の自分も今の自分も未来の自分も様々な面で違うのに人は同一の存在として扱う。文字を読めるようになってしまえば文字が読めなかった時のように文字を見ることはできない。人はどちらにしたらいいか迷ったらファッションのように好きだから好き、嫌いだから嫌いで良い。どうせ大した問題ではない。
 
^_^ 迷った時はどちらでもいい。なぜなら同じようなものだから迷っているのだから。迷う時間が無駄。と、いつも思うようにしている。
 
第6章 洞察と内省
6・1 意識
6・2 信号と符合
6・3 思考実験
6・4 B-脳
6・5 思考の凍結
6・6 現在ただいまの時間
6・7 因果的いま
6・8 思考なき思考
6・9 ぼんやりした頭
6・10 心から作られた世界
6・11 洞を観察する
6・12 心の中のコミニュケーション
6・13 自分についての知識は危険だ
6・14 混乱
 
要約 
意識が働き始めるのは私自身の中で問題が生じたとき。そうでない時はほぼ自動運転。
 
第7章 問題と目標
7・1 知能
7・2 非常識
7・3 パズル原理
7・4 問題解決
7・5 学習と記憶
7・6 強化と報酬
7・7 責任の局在
7・8 差分エンジン
7・9 意図
7・10 天才
 
用語
パズル原理
どんな問題でも、解けた時に解けたことがわかるような方法さえあれば、解き方が前もってわからなくても、試行錯誤によってコンピューターに解かせるようにプログラムすることができる。ページ95
 
^_^ コンピューターは何回でも試行錯誤ができるからと、いうことか。
 
用語
進歩の原理
進歩があった時進歩したことを見つける何らかの方法を持っていれば、しらみつぶし的な探索のプロセスを大幅に削ることができる。そして、暗闇の中でも周辺を探って一歩一歩勾配の1番急な方向を見つけながら知らない山に登ることができるのとちょうど同じように、解決に向かう道筋をたどることができる。ページ97
 
目標と副目標
難しい問題の解決法を見つけるための1番有効のやり方は、その問題をいくつかのもっと簡単な部分に分けて、各部分が別々に解決できるような方法を見つけることである。ページ97
 
知識を使うこと
問題を解くのに1番有効な方法は、その解き方を事前に知っていることである。この場合には探索を全くしなくて済む。ページ97
 
^_^ 当たり前のことだが問題に当たる時にはこれらのことを頭の片隅に置いておきたい。
 
子供がやるような積み木すらコンピュータにやらせるのは大変だが、大人が苦労する数学の問題をコンピュータにやらせるのは簡単。
 
天才とはよりよい学習法の学習法を求めた結果。
 
報酬は局所的成功に与えるパターンと、最終的な目標が成った時に与えるパターンがあり、局所的に与えたほうが学習が早い。
 
第8章 記憶の理論
8・1 K-ライン:記憶の理論
8・2 臆せず記そう
8・3 心の状態と性格的特徴
8・4 心の部分的状態
8・5 レベル帯
8・6 レベル
8・7 周縁
8・8 記憶たちの社会
8・9 知識の木
8・10 レベルと分類
8・11 社会たちの層
 
記憶はいくつかの繋がったまとまりを刺激して、その体験をした時の状態に近い状態を再現するが、全てではなく、ある程度選ばれたものである。それによって記憶と現実は区別され、記憶を利用して人は物事に当たる。
 
第9章 要約すること
9・1 歩することを好むこと
9・2 勝手な手直し
9・3 失敗からの学習
9・4 苦痛の喜び
 
喜びも苦痛も複雑な合議の結果であり100%の喜びも100%の苦痛もない。様々なエージェントが競争し、最終的に意識に好きとか嫌いとかが浮かび上がっているに過ぎない
 
第10章 パパートの原理
10・1 ピアジェの実験
10・2 量の推論
10・3 優先順位
10・4 パパートの原理
10・5 <<もっと>>の社会
10・6 ピアジェの実験について
10・7 概念の概念
10・8 教育と発達
10・9 階層の学習
 
パパートの原理
心の成長における最も重要なステップとして、単に新しい技能を身に付けるステップだけでなく、既に知っていることを使うための新しい管理方法を身に付けるステップがある。ページ147
 
第11章 空間の形
11・1 赤を見る
11・2 空間の形
11・3 近さたち
11・4 生得的地理
11・5 類似性の感知
11・6 集中化された自己
11・7 仕組まれた学習
11・8 二つに分かれた脳
11・9 鉄アレイの理論
 
右脳左脳で単純に分けるやり方には注意が必要。
 
第12章 意味の学習
12・1 積み木のアーチの話
12・2 意味の学習
12・3 ユニフレーム
12・4 構造と機能
12・5 構造の機能
12・6 蓄積
12・7 蓄積の方法
12・8 不統一性の問題
12・9 例外原理
12・10 塔の作り方
12・11 原因のはたらき
12・12 意味と定義
12・13 橋渡し的定義
 
