悪魔「マスクも神の手に委ねよ」

 

headlines.yahoo.co.jp

 

マゴット

「マスクの転売がとうとう禁止されたね、ざまーみろ転売ヤーめ」

 

悪魔

「人間どもは愚かだな、まったく」

 

マゴット

「そうだね、人の不安に付け込みやがって」

 

悪魔

「俺が言っているのは、転売禁止することが馬鹿げていると言っているのだ」

 

マゴット

「なぜ?」

 

悪魔

「転売を禁止して、マスクは必要なひとのところに行くのか?」

 

マゴット

転売ヤーが買い占めしなくなるから、お店で買えるようになるんじゃない?」

 

悪魔

「ならんな、買占めをしているのは転売ヤーだけではなく、不安に駆られて家にマスクを溜め込んでいる人間だ」

 

マゴット

「まぁ、そうだけど、転売ヤーがいなくなれば・・・」

 

悪魔

「しかも転売ヤーの買った分は、少なくとも必要な人の元に届く、たとえ対価が高額だったとしても、だ。対価が一箱2万円だとしても、2万円払っても欲しい人の元にマスクは届く」

 

headlines.yahoo.co.jp

 

マゴット

「その高額転売が問題なんだろう、もうけ過ぎだよ」

 

悪魔

転売ヤーに買われたマスクは市場に出てくるが。一般人に買い溜めされたマスクは市場に出てこない、つまりコロナウイルスで必要されている間、何の役にも立たず棚の上でストックされるのだ」

 

マゴット

「確かに・・・そうだけど」

 

悪魔

「マスクが日本国内で売りさばけないとなれば、転売ヤーはどうするか?中国に売るか、韓国に売るか・・・そして買い溜めした人間は・・・」

 

マゴット

「買い溜めした人間は・・・」

 

悪魔

「そして、買い溜めした人間は後で愚かにも笑うのだ『あのコロナ騒動の時に私、マスクを10箱も買い溜めしちゃったのよ、使い切るのに何年掛かるのかしらね、ははは』なんてな、自分がしたことの意味もわからずにな」

 

マゴット

「・・・」

 

悪魔

「おまえら正義ずらした連中が、転売ヤーを叩くから、多くの人が手持ちで余っているマスクを売るにしても躊躇する、その結果、一部の面の皮の厚い奴だけが、大きく儲けたのだ」

 

マゴット

「俺たちが、転売ヤーを叩くから、転売ヤーが大儲けできたってこと?」

 

悪魔

「その通りだ」

 

マゴット

「そんな・・・でも、転売が禁止されたからもう、大丈夫だね」

 

悪魔

「まったく愚かだな、転売禁止でマスクを必要な人間が金を出しても手に入れられなくなった、金で解決できる問題を、金で解決できない問題にしてしまったのだ」

 

マゴット

「でも、今度は国がマスクを買い取って必要な人のところに届けることにした見たいだから、大丈夫だね」

 

悪魔

「それこそが最悪中の最悪だな」

 

マゴット

「なんで・・・」

 

悪魔

「日本政府はマスクが必要な人間を把握してるのか?」

 

マゴット

「国民全員に平等に配ればいい、実際、北海道では各家庭に郵便で配っているらしいから・・・」

headlines.yahoo.co.jp

悪魔

「なるほど、花粉症の人間にも、タクシー運転手にも、一切家を出ない引きこもりにも、同じ枚数配ると・・・それでうまくいくなら、ソビエト連邦は今でも大国として存在していただろうな」

 

マゴット

「・・・」

 

悪魔

「日本人は国がなんとかしてくれるという思いが強すぎるな、国がマスクを買い集めても必要な人の元には届かない、実際、国はマスクを大量にストックしていながら、放出するつもりは無いようだ、それでさらにマスクを買い集めるなら、買い溜め人間と変わらん」

 

headlines.yahoo.co.jp

 

マゴット

「じゃあ、悪魔はどうすればいいと思っているの?」

 

悪魔

「市場を利用しろということだ、転売ヤーを叩くのではなく、手持ちのストックを必要な人に売ろうという流れに世論を持っていくのだ、多くの人がマスクを売れば、一箱2万なんて金額にはならないだろう、悪魔としてはこんなことは言いたくないのだが、"神の見えざる手"を利用しろということだ」

 

マゴット

「でも、そんな風にはならないような」

 

悪魔

「転売を解禁し、国でも、地方自治体でも、ネットで、店頭で、一箱2千円や3千円でマスクを売るのだ」

 

マゴット

「定価より高いのはちょっと」

 

悪魔

「定価で売り続ける限り、朝から薬局巡りをできる人間しか、マスクを買えない、仕事や子育てで薬局に並べない、本当にマスクが必要な現役世代の人間はマスクを買えない、一箱2千円、3千円なら、転売ヤーや無駄な買い溜めする人間は買わない、仕事帰りでも薬局でマスクが買えるかも知れない」

 

マゴット

「定価より高いのはちょっと」

 

悪魔

「国がネットでマスクを大量に売り始めれば、マスクを売ってもいいという流れを作れる、そしてマスクの価格は下がり、必要な人の元に届き始める」

 

マゴット

「人の不安に便乗するような商売は・・・」

 

悪魔

「保険会社」

 

マゴット

「え?」

 

悪魔

「保険会社なんて、まさに人の不安に付け込む商売だ」

 

マゴット

「そうだけど・・・言い方の問題なんじゃ」

 

悪魔

「だから保険会社のCMなんて、良いイメージを植え付けようと必死だろ?、あれは実は人の不安に付け込んで儲けているのを・・・」

 

マゴット

「うわぁ、そろそろ帰ってくれ、悪魔め、悪霊退散!!」

 

悪魔

「ぐわぁーーーーー」

『Think clearly シンク・クリアリー』

Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法

Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
 

 

はじめに

1 考えるより、行動しよう−「思考の飽和点」に達する前に始める

 

何を書くかと言うアイディアは、「考えている時」にではなく、「書いている最中」に浮かぶと言うことだ。ページ23

 

^_^ まぁ、そういう面もあるかな。

 

2 なんでも柔軟に修正しよう

 

早いうちに軌道修正をした人は、長い時間をかけて完璧な条件設定を作り上げ、計画がうまくいくのをいたずらに待ち続ける人より得るものが大きい。ページ35

 

^_^ 完璧な計画より、臨機応変の才ということか。

 

3 大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう

 

この37とは、応募者数である105、数学定数e(= 2.718)であって求めた数である。ページ38

 

数多のスポーツや作家の中からお気に入りを見つけだしたり、人生のパートナーや住む場所や楽器が夏休みを過ごす場所は選び出したり、自分に最適なキャリアや職業や専門分野を決めたりするときは、まず短期間にたくさんの選択肢を試してみたほうがいい。
興味があるものだけに限らず、できるだけたくさんのものを試してから、最終的な判断を下すのだ。どんな選択肢があるか、全体像を掴む前に1つを選び取ってしまうのでは、早計すぎる。ページ39

 

^_^ 住む場所や嗜む楽器や趣味、そして仕事も。人生は長くなる一方なのだから色々試してみるべきだろう。パートナーも?

