楽しい貧困レシピ01「暗黒バナナのたまごオムレツ」
バナナは最強のくだものといっていいかも知れません。
まず、体にいい。
さらに安い。例えば西友なら一束、100円以下で買えます。
ついでに手で皮をむいて食べられるという手軽さ。包丁も皿もいらない。手も汚れない。
ぼくはむかし、外出先でおなかがすくとスーパーで、やすい菓子パンを買ってたべていたのですが、さいきんはバナナを一房、買ってたべるようにしています。
値段も菓子パンなみですし、二本も食べれば満腹で、のこりはもって帰れますから経済的。ダイエットや、健康面でも、菓子パンより、バナナですよね。
というわけで、バナナは楽しい貧困生活の最強の味方なんですが、ひとつもんだいが・・・。
それは、夏には日持ちしないこと。
あっという間に真っ黒になって、デロデロのドロドロです。かと言って冷蔵庫に入れておくと、バナナが風邪をひくとかで、やっぱりなんだかおいしくなくなります。
なんでも13度以下で保存すると熟成が進まないとか。なんで家電メーカーは15度のバナナ室を付けた冷蔵庫を販売しないのでしょうか?
いや、冬でも夏でも15度でバナナを保存するバナナ冷蔵庫のアイデアを買ってくれませんかね。何しろ韓国にはキムチ冷蔵庫があるんですから。
さて、バナナ冷蔵庫の開発と販売はまだ先になりそうなので、食べわすれて真っ黒になってしまったバナナをどうするか。
そこで「暗黒バナナのたまごオムレツ」です。
3 あとはバナナとたまごをよく混ぜます。
4 フライパンにうすく油をひいて、オムレツの要領で焼きます。
完成です。
必要なのは、たまご、それだけです。砂糖などの調味料はいりません。
やってみた結果わかったポイントは
1 フォークでつぶれるぐらい熟したバナナを使うこと。
2 たまごを割り入れる前にバナナをつぶすこと。(たまご入れちゃうとバナナつぶしにくい)
3 オムレツにするには技術がいる。スクランブルでも味は同じ。
の三点です。
バナナの甘味で十分甘いです。そしてバナナってこんなにジューシーだったんだと驚くと思います。
甘いのでおかずというよりはおやつですかね。
黒くなってもおいしく食べられるというわけで、今日もバナナを買ってきます。
ここだけの話ですが、高級なブランドバナナって、やっぱりおいしいですよね。ぼくもたまーに熟成がすすんだやつが安くなっていると買って食べます。
高級なのは、たまに食べるからとくべつ感があっておいしいんだと、自分に言い聞かせて、いつもは一房100円以下のバナナをたべてます。