『「ない仕事」の作り方』書評・目次・感想・評価

「ない仕事」の作り方 (文春文庫) 

「ない仕事」の作り方 (文春文庫)

「ない仕事」の作り方 (文春文庫)

 

 

95点
 
まじめに面白い。そして実は結構大変なんだなぁと思う。そして憧れると同時に自分には無理だなぁと思う。
 

<目次とメモ>

 

前書き すべては「マイブーム」から始まる

 

第1章 0から始まる仕事〜ゆるキャラ

 
第2章「ない仕事」の仕事術
1 発見と「自分洗脳」
2 ネーミングの重要性
3 広めることと伝わること
 
第3章 仕事を作るセンスのはぐくみ方
1 少年時代の「素養」が形になるまで
2 たどりついた仕事の流儀
 
第4章 子供の趣味と大人の仕事〜仏像
 
あとがき本当の「ない仕事」〜エロスクラップ
 
A +B= ABでなく、A+B=Cになるようにするのです。そして映画ビーのどちらかもう一方打ち消すようなネガティブなものにします。この「ゆるキャラ」は、その最たる例と言えるでしょう。ページ17
 
私は仕事をする際、「大人数に受けよう」と言う気持ちでは動いていません。それどころか、「この雑誌の連載は、あの後輩が笑ってくれるように書こう」「このイベントはいつも来てくれるあの間に受けたい」と、ほぼ近しい1人や2人に向けてやっています。あるいは、その原稿や笑を最初に受け取る編集者を笑わせたいだけで書いていると言っても過言ではありません。ページ78
 
世の中には「触れてはいけない」と勝手に思い込んで、自主規制してしまいがちな世界があります。しかし、伝統守るのも良いのですが、古い考えに縛られすぎて、良いものが多くの人に伝わるのを邪魔してしまうこともある。その「高い色」や「暗黙の了解」といったものを取り除きたい。そんな思いも私の「ない仕事」のモチベーションの1つとなっているのかもしれません。ページ105