 

4 支払いを先にしよう

 

良い人生を送れるかどうかは、「事実を前向きに解釈できるかどうか」で決まることが多いのである。ページ46

 

「ピーク・エンドの法則」と呼んでいる法則がある。私たちの旅行に出かけたときの記憶に残るのは、その度の「ピーク」と「終わり」だけで、残りは忘れ去られてしまう、と言う法則だ。ページ46

 

^_^ 辛いことは先にということか。

 

お金より、ストレスの方を節約することにしたからだ。ページ48

 

^_^ この考え方が僕には必要かもしれないなぁ。

 

失った時間とお金は取り戻せないが、起きた出来事の解釈の仕方を変えることができる。ページ51

 

5 簡単に頼み事に応じるのはやめよう

 

頼み事をされたときには、その無理な要求を検討する時間は、きっかり5秒間。ページ58

 

^_^ これは僕には難しそうだ。

 

6 戦略的に「頑固」になろう

 

ウォーレン・バフェットは、「事後交渉は受け付けない主義」だと言う。バフェットに会社を売却したければ、チャンスは1度。売主は、いちどしか売却価格を提示できないのだ。
バフェットはその提示価格に基づいて、会社を買い取るかどうか決める。その価格をバフェットが高すぎると判断としたとしても、売主の価格を下げて再交渉する余地は無い。いちどこまれたらそれで終わり。バフェットは主義を曲げないと言う評判を築き上げ、それによって確実に最初から最高の条件を提示され、違いが折り合えるポイントを探して時間を無駄にするということがなくなった。ページ65

 

妥協しないで、自分の制約を守り通そう。制約を100%全うすることが、そのうちの99%だけを実行するよりも、実は優しいのだ。ページ66

 

^_^ 確かに。そういう面は大いにある。

 

7 好ましくない現実こそ受け入れよう。

 

^_^ 人生にフライトレコーダー。

 

8 必要なテクノロジー以外は持たない

 

正確には、車の購入日を稼ぐための労働時間とか、車の保険料や維持費とか、ガソリン代とか、交通違反の罰金を支払うために必要な労働時間も考慮に入れ、この両方の労働時間と渋滞時間の合計を走行時間に加える必要がある。元カトリック新婦の社会評価、1番・リーチは、まさにこの方法を使って、アメリカにおける様々な車の「平均速度」を算出した。その結果、あるアメリカ車の平均速度は「たったの6キロ」程度だった。つまり歩く速度が変わらなかったのだ。

 

^_^ つまりテクノロジーは素晴らしいが、そこには反生産性が潜んでいるということだ。付き合い方を誤ると逆に損をする。歩いた方が健康にもいい。

 

9 幸せを台無しにするような要因を取り除こう

 

「ダウンサイドを避ける」のが何よりも重要だと言うことだ。投資をする際、バフェットとマンガ―は、アップサイドに目を向ける前に何を避けるべきか−つまり、何をすべきでないか、マイナスがどこにあるか気を配ると言う。
バフェットはこんなことを言っている。「私たちは、ビジネスにおける難問の解決法を見つけたわけではない。難問を避けたほうがいいと気づいただけだ」。

 

^_^ 人生のアップサイドは人それぞれだが、人生のダウンサイドは明確になっている。

 

良い人生は、究極の幸せを求めた結果として得られるものではない。馬鹿げたことや愚かな行為を避け、時代の風潮に流されなければ、人生はおのずとうまくいく。「何を手に入れたか」で人生の豊かさが決まるわけではない。「何を避けるか」が大事なのだ。ページ87

 

^_^ 人生において避けるべきものとは?

 

10 謙虚さを心がけよう

 

あなたが手に入れた成功のうち、あなたの個人的な成果が占める割合はどれくらいだろうか?
そう、正しくは「0%」。あなたの成功は、本質的に、あなたが何も、本当に何一つ影響を及ぼせないことに基づいて成り立っている。ページ94

 

^_^ 確かにそれが現実だ。ぼくは幸運なだけなのだ。

 

11 自分の感情に従うのはやめよう

 

「感情」の代わりにあなたが分析しなければならないのは、あなたの「過去」だ。
あなたの人生に繰り返し起こる出来事はなんだろう?出来事が起きた経緯を後付けで解釈するのではなく、起きた出来事そのものに注目して分析すれば、自分を知る手がかりになるはずだ。ページ99

 

^_^ そう考えると自分は飽きっぽく、怠け者で、内向的。

 

自分の感情分析がうまくいかない、2つ目の理由は、あなた以外にあなたの心の決定権を持つ人がいないからだ。
心の中で自分がどんな感情持っていると判断しようが、それに異を唱える人が誰もいない。その時に自分が唯一の権力者でいるのはとても心地良いが、修正機能が働かないために的確な自己分析などできない。ページ100

 

^_^ 確かに正解が与えられない問題をいくら解いても進歩はない。そこに修正がないからだ。

 

私は自分のことを、「感情と言うありとあらゆる種類の鳥たちが飛んできては去っていく、開けていて風通しの良い屋内市場」のように捉えているのだ。ページ102

 

^_^ これは面白い発想だ。自分の感情と常に距離が取れる。

 

「周りの人の感情」は常に真剣に受け止めるべきだが、「自分の感情」とは真面目に向き合う必要は無い。自分の感情は、あたりを羽ばたかせておけば良い。どのみち、感情と言うものは、自由気ままに行ったり来たりを繰り返すものなのだから。ページ103

 

^_^ 自分の感情ここまで決して良いものなのか少し不安になる。

 

12 本音を出しすぎないようにしよう

 

アイゼンハワーのようにこうした「2番目の人格」を作り上げることをお勧めしたい。それには、本音を出しすぎず、約束したことを守り、あなた自身の心情に従った行動とれば十分。それ以外の事は、他人からほとんど注目されない。ページ110

 

^_^ 意識と覚悟を持って外面を作るということか?