引用
自分で発見した自然現象に対して、勝手な作り話をしてしまわないように気をつけなければならない。実際の生活に完全な法則があると主張すると、何の法則も見つけられないと言うリスクを負うことになる。そんなことをするのに意味があるのは、どんな例外も説明できるようにすべき、科学だけなのである。ページ190
 
^_^ 世の中、例外と矛盾だらけ。それを理解できるようになることが、大人になるってことなのかもしれない。
 
引用
椅子を定義するには、物理構造と心理的機能の両方が必要なのである。ページ195
 
引用
目的に基づく定義は、ゆる過ぎるのが普通である。意図しないものをたくさん含んでしまう。
構造的な定義は、きつすぎるのが普通である。含ませたいものをたくさん排除してしまう。ページ196
 
2つの違った世界の橋渡しをするような考え方が、往々にして1番良い考え方になる。ページ196
 
^_^ この章が言いたかったことがだんだん見えてきた
 
第13章 見ることと信じること
13・1 定型化のしなおし
13・2 境界
13・3 見ることと信じること
13・4 子供の描画フレーム
13・5 スクリプトの学習
13・6 フロンティア効果
13・7 コピーすること
 
引用
心によって境界を聞かないと、決して「モノ」を見ることができないのである。あるものをもう一度全く同じ物として見る事は、ほとんどないからである。
 
熟達者とは考える必要のない人のことである。熟達者はただ知っているのだ。(フランク・ロイド・ライト)ページ205
 
^_^ 運転をするときに運転のことを考えなくても良くなるのはある程度運転経験のある人だけ、そういうことかな。
 
第14章 定型化のしなおし
14・1 定型化のしなおしを利用する
14・2 胴体-支柱の概念
14・3 手段と目的
14・4 正方形を見る
14・6 投資原理
14・7 部分と穴
14・8 否定的思考の力
14・9 インタラクション正方形
 
引用
何かの働きを理解するには、その働きがどうすれば失敗するか知っていると良い。ページ214
 
ニッチモサッチもいかなくなった時は、より悪い状況考えてみると、そこまで悪くないのだから抜け道が見出せるということがある。頭で考えたより悪い状況ではないのだからその部分に抜け道があるのかも知れない。
 
第15章 意識と記憶
15・1 心の瞬間的な状態
15・2 自分を調べる
15・3 記憶
15・4 記憶の記憶
15・5 内在性の幻想
15・6 色々な種類の記憶
15・7 記憶の再構成
15・8 記憶の解剖学
15・9 割り込みと回復
15・10 道を外れる
15・11 再帰性の原理
 
記憶とは、エージェント達の1部に対して、過去に何度か働いたのと同じような方法で働くようにさせるプロセスのことである。ページ235
 
初めて出会ったような問題に対しては、一度に1つか2つだけ変えていくことから始めるのが1番良い。その後、熟達していく過程の中で、記憶の中身をいくつか同時に言うような方向に変化させられるような方を、発見していくのである。ページ240
 
第16章 感情
16・1 感情
16・2 心の成長
16・3 心のプロト-スペシャリスト
16・4 交差的排除
16・5 なだれ現象
16・6 動機
16・7 利用
16・8 刺激と似像
16・9 赤ちゃんの感情
16・10 おとなの感情
 
引用
空想は、どんな複雑な問題解決プロセスに対しても不可欠なものである。問題解決のプロセスで、実際にはない情景を扱わなければならないのは、いつものことである。なぜなら、心が物事のあり方を変える方法について本当に考え始められるのは、物事の見え方を変えられる時だけだからである。
いずれにしても私たちの文化においては、思考と感情はほとんど無関係の切り離された世界にあるものと、間違って教えられてきた。実際には、思考と感情は常に、お互い絡み合っている。ページ250
 
第17章 発達
17・1 自己教育の系列
17・2 愛情による学習
17・3 愛着による単純化
17・4 機能的自律性
17・5 発達段階
17・6 成長の前提条件
17・7 遺伝のタイムテーブル
17・8 愛着のイメージ
17・9 記憶のいろいろな長さ
17・10 知能のトラウマ
17・11 知能のイデア
 
引用 
子供が一環した価値体系を構成するには、既に存在しているモデルに基づくよりほかに、方法がないからである。ページ275
 
エディプスコンプレックスは学ぶべきモデルを一つにして混乱を避けるために片方の親を避けている?
 
