2章 考え方編18 グレタちゃんにも叱られない週休5日生活―環境保護と働かない生活は相性がいい。

 地球温暖化対策が進まないことに怒りまくっているグレタちゃん。

www.tokyo-np.co.jp

 一方で、確かに地球環境の保護は大切だが、便利で快適な生活も手放したくない。ではどうするか。

 

 答えは「できるだけ働かないこと」。

 

 手前味噌ですが、「週休5日で豊かに暮らす」というコンセプト。つまり、このサイトに答えがあるのです。(グレタちゃんみてる~?)

 

 環境保護を訴えると、じゃあお前は昔の不便な生活に戻れるのかと極論を吐き捨てる人がいますが、飢餓に苦しむ発展途上国はともかく、少なくとも先進国ではそんなことを求めているのではありません。

 

 どこまでも便利さと快適さを求めるのはやめて、そこそこで満足する。足るを知ってはどうですか?ということです。

 

 働く時間を減らせばもちろん、収入は減ります。

 

 収入が減ることで、とうぜん消費金額を減らすことになります。車は大型車でなく小型車、軽自動車、人によってはバイクや、自転車に変わるでしょう。

 

 30畳の大きなリビングのある新築一戸建てをあきらめて、2DKの中古マンションに住むことになるかも知れない。それもまた大きな資源の節約になる。

 

 季節ごとにファッション業界の都合で押し付けられるファッショントレンドを追いかけるのはあきらめてベーシックな洋服を長く使うことになるかも知れない。それもまた大きな金銭的、資源的節約。

 

 ジェット機に乗って海外旅行という計画をあきらめて、最寄りの動物園にお弁当を持っていくことになるかも知れない。ジェット機がどれだけ二酸化炭素を出しているか考えればグッと環境負荷が減りましたね。

 

 働く時間を減らすことで、消費が減り、結果的に地球にやさしい生活になります。

 

 アダム・スミスは「経済活動を個々人の私利をめざす行為に任せておけば「神の見えざる手」により社会全体の利益が達成される コトバンクより」と言いました。

 

 ぼくは言いたい。「働かない一日は地球にやさしい一日。みんながもう少しナマケモノになれば、人類はもう少し地球に優しくなれる」と。

 

 これもまた逆回転ではありますが、ある種の「神の見えざる手」と言えるかも知れません。

 

 というわけで、皆さん仕事をやめちゃいましょう。(結果に関してはぼくは何の責任も取らないけど)