 

13 物事を全体的に捉えよう

 

^_^ 判断をするときはフォーカスレンズではなく、広角レンズで。

 

14 買い物は控えめにしよう

 

たとえ大金が稼げても、喜びをもたらさない仕事に就くのは馬鹿げている。稼いだ多額のお金を、何かの経験することにではなくものに投資している場合はなおさらだ。
ウォーレン・バフェットはこんな風に言っている。「胃がいたくなるような人たちのために働くのは、お金のために結婚するようなものだ。どんな理由があろうとそれは惨めな行為だが、すでに裕福な人間がそんなことをするのは全く愚かしいとしか言いようがない」。ページ126

 

^_^ ぼくは日本に生まれたというだけでもう十分裕福だと思っている。

 

私たちは「モノ」が与えてくれる幸せの効果を過大評価し、「経験」が与えてくれる幸せの効果を過小評価している。ページ127 

 

^_^ モノより経験。

 

15 貯蓄をしよう

 

限界効用低減の法則
消費する水が増えるごとに水に予定得られる満足感を小さくなっていき、一定を過ぎると満足感は全く得られなくなってしまう

 

イースターリンのパラドックス
基本的な需要が満たされてさえいれば、生活がより豊かになっても幸福度は変わらない

 

あなたの所得が貧困ラインを越えて金銭的な余裕ができたら、良い人生を手に入れられるかどうかは「お金以外の要素」で決まる。ページ135

 

16 自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう

 

「能力の輪」の内側と外側の能力差には、1000倍もの開きがあるのだ。ページ142

 

^_^ そもそも自分の「能力の輪」がどこにあるのかわからない。

 

1つでも素晴らしい能力があれば、欠点がいくつあろうと帳消しになる。ページ143 

 

 

17 静かな生活を大事にしよう

 

せわしなく動き回るのを控え、何事にも落ち着いて、長期的に取り組むこと ページ151

 

18 天職を追い求めるのはやめよう

 

ヒトラーも間違いなく「天の声」に従った1人だし、ナポレオンも、スターリンも、ウサマ・ビンラディンもそうだろう。道義的に考えても、「天の声」は有意義なものとは言えそうにない。ページ158

 

実際の自分の能力に基づいて仕事を選んだ方が良い。幸い、「得意なもの」と「好きなもの」は同じであることが多い。もう一つ重要なのは、あなたの才能を他の人々が「高く評価してくれること」だ。そうであればあなたの生活の糧を得られる。ページ159

 

^_^ うむむ。自分にとってそれはなんだろう?

 

19 SNSの評価から離れよう

 

ウォーレン・バフェットは、同じ位との質問を、こんな風に表現している。世界一素晴らしい恋人なのに、他人からひどい恋人と思われるほうがいいか、それとも、実はひどい恋人なのに、他人からは世界一の恋人だと思われる方がいいか?ページ162

 

バフェットはさらに「内なるスコアカード」と「外のスコアカード」の違い、と言う言い方をしている。分かりやすく言えば、「自分の内側にある自分自身の基準が大事か、それとも周りの人の基準が大事か」と言うことである。ページ163 

 

世間の人々は、あなたについて好き勝手なことを書き、ツイートし、投稿する。あなたに隠れてヒソヒソ話をしたり、噂話をしたりする。あなたは極端に褒めあげたり、ひどい厄介ごとに巻き込んだりもする。どれも、あなたには全くコントロールできないことばかり。だが幸いなことに、コントロールする必要もないのだ。ページ166

 

^_^ 狩猟採集生活の余波はこんなところにもあるのか。狩猟採集生活では村での自分の評判は死活問題だった。しかし、今は違う人に一部の人に嫌われても生きていける。

 

20 自分と波長の合う相手を選ぼう

 

歴史の終わり幻想
人間は過去を振り返ると自分の性格や価値観は変わったと思うのに、未来を考えると将来の自分の性格や価値観は変わらないと思い込んでいる。

 

最も効果が期待できるのは、「あなたが、自分自身の性格を、あなたが慕っている人に近づくように意識すること」だ。ページ172

 

^_^ うーん。誰かなぁ。仏陀w

 

私が最も大事にしているルールの1つに「誰かの性格を変えなければならないような状況を避ける」というのがある。ページ173

 

^_^ これは、重いなぁ。その中には兄弟、親なんかもいるからなぁ。パートナーは変えるチャンスはあるが。

 

どんなに多額の利益が見込める場合でも、自分と波長の合わない人たちとはビジネスをしない。そこで働く人たちの考え方やものの見方を変えなければならないような組織の運営も、引き受けないことにしている。ページ173

 

^_^ この考え方を変えるようなことをプロジェクトXとかは取り上げていたのだが、うまくいくのはテレビ番組になるぐらいレアだということだろう。

 

アメリカのサウスウエスト航空は、すでに創業時に「者の気質に合う人を雇い、スキルはトレーニングで身に付けさせる」と言う企業理念を社旗に書き込んでいる。ページ173

 

好感があって、信頼のおける相手としか、仕事をしてはならない ページ174 

 

信頼できる相手とだけ付き合って、それ以外の人間は全て追い払ってしまえば、とても快適になる。賢い人間は害虫みたいな奴らからは距離を置くものだ。そーゆー連中は大勢いるがね。チャーリー・マンガー ページ174

 

^_^ 教訓としては泥棒や詐欺師とは付き合わないということか。厳しい教訓ではある。人の性格は変えられない。そんなものは宗教家やカウンセラーにでも任せておけということか。

 

21 目標を立てよう

 

「幸福度の高さ」は「所得の高さ」によるものではないのだ。というのも、経済的な成功人生の目標にしていなかった人たちの場合には、所得の高さは人生の幸福度にほとんど影響与えていなかった。
つまり、人が幸せを感じるかどうかは所得の額によって決まるのではなく、目標達成できたかどうかで決まるのである。人生の目標がお金以外の場合でも、同じような傾向が確認されている。ページ180

 

^_^ 自分の人生の目標はなんにしようか?長生きならどうだろう。老後はずっと幸せでいられる。何せ人生の目標をずっと達成中なわけだから。

 

大事なのは、少しでも早くどこかにたどり着くことではない。自分がどこに向かっているのかをきちんと把握しておくことだ。ページ182

 

^_^ ぼくはどこに向かおう?長生き?本を書くこと?毎日、今日も幸せだったと思って寝ること?


