『ファンタジア』書評・目次・感想・評価

 

ファンタジア 

ファンタジア

ファンタジア

 

 82点

 言葉では表せないと、言葉で言い表されがちな芸術、ファンタジアをわかりやすい文体で子供にすらわかるように教えてくれる一冊。

 芸術に対する新しい視点が得られる。

 特に物事を知っていることがファンタジアの妨げにはならないという言葉は大人には心強い励ましになるだろう。

 でもちょっと内容的に古いというのは否めない。原著は1977年のもの。

 

<目次>

 

創造力ってなに?

 

不変の要素

 

思考は考え、想像力は視る

 

ファンタジア 発明 創造力 想像力

 

知っているものの関係

 

冷たい炎 煮えたぎる氷(逆さ) 

 

七つ頭の竜

 

泥よけ付きのサル

 

ブルーのパン

 

コルクのハンマー

 

広場にベッド

 

五線譜のランプシェード

 

リドリー風に

 

ポップなマッチ

 

恐怖のモンスター

 

素晴らしき哉、重量挙げ選手

 

関係の中の関係

 

創造力を刺激する

 

ダイレクト・プロジェクション

 

知識を豊かに

 

クリエイティブな遊び

 

サラダ菜のバラ

 

3次元の遊び

 

オリガミ

 

フォルムの分析

 

構造分野における組み合わせ可能なモディユール

 

書体

 

反復のヴァリエーション

 

15個の石

 

創造力とフォルム

 

架空の美術館

 

モノからモノが生まれる

 

訳者あとがき