To DoリストよりもWant toリスト
ぼくは忘れっぽいので、ToDoリストをスマホで書いています。
今のぼくのToDoリストにはこんなことが書いてあります。
・車の社内に掃除機をかける。
(洗車場でやるよていなのだが、雨続きでできていない)
・脱衣所の床の修理
(我が家は中古の平屋なのだが脱衣所の床がフワフワしてきているので床下から修理してくれと相方から言われている)
・テレビアンテナの撤去
(うちはテレビは見ないし、アンテナがズレて映らないのだが、NHKの集金人がしつこいのでアンテナ自体を撤去して二度とうちに近寄らせたくない)
うん、どれもやらなくてはいけないことだけど、やらなくてはいけないこと=義務、というのは、みているとちょっと憂鬱になります。
一方でぼくはWant toリストも作っています。これはやりたいけど、ちょっと今はできないことをメモっておくリストです。
お金が掛かることもありますが、掛からないこともあります。
「やりたいこと」なんて、わざわざメモっておかなくても、覚えておけるでしょ、忘れるっていうことは、大してやりたくないんだよ。
という意見もありますが、実際、我々、人間は自分で思う以上に忘れっぽい生き物なのです。
例えば、テレビで映画をやっていて「ああ、これ観たいと思って、そのまま忘れてた映画だ」なんてことはありませんか?
実際、「やりたいことWant to」というのは「やるべきことTo do」と違って、自分以外の誰も気にかけてくれません。
「やるべきことTo do」に関しては相方が風呂に入る度に「床が抜ける」と騒いだり、NHKの集金人がやってきたりして、嫌でも思い出させてくれるのですが。
だからこそ「Todoリスト」よりも「Want toリスト」の方が大事なのです。
人生でやりたいことというのは宝物です。やりたいことは生きる原動力です。人生で偉大なことをやり遂げる偉人ではない僕らは、小さな幸福を拾い集めて、人生を幸福に織り上げていくことが大切だと思うのです。
「Want toリスト」に書くものは、別に大げさなことではなくてもいいのです。
よく自己啓発系の本では、5年後に独立とか、世界一周とか、厳しい競争を乗り越えるモチベーションとしての、やりたいことリストが紹介されていますが、それは目標であって、僕の考える「Want toリスト」とはまったく違います。
好きなアーティストの新曲をYouTubeでチェックでも、気になっていたマンガをブックオフで・・・、テレビでやっていたアイスのちょい足しレシピを試してみるでも。
やろうと思えば、すぐにできるし、どれもうっかりしていると消えてしまうような些細ことですが、どれもせっかく見つけた幸福の種で、やればきっとその時間、自分を幸せにしてくれます。
ちなみに僕のWant toリストにはこんなことが書いてあります。
・ネットフリックスに一か月だけ入って「バンドオブブラザーズ」を一気見する。
・Huluに一か月だけ入って「森の中の小さな家」を一気見する。(実行中)
・無料マンガアプリで30巻まで読んだジャイアントキリングの続きをブックオフで・・・。
・おかずのクッキングで見た土井善晴先生のフランスパンのフレンチトーストを作って食べてみる。
・夏に植えられる野菜を調べる。