22 思い出作りよりも、今を大切にしよう

 

体験する出来事の「長さ」さえ、脳の認識には影響与えない。実験の長さは60秒でも、90秒でも学生たちの答えは変わらなかった。どんな出来事の記憶に対しても、時間の長さ意味を持たないのだ。旅行に出かけた期間が1週間だろうと3週間だろうと、旅行の思い出に差は出ない。事務所で過ごしたのが1ヶ月だろうと1年だろう、同じ位強烈に家の中の記憶は残る。後者時間の長さの誤認は、「持続の頃子」と呼ばれている。「ピーク・エンドの法則」に対で記憶に大きな影響を及ぼす、脳の勘違いである。ページ188

 

^_^ この部分において作者はやや大げさに表記していると思われる。あくまで軽視であって影響を及ぼさないわけではないだろう。実際の時間の差ほど大きな影響を及ぼさないということだろう。

 

本当に充実した人生を送りたいか、それともアルバムだけを充実させたいか。そのどちらがいいかを考えてみればわかるだろう。ページ190

 

23 「現在」を楽しもう

 

^_^ この章については賛同できない。思い出には著者が述べる以上の価値がある。何しろそれは人生には確実に存在する幸福でない瞬間にも取り出して幸福を感じることができるからである。
確かに旅行に行って写真ばかり撮っているのも考えものではあるのだが。

 

24 本当の自分を知ろう

 

頭の中には常にフォルトゥナ訪れる余地を持っておこう。ページ205

 

^_^ 偶然の不幸への心構えをしておけということ。偶然は我々が思っているよりも強い力を持っていることを覚えておこう。

 

実際の私たちは、私たちが考えているより、多面的で、複雑で、矛盾の多い存在だ。誰かがあなたを「間違って」評価しても驚いてはいけない。あなただって、自分を正しく評価できていないのだ。ページ205

 

25 死よりも、人生について考えよう

 

ジェームズ・ディーン効果
輝かしいキャリアのピークで亡くなった俳優の評価がその後においても高く維持されやすい効果。日本では松田優作さん辺りがこれに当たるのだろう。

 

26 楽しさとやりがいの両方を目指そう

 

「欲求」と「良い」のバランスの良い配分を心がけるようにお勧めしたい。どちらか一方に偏るのは避けよう。なぜなら、いちどバランスをしなってしまうと、どんどん極端な方向に走りやすくなるからだ。チョコレートも体もセックスも、2キロ分のチョコレートを食べ、24時間ぶっ続けでテレビを見て、オーガズムに出した後ではただの不毛な行為でしかない。
同じように、昼夜の別なく世界の救済のために奔走し、自分の楽しみを一切持とうとしないのも、やはり幸せとは言えない。1番良いのは、「意義」のある何かと「楽しみ」のためにの何かを、交互に繰り返すことかもしれない。ちょっと世の中のためになることをした後は、いっぱいのビールを楽しむと言うように。ページ229

 

^_^ 最後のビールのくだりは気が利いていていいね。

 

27 自分のポリシーを貫こう

 

摩擦を起こさずに生きていけるのは操り人形だけである。ページ227

 

28 自分を守ろう

 

ミーティングの場などで悪意のある言葉であなたを攻撃する人がいたら、その人に、その発言をもう一度繰り返してもらうのだ。すると、ほとんどの人が負けを認めるはずである。ページ234

 

尊厳の輪
能力の輪のように自分の守るべきポリシー。

 

29 そそられるオファーが来たときの判断を誤らない

 

良い人生には「自分の判断の基準となる、小さく強固な尊厳の上が必要」だという点だ。私たちはこの話を(A)より筋の通った論理、(B)あなたの人生が脅かされる危険、(C)悪魔との契約、と言う3つの攻撃から守らなければならない。ページ239

 

^_^ このより筋の通った論理というのが面白い。

 

30 不要な心配事を避けよう

 

^_^ この章の内容には賛同できない部分が多い。瞑想はその場限りではないし、大抵の保険は金融屋に付け込まれる原因でしかない。

 

31 性急に意見を述べるのはやめよう

 

精神的な「複雑すぎる質問用」のバケツを1つ用意しておくと良い。あなたの興味を持てない質問や、答えられない質問や、難解すぎる質問を投げ入れるためのバケツだ。それでも、1日あたりいくつかは、意見を述べて良いテーマや意見を述べなければならないテーマは残るはずだ。ページ252

 

^_^ 確かにその傾向はある。人は何にでも意見を述べたがる。全く門外漢でも、しかも直感で答えを出してから、そこに理屈をつける「感情ヒューリスティック」が働くから始末に悪い。自分に関係ない質問はゴミ箱に捨てておこう。ぼくには関係ない。

 

軽率に意見を述べる頻度が少なければ少ないほど、あなたの人生は向上する。あえて具体的な数字を出すなら、あなたがプライベートやビジネス上で述べる意見で本当に重要なのは、ほんの1%程度。それ以外の99%は実は不要なのだ。ページ255

 

^_^ 答えるべきテーマはなんだろう?

