週休5日を始めるあなたに贈るほぼ0円で休日を楽しむ4つの方法

 月額65,000円で暮らすと決めて、仕事を減らし、週休5日になった時。人生で初めてたっぷりと自由な時間を手に入れて、どうしていいかわからなくなる。そんな人も多いも知れません。

 

 今まで、できるだけたくさん稼いで、言われるままに消費してきた人にとっては、実は月額65,000円で暮らすことより、手にしたたくさんの時間をどう使うか?ということの方が大きな問題なのかも知れません。

 

 たくさん働いてたまに貰った休みにお金をたくさん使って休日を楽しんでいた頃は簡単でした。みんなと同じこと、同じ場所に、雑誌やテレビが言うとおりに行ってお金を使えば休日を満喫した気になれていたのですから。

 

 でもこれからは違います。今まで通りの休日を過ごしていたら、あっという間にお金が無くなってしまいます。何しろ週に5日もあるのですから。

 

 祖母の言葉を思い出します。「働いていた頃はお金があったが遊ぶ時間が無かった、仕事をしなくなった今はお金が無くて遊べない」

 

 お金が無ければ知恵を使う。それが月額65,000円生活の基本です。

 

1.ブックオフでお気に入りのマンガを108円で買ってきて自分だけのカラー版にする。

 これは塗り絵の要領で、白黒のマンガに色鉛筆やカラーペンを使って、自分だけのカラー版を作り上げるという遊びです。

 これは自分の手持ちのマンガを使ってもいいのですが、大好きなマンガですから思い入れがあって色を塗るのを躊躇するでしょうから、あえて108円の中古を買ってくることをお勧めします。

 漫画によって色塗りのやり易いやり憎いがありますが、中でもお勧めはドラゴンボールの愛蔵版です。鳥山先生の線はしっかりしているので塗り分けしやすいですし、愛蔵版なので紙面が大きく、さらにカラー版があったり、アニメも放映されていたので塗るときの参考にできるものがたくさんあります。

 子供をお持ちの方は子供と一緒に楽しむことができます。

 大好きなマンガの自分だけの真・愛蔵版を作ってみませんか?

 

2.地元の博物館・郷土資料館などの施設を巡る。

 東京に住んでいる人は東京タワーにはあまり登らないのと同様に、人はなぜか地元にある施設にはあまり訪れない傾向があるようです。

 せっかくの休みをなんで近場で済ませなくちゃいけないんだという心理もあるのかも知れません。

 でも週休5日ならばせっかくの休みではなく、ほぼ毎日が日曜日です。せっかくですから行ってみましょう。

 グーグルマップに「博物館」と入れると、いわゆる博物館だけでなく、近隣の「資料館」や「記念館」「植物園」まで紹介されます。グーグルマップは優秀ですね。

 私の近隣では15件ほどリストアップされました。

 中には無料のものもありますが、有料のものでも、地方公共団体が運営しているので価格は安く抑えられています。また、地元民だけの割引があるところもあります。

 自転車などでサイクリングがてら出かけてみてはいかがですか?

 

3.サイクリングを始める。

 自転車は趣味としても、実用としても、健康のためにもなる一石三鳥のアイテムです。

 趣味としては車やバイクよりもお金が掛からず、実用の移動手段としてはバス代、電車代の節約に貢献し、自転車での移動は運動不足の解消にもってこいです。

 個人的には月額65,000円生活の必需品であり、王様と言ってもいいアイテムです。

 僕個人の例ですが、8年ほど前に買った5万円ほどのクロスバイクで片道50km、往復100km程度は移動できます。

 最大のコストはお腹が空くことでしょうか、行った先で牛丼やカツどんを食べたりするのですが、空腹は最高の調味料とても美味しく感じられます。

 ダイエットにも貢献してくれる自転車は趣味としても是非お勧めです。

 

4.図書館に通う。

 本を読むのは好きですか?それほど好きでない人も、週休5日の生活を始めたら是非、読書を趣味に加えることをお勧めします。

 あまり読書をしない人には手始めに本屋さんが毎年選ぶ「本屋大賞」の作品をお勧めします。これは日頃あまり本を読まない人でも読みやすい本が選ばれる傾向があります。

本屋大賞

 しかし、読書というのは実はかなりお金の掛かる趣味でもあります。何しろ一冊千数百円はするものですし、読み終わって売ったとしても、二束三文です。

 僕も昔はブックオフで買って、ブックオフで売るというサイクルで回していましたが、それでも月額65,000円での生活では本代は負担になっていました。

 そこで知ったのが図書館でした。もちろんもともと図書館の存在は知っていましたが、今は図書館の蔵書が横断的に検索できるようになっているのです。

calil.jp

 さらに登録さえ済ませておけばネットで予約し、最寄りの図書館で受け取るということもできます。

 

 さらに素晴らしいことに、市町村の図書館は蔵書不足を補うために隣の市町村でも本を借りることができる場合があるのです。(残念ながらない場合もあります)

 

 自分の住む市町村の図書館はもちろん、自分の市町村が地理的に接している市町村の図書館も調べてみてください。もしかしたら、あなたも借りることができるかも知れません。

 

 また、住んでいる市町村だけではなく、自分が働いている市町村でも本が借りられる場合があります。

 

 調べてみると自分が5~6の市町村の図書館が利用できるのがわかったりします。

 

 こうなるとかなりの蔵書から読みたい本を選ぶことができます。新刊のベストセラーは早い者勝ちの争奪戦になりますが、別に早く読んだからと言って、面白く読めるというものでもありません。

 

 むしろ、評価が出そろって多くの人が面白いと太鼓判を押した一冊を手に取ることが面白い本を確実に読む方法です。

 

 そして当然のことですが、借りた本は期日までに返さなければなりません。それすらも図書館で本を借りるというメリットです。図書館で本を借りれば、読まずに積んで置かれる積読(つんどく)を防ぎ、部屋を本だらけにしないですむのです。

 

 そして何よりお金は掛かりません。自転車でちょっと離れた隣の町の図書館に本を借りに行くというのもいい運動です。

 

5.住んでいる市町村の施設を利用する。