世間は知能の不足に関しては寛容だが感情のコントロールに関する不足には厳しい。
 
第18章 推論
18・1 機械は論理的でなければならないか?
18・2 推論の鎖
18・3 鎖のようにつなぐ
18・4 論理の鎖
18・5 強い議論
18・6 数から量へ
18・7 数とは何か
18・8 数学が難しくした
18・9 頑丈さと回復
 
大切な脳が他の部位と違って自己修復
しないのはその部位が独立に元に戻っても大切なのは他の部位とのネットワークであるからで、だから脳は破損すると別のルートを開拓し、その機能を補おうとする。
 
第19章 言葉と考え
19・1 意図のルーツ
19・2 言葉のエージェンシー
19・3 単語と考え
19・4 対象と性質
19・5 ポリニーム
19・6 認識エージェント
19・7 証拠の重みづけ
19・8 一般化
19・9 思考の認識
19・10 輪を閉じる
 
人は完全な証拠がなくても一定の条件が揃えば、それがリンゴだとか椅子だとか認識する。
 
第20章 文脈とあいまいさ
20・1 あいまいさ
20・2 あいまいさについての交渉
20・3 視覚的あいまいさ
20・4 閉じ込めとお払い箱
20・5 ミクロニーム
20・6 ニームのらせん階段
20・7 結合
20・8 結合ライン
20・9 分散した記憶
 
第21章 トランスフレーム
21・1 心の代名詞
21・2 プロノーム
21・3 トランスフレーム
21・4 エージェント間のコミニュケーション
21・5 自動性
21・6 トランスフレームのプロノーム
21・7 プロノームによる一般化
21・8 注意
 
第22章 表現
22・1 プロノームとポリニーム
22・2 イソノーム
22・3 特殊性をなくす
22・4 学習と教育
22・5 推論
22・6 表現
22・7 原因と節
22・8 割り込み
22・9 代名詞と参照
22・10 言葉による表現
22・11 創造的表現
 
第23章 比較
23・1 違いの世界
23・2 違いとコピー
23・3 時間の瞬き
23・4 もっとの意味
23・5 外人のアクセント
 
思春期以降に新しい言語の発音を習得しにくい理由は、教わる側から教える側に社会的役割が切り替わるため、子供の発音に影響されないように遺伝子的に仕組まれている可能性がある。
 
第24章 フレーム
24・1 思考の速さ
24・2 心のフレーム
24・3 トランスフレームの働き
24・4 暗黙の仮定
24・5 言葉によらない推論
24・6 方向ニーム
24・7 絵フレーム
24・8 絵フレームの働き
24・9 認識エージェントと記憶エージェント
 
読者はそれぞれに自分自身を読んでいるので、……作家の著者は一種の光学器械に過ぎない、作家はそれを読者に提供し、その書物がなかったらおそらく自分自身の中から見えてこなかったであろうものを、読者にはっきりと見分けさせるのである。ページ400
 
第25章 フレームアレイ
25・1 一度に一つのフレーム?
25・2 フレームアレイ
25・3 静止した世界
25・4 連続性の感覚
25・5 期待
25・6 フレームの考え方
 
第26章 言語フレーム
26・1 言葉の理解
26・2 物語の理解
26・3 文フレーム
26・4 パーティフレーム
26・5 物語フレーム
26・6 文と無意味
26・7 名詞フレーム
26・8 動詞フレーム
26・9 言語と視覚
26・10 言語の学習
26・11 文法
26・12 一貫性のある話
 
第27章 検閲エージェントと冗談
27・1 デモン
27・2 抑制エージェント
27・3 検閲エージェント
27・4 論理における例外
27・5 冗談
27・6 ユーモアと検閲
27・7 笑い
27・8 優れたユーモア
 
ユーモアはタブーを破ることにある。
 
第28章 心と世界
28・1 心のエネルギーの作り話
28・2 量と市場
28・3 量と質
28・4 物質の上のほうにある心
28・5 心と世界
28・6 心と機械
28・7 個々のアイデンティティ
28・8 重なり合う心
 
第29章 思考の領域
29・1  思考の領域
29・2 一度にいくつもの思考
29・3 パラノーム
29・4 領域を越えた対応
29・5 統一性の問題
29・6 自閉症の子供たち
29・7 類似性と類推
29・8 比喩
 
第30章 心の中のモデル
30・1 知っている事
30・2 知っていることと信じている事
30・3 心の中のモデル
30・4 世界のモデル
30・5 自分自身を知る
30・6 意思の自由
30・7 第3の道の作り話
30・8 知能と豊かな資源
 
付録
1 遺伝と環境
2 心の領域の起源
3 身振りと経路
4 脳における結合
5 生存本能
6 進化と意図
7 絶縁とインタラクション
8 思考の進化
 
あとがきと謝辞
用語集と文献
訳者あとがき
索引
 

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ミンスキー博士の脳の探検 ―常識・感情・自己とは―

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