 

32 「精神的な砦」を持とう

 

「辛い状況乗り切る」ための4つのアドバイス

1つ目は、運命の存在を受け入れること。人間たちの最高の時期と最悪の時期が入れ替わる。

 

2つ目は、あなたが所有しているものも、大事にしているものも、愛しているものも、すべては永遠でないと理解しておくこと。

1番良いのは、それはあなたに一時的に貸し出されただけのもので、いつまで取り上げられてもおかしくないのだと思うことだ。

 

3つ目は良いことにも負の要素はつきものだったと言うことを忘れないこと。

 

4つ目は、あなたの思考や、思考の道具や、風には損失の状況の悪化に対する精神的な対処法だけは、誰もあなたから取り上げることができないと言うことだ。「精神的な砦」と言っても良いだろう。

私たちは、失業も、飢えも、戦争も、行きも、私さえも、例外的にシステムがうまく機能しなかったせいで起こると考えている。だがそう考えるのは間違いだ。ページ261

 

^_^ 幸不幸はやはりそこにあり、運命の女神フォルトゥナは力を失ってはいない。

 

33 嫉妬を上手にコントロールしよう

 

現代ほど、他人との比較が盛んに行われた事は無い。インターネットのおかげで、嫉妬は今や社会に蔓延する証の1つになってしまっている。
ソーシャルメディアの使用を減らせたら、次は、「実生活で、他人と比較せざるを得ないような機会」も避けるようにすると良い。ページ267

 

34 解決よりも、予防しよう

 

賢明さの定義とはつまり、困難に対して予防的措置を施すことなのである。ページ271

 

^_^ この点に関しては疑問に思う。予測がつき得る困難であれば避けようもあるがどんなに賢くてもあらゆる困難を予防することができない。それを理解できずに予防に奔走する人もいる。
予測されるトラブルの多くは実際に起こらない。実際に問題が生じてから対応した方がコストパフォーマンスが良い場合もよくある。

 

35 世界で起きている出来事に責任を感じるのはやめよう

 

世界の難題に立ち向かうための思考の道具、2つ目。あなたが、この星の苦境を少しでも救いたいと思うなら、「寄付」をしよう。それも「時間」ではなく「お金」を寄付するのが良い。
あなたが救急医や、爆弾処理の専門家や、外交官でもない限り、戦争地域に向かうのはよしたほうがいい。ボランティアの参加が賢明と思い込んでいる人は多いが、実際は、ボランティア活動にはあまり生産性がない。
あなたの時間を最も効率的に使えるのは、あなたが自分の「能力の輪」の中にあることを行った時だ。そういうことであれば、あなたの1日あたりの生産性を最大化できる。
もしも、あなたがボランティアでサハラ砂漠の水用のポンプを設置したとしても、地元のポンプ工ならばほんのわずかな賃金でできる程度の労働でしかない。それにあなたがポンプを設置すれば、その分彼らの仕事が減ってしまう。
その上、あなたがボランティア活動で設置できる給水所は1日2回程度でも、あなたが自分の仕事をこなしてお金を稼ぎ、そのお金を地元のポンプ職人への支払いに当てれば、その日の終わりまでには新しい給水所が100カ所ができあがる。
もちろん、ボランティア活動をすれば充実感は得られるが、大事なのはあなたがどう感じるかではない。熱心な慈善活動が有意義だと思い込むのは、私たちが陥りがちな思考の落とし穴だ。現地の素晴らしいスペシャリスト(国境なき医師団ユニセフなど)達は、あなたのお金をあなた以上に有効に使ってくれる。
だから私たちは、自分の仕事に精を出し、稼いだお金をその道のプロに手渡すことにしよう。ページ282

^_^ 全くみもふたもないが全くその通りだとも言える。

 

見聞きするニュースの量思い切って「制限」しよう。特に人道的な問題に関するニュースには気をつけたほうがいい。
胸をえぐられるような映像を見て、テレビの前で犠牲者への哀れみにどっぷり浸っていても何もならない。犠牲者のためにもあなたの為にもならないし、世界で起きている惨事に「興味を持つ」のはただの覗き見趣味に過ぎない。
惨事についての情報を「積極的に入手する」のは人道的な行為のように感じるかもしれないが、実際にはそうでは無い。そもそも犠牲者にも失礼だ。紛争や戦争で世界が起きている惨事を本当に理解したければ、1年ほどかかるかもしれないが本を読むのが1番だ。どのみちあなたには、(救済のための寄付をする以外)できる事は何もない。ページ282

 

^_^ 全く身もふたもないが反論の余地もない。笑ってしまうほど。

 

「世界で起きている出来事は、あなたの責任ではない」。ジョン・フォン・ノイマンのこのすばらしい考え方を、私も真似することにした。意識的に社会に対して無責任でいることに決めたのだ。そう決めてから、私は前よりずっと幸せを感じられるようになった リチャード・ファインマン ページ284

 

36 注意の向け方を考えよう

 

情報は私たちに何かを与えているのではなく、逆に私たちから何かを盗んでいる。ネット上でどんなにきれいに見えていても、Instagramの投稿は略奪である。ニュース速報もメーリングリストも(ほとんどの場合は)同じだ。それらに関わった途端に、私たちは自分の注意や、時間や、場合によってはお金まで奪われてしまう。ページ289

 

^_^ うわぁと思うほど辛辣である。老人たちはテレビから奪われ、若者はネットから奪われる。
では奪われていない状況とはなんだろう。それは能動的であるということだろうか?
自分で考え、選んだ時間の過ごし方。いや、人生そのものは誰かに奪われるためにあるのかもしれない。
それは親かもしれないし、子供かもしれないし、パートナーかも知れないし、テレビかも知れないし、フェイスブックかも知れないし、ゲームかも知れない。どちらにしても時間という人生の断片を捧げても悔いのない相手を選びたいものである。

 

^_^ この著者は新しいものに対して、というか人類や科学やテクノロジーの進歩に対してな興味が薄いのかも知れない。
だから「マルチメディアからはできるだけ距離をおこう」などと言えるのだろう。最新テクノロジーほど面白いものはないのに。

 

「あなたがどこに注意を向けるかで、あなたの幸せが感じるかどうかが決まる」と心理学者のポール・ドーランも書いている。ページ293

 

37 読書の仕方を変えてみよう

 

^_^ この気に入った本を2回読む。読む本を制限するという考え方には賛同できない。この著者にどう思う思考の硬直化が見られる、原因はこのような読書の仕方だと思う。
読書の傾向を選り好みしすぎると、考え方が硬直し自分の嗜好に合った本しか読まなくなる。
その結果、あっという間に考え方は老人になる。
この著者は良いことも言うがテクノロジーに対する忌避感や思考の硬直化が感じられる。
三冊に一冊は自分の趣味ではない本を人に勧められて読んでみると言うのも必要なのだ。

 

38 自分の頭で考えよう

 

知識の錯覚
自分が知っていると思っていることでも、いざ説明してみようとするとほとんど知らないことに気づかされる。例としてファスナーについて自分の知識を1から10で評価してもらい、その後ファスナーについての説明を書いてもらった後自分の知識を1から10で評価してもらうと、説明を求められた後のほうがはるかに自己評価が低くなる。

自分が世界を理解できていないと早く気づけば気づくほど、世界をよりよく理解できるようになるのだから。ページ309

 

^_^ その考えが覆るのはどんな時か?そう尋ねられて答えられない場合は、人はその考えを盲信していると言っていい。

 

39 「心の引き算」をしよう

 

まだ持っていないものについて考えるよりも、今持っているものを持てていなかった場合、どれくらい困っていたかについて考えた方が良い ストア派の哲学者 ページ316

 

40 相手の立場になってみよう

 

小説を読もう。できるだけたくさん、それもできるだけ質の良いもの。よくできた上で世界に入り込んで、主人公の運命のアップダウンを一緒に経験するのは、思考と行動の中間に位置する有効な解決策である。ページ323

 

^_^ 小説の力が人種差別をなくす原動力になったと言う考え方もある。ある黒人女性の人生を描いた小説を読んだ白人男性は黒人女性のマイノリティーとしての苦悩を追体験できるからだ。実際、そのような小説はたくさんあった。

 

41 自己憐憫に浸るのはやめよう

 

自分が穴の中に入るとわかったら、掘るのをやめろ アメリカの諺 ページ326

 

過去に不幸だからといって、今向こうでいなければならないと言う事は無い。現在抱えている人生の問題がどうにかして対処できる類のものなら対処すれば良い。もし対処できないようなら、その状況に耐えること。口をこぼすの時間の無駄だ。ページ330

 

^_^ 確かにそうだ。人は不幸の理由を探すのに躍起になるが、不幸から抜け出すことにはそれほど必死にならない。
過去が、親が、教育が、歴史が、国が、環境が、あなたが泥沼に落ち込んだ理由はいくらでも見つかるが、そんなことをしている暇があるならさっさと泥沼から抜け出した方がいい。

 

42 世界の不公平さを受け入れよう

 

世界に公平さを保つためのシステムは存在しない。その事実を思い切って受け入れるのも、良い人生の条件の1つだ。あなた自身の畑に、つまり、あなた自身の日常生活に意識を集中しよう。ページ337

 

^_^ ある意味自分の非力を受け入れると言うことなのかもしれない。

 

43 形だけは模倣するのはやめよう

 

カーゴ・カルト
第二次世界大戦の激戦地であった南の島で兵士が輸送機を呼び出して補給を受けるのを見た島民たちが、その形式を模した儀式を行うようになったこと。またそれに似たような意味のない形式主義を批判して言う言葉。

 

形だけを追い求めるのはやめよう。どんな顔・オカルトにも関わらないほうがいい。中身の伴わない「形式主義」は、私たちが考えるよりずっと社会に蔓延している。良い人生にしたければ、形式主義をきちんと見抜き、あなたの人生から締め出したほうがいい。形式にこだわれば、時間を無駄にするだけでなく、あなたのものの見方まで狭くなる。そしてカーゴカルトに陥っている人や組織とは距離をおこう。ページ343

 

44 専門分野を持とう

 

各分野内での競争は熾烈だが、専門分野の数は無数にある。「商社の風∞」とテクノロジーの専門家、ケビン・ケリーは言う。「他人のレース(専門分野)で勝とうとするのではなく、自分のレースを見つけ出せばいいだけだ」。ページ350 

 

^_^ これは示唆のある言葉だ。

 

45 軍拡競争に気をつけよう

 

軍拡競争に巻き込まれないように気をつけよう。一つ一つの軍備を拡張していく過程を言いに思えるので、火中にいる本人が起こっている時代に気づくのはなかなか難しい。ときには自分が所属する軍隊から距離を置いて、人生の戦場俯瞰して見るようにしよう。
馬鹿げた競争の犠牲になる事は無い。軍拡競争に勝っても虚しいだけで得られるものなどほとんどない。引いた方があなたの為だ。

良い人生を手にしようと人々が競い合っている場所で、良い人生は見つからない。ページ360

 

46 組織に属さない人たちと交流を持とう

 

ゴッホのような生き方をするよりも、ゴッホの絵を壁にかけておく方が良い。けれども1番良いのは、できるだけ多くの現代のゴッホと交流を持つことだ。彼らの斬新な視点は、あなた自身にも、あなたの人生にも良い影響与えてくれるはずである。ページ367

 

47 期待を管理しよう

 

「必然」と「目標」と「期待」を一緒くたにするのはやめよう。ページ375

 

48 本当に価値のあるものを見極めよう

 

世の中にあるものの90%はガラクタだ。広告の90%はいらない。Eメールの90%は中身がない。ツイートの90%は馬鹿げている。ミーティングの90%は時間の無駄だ。そしてミーティングでの発言の90%は決まり文句の羅列に過ぎない。人から受ける招待の90%には行かない方が無難な裏がある。物質的なものだろうが精神的なものだろうが、世界に生み出されたものの90%は価値がないのだ。
(中略)
だからといって、そうした90%のことを世界から一掃しようとするのはやめたほうがいい。まず、そんなことをしてもうまくいかない。世界の不合理が解消される前に、あなたが正気が保てなくなる。少数の価値のあるものだけを選ぶようにして、それ以外のものとは関わらないほうがいい。ページ378

^_^ スター・ジョンの法則か。なかなか辛辣だが的を得ている。ぼくは出来るだけ残りの10パーセントに触れていたい。

 

49 自分を重要視しすぎないようにしよう

 

自分を重要視する度合いが低ければ低いほど、人生の質が向上する ページ388 

 

自分が重要な存在だと思い込むと「余計な労力」が必要になるからだ。自分を重要視する人は、「送信設備」と「レーダー設備」を同時に稼働させなくてはならない。世界に向けてあなたと言う存在をアピールする一方で、レーダーを張り巡らせそれに対する周囲の反応を一つ残らずキャッチしようとするためだ。だが、そんな労力は節約したほうがいい。送信設備のスイッチもレーダーの設備のスイッチも切って、あなたの仕事に集中しよう。ページ388

 

^_^ 全くその通りだ。他人がどう思うかなんて関係ない。ほんとうに関係ない。賞賛されなくても生きていける。

 

50 世界を変えると言う幻想を捨てよう

 

意図スタンス
変化が起きる際には、必ず誰かの意図が働いていると言う考え方

 

私たちは、誰かの意図とは無関係に起きた出来事に対しても、誰かの意図やその出来事の背後にいる誰かの存在を感じてしまう。ページ397 

 

私たちは、たまたまタイミングよくその場所にいた聡明な人物を、褒めたたえすぎる傾向がある。マット・リドレー ページ398

 

歴史を作った人物などいない ページ399

 

「偉人」崇拝をしないのも、良い人生の条件の1つである。言うまでもなく、あなた自身が「偉人」になれるかもしれないなどと言う幻想を抱かないようにすることも。ページ399

 

^_^ これには賛同する部分もあり、反対する部分もある。偉人の力で歴史が作られるというのは半分は幻想だが、その時期が早まったり、遅れたりはするだろう。ネルソン・マンデラがいなければ人種隔離政策の撤廃はもっと遅れていたかも知れない。スティーブ・ジョブスがいなければスマホの普及はもっと後だったかも知れない。
さらに我々自身が世界を変えられないというのも間違いだと思う。偉人ではなく一個人の力で世界は変わる可能性は常にある。それは一人の力は微々たるものでも、その小さな力が閾値を超えるかも知れない力であるからである。
例えばぼくが一回車を運転しないで自転車で出かけることで二酸化炭素の排出量が減り、そのわずかな差で将来の地球の気温が変わる可能性がないとは言えないのである。
二酸化炭素の排出量と温度は綺麗に相関図を描くわけではない。一定ラインを超えるとぐっと気温が上がる部分がある。それを踏み越えるのは今日のあなたかも知れないのだ。

 

51 自分の人生に集中しよう

 

技術が発明者を発見するのであって、発明者が技術を発見するのではない マッド・ リドレー ページ403

 

大抵のCEOは、高い報酬を手に従業員たちが生み出した波でサーフィンをしている便乗者だ。(中略)メディアによって作り上げられた高貴な王族でもあるかのようなイメージは虚像に過ぎない。マッド・ リドレー ページ404

 

紹介書籍「進化は万能である」

 

あなたが、本当に重要な役割を担っているのは、あなた自身の人生に対してだけだ。ページ405

 

^_^ しかし世界にコミットしなければ幸福を感じられないという部分が誰にでもある。

 

52 内なる成功を目指そう

 

生活水準が上がる見込みがありさえすれば、そこまでの道のりがどんなに遠くても、富の分配を求める気持ちには歯止めがかかる サタジット・ダス 銀行家

経済成長が続いていれば、人々は希望が持てる。そして希望があれば、大きな所得格差も耐えられるものになる ヘンリー・ウォーリック 中央銀行理事

物質的な成功を手にいられるかどうかは100%偶然によって決まる。ページ410

 

 

^_^ 努力する才能と言うものがあるとしたらこの言葉は正しい。

 

「フォーブスリスト」は、偶然の結果を羅列したリストだと思った方が良い。リストにランキングされている人たちを崇める必要は無い。ページ410

 

成功とは、最高の自分になるために全力を尽くした後に得られる、心の平和のことだ ジョン・ウッデン バスケットボール名コーチ

 

その日その日を人生最高傑作にしよう ジョン・ウッデン

 

 

おわりに

 

否定神学
これは神ではない、これも神ではないとして、やがて残ったものに神を見出す考え方。


89点

感想
目を開かされるような章もあるが、眉をひそめたくなるような章もある。
新しいものを忌避するのは、ちょっと早めにお爺ちゃんになっちゃうよと、心配になる一方、他人の目を気にしないとか、内なる成功を求めるとか、世界は偉人と金持ちを過大評価しすぎだとか。
賛同できるものも多い。つまりこの本のコンセプトに添えば、ポンコツ工具もあれば、使える工具もあるから、読者が吟味して取捨選択しようというところだろうか?
一読の価値は十分にある一冊です。

『高校生にもわかる素粒子物理の最前線 すごい実験』

すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

すごい実験 ―高校生にもわかる素粒子物理の最前線

 

 

成功した技術など、お金を出せばいくらでも買うことができます。しかし、失敗した経験は、どんなにお金を積んでも手に入れることができない、実際にやったものだけが手にすることができる、貴重な財産なのです。ページ320

 

『天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す 下』

天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下)―――偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

 

 

ふと思ったんだが、流動性が低いために低価格に据え置かれているものを、気長に売買すれば利益を上げられるのではないだろうか?
今、利益が必要ではないわけで。
しかし、場所等のコストが掛かるなら損だから、やはり証券などということになるか?
そういう手口であれば、インデックスを上回ることも可能なのでは?

 

長期では正しくても早く儲けすぎると短期で吹き飛ぶ。ケインズの言う通りだ。不合理な相場の方が人の懐よりも長続きすることもある。ページ216

 

ある段階では彼は深い闇を覗き込み、バークシャー・ハサウェイも含めて全てが崩れ去る可能性も考えた。金融システムを作るためならなんでもする、アメリカ政府がその意思を明らかにしてやっと、私たちが救われたと彼は思い立った。ページ216 

 

大きすぎて潰せないって事は大きすぎるってことだ ページ217

 

アメリカの企業の重役たちは株主の財産でかけをする。勝てば自分が大きな報酬を取れるからだ。で、負けたら卑屈な政治家たちが、大にして公のお金で尻拭いをしてくれる。私たちは利益を私有化、リスクを社会化している。 

 

^_^ 確かに一か八かの賭けをし、負けたらみんなの負け、勝ったら俺の勝ち。そんな風になっている。

 

企業収益に対する経営陣上位5人の報酬の割合が大きければ大きいほど、企業の業績も株価も残念なものになるとの結果が出ている。彼らスーパースターは自社の価値を高めるのではなく飛ばす傾向がある。ページ218

 

こんな結果通論にたどり着いた。人の所得を生産したもので決まるのではなく、交渉力で決まる。なぜ?生産は典型的にチームで行われる……チームのメンバーそれぞれの貢献を他のメンバーの貢献から切り分けることができない アダム・スミス デイビット・リカード ページ219

 

^_^ 世の中の人はお金は大切だといい、お金のために毎日働き、人生を費やしている。しかし、本当に大切ならばなぜもっと学ばないのだろうか?
自分にかかっている税金やもらえる補助金、自分が手にした給料の出どころ、自分の務めている会社の利益、自分が買うものの金額の内訳、買ったものを手放すときの価値など、知るべきことはたくさんあるのに、多くの人がそれらから目をつぶって、自分の人生の大切な時間をひたすら、給料を受け取るために働く。何故なのか僕には理解できない。

 

経済学者が発見したのによると、国の将来の経済成長と繁栄を何よりも予測できるのは、生み出した科学者と技術者の数だ。教育を養わないのは種もみを食い散らかしているに等しい。今増税なくして先の技術革新なし、である。ページ232 

 

^_^ その点は日本も危うい。アメリカには世界中から学ぼうと学生の集まる大学があるが日本にはない。日本は種もみを食い散らかすだけでなく、これから実るはずの果樹を薪にし、米を実る前に藁にして燃やして老人たちが暖を取っている。

 

死ぬときに1番おもちゃを持っている子が勝ちだとほんとに言えるのだろうか ページ233

 

人生の質を保ち、大切に思う人たちと過ごす時間をたっぷり持ち、楽しい考えを追求するために、私はビジネスのチャンスをたくさん手放してきた。ほぼ間違いなくものすごく儲かると言う時もだ。何事が相手にして角になる構想を固め、行動に移して実証したところで、私は別の挑戦に向かいたくなる。ページ133

 

人生は小説を読んだりマラソン走ったりするのに似ている。ゴールにたどり着くのが大事じゃない。そこまでの道のりそのものと、そこで経験することが大事なのだ。ベンジャミン・フランクリンの有名な言葉にある通りだ。「人生は時間でできている」。その時間をどう過ごすかが何よりも大事なのである。
何よりも良かったと思うのは、私は自分が大事に思う人たちと一緒に過ごせた事だ。奥さん、家族、友達、同僚たち。何をするにしても、人生を楽しみ、一緒に人生を歩む人たちと楽しもう。そして後に続く世代のために何か良いものを残そう。ページ235

 

『RE:THINK 答えは過去にある』

RE:THINK(リ・シンク):答えは過去にある

 

RE:THINK(リ・シンク):答えは過去にある

RE:THINK(リ・シンク):答えは過去にある

 

 

1 はじめに−再発見の時代
必要なものを、必要な時に
下衆の後知恵

 

私たちの時代からは、どのような社会通念が後世の人々に決まり悪い思いをさせてしまうだろうか。ページ21

 

^_^ これは一度考えてみるべき面白いテーマだ。畜産や肉食?貧富の差?一部の過激なスポーツ?性的嗜好(ロリコンや死体を愛する人、近親相姦)に対する差別?

 

第1部 テーゼ

 

2 古きものの衝撃
状況に応じて
最先端の吸血動物
ストイックな姿勢

 

^_^ ストア派は常に出てくるなぁ。

 

3かけていたピース
ベルリンの壁
フランスの進化の父
さぁ、手を洗おう

 

エピゲノム
生物の後天的な変化が子孫に反映されること。例えば心的迫害を受けた親の子が、親とは遺伝子以外に関わりがなくても親が受けていた心的迫害の影響を受けるというもの。マウス実験で実証され、人間でも、ユダヤ人迫害などを受けた人の子孫などのデータから証明されつつあるが、認めない学者も多い。

 

瞑想もエピゲノムを変化させる方法の1つだと言う。「同じタイプのアイディアですから− 人は自分の脳を使って潜在的な問題を解決できる、と言う」。ページ65

 

どうして正しいのか理解できないけれど正しい古いアイディアが、他にない方が驚きだ。作用する仕組みがわからないからといって、作用しないと言うことにはならない。そういうわけで、思考する人間が見捨てられた古いアイディアから着想を得て、それが確かに作用することを示す重要な欠落したピースを探し求めることもある。ページ70 

 

^_^ 確かにそうだ。笑うことの効用とか、運動の効用、森林の効果とか、よくわからないが、確かに効果のあることはそこにある。

 

4 ゲームチェンジャーたち
偽情報は自由を求める
ベーコンの保存と復活
探査機
トリップ

 

「多くのアイデアは、それが芽吹いた頭の中よりも別の頭に移植された方がよく育つ」オリバー・ウェンデル・ホームズ ページ71

 

あなた方は予測しているのではない。むしろ可能性の空間について考えているのです。ページ83 

 

抑うつ状態や依存状態にある人は、決まりの形に沿った考え方をするとよく言われる。繰り返しにより強く固められた心理的な“轍“である。そのような轍から、どうやって抜け出せば良いのだろうか。すでに述べられたように、心理学的な教えでは繰り返しがちな良くない考えを認識し無意識の思考パターンを断ち切ることを勧めている。幻覚剤の働きとは、脳内のニューロンの発火パターンの構成全体を遮断できることである(これは“広帯域にわたる皮質の脱同期化“として知られている)。恐ろしげに聞こえるかもしれないが、ともかくこれが必要な人もいるのである。“轍“がニューロン発火の固定されたパターンであれば、パターンを遮断するものがそれを平らにならす、あるいはリセットするのを助けるだろう。ページ91

 

^_^ 思考の轍というのはとてもいい表現だ。我々は思考の轍にはまり込まないように注意しなければならない。

 

5 まだ追いつかないの?
電子タバコの再登場
欲望の原子
コオロギを評価しないのはフェアじゃない
ホッパー准将なくしてiPhoneなし

 

新しい科学的事実が勝利を収めるのは、反対派を説得し啓発するからではなく、反対はがやがて死にたえ、その事実に慣れ親しんだ新しい世代が育つからである。マックス・プランク ページ94

 

^_^ 今、受け入れられていない科学的事実とはなんだろうか?実は子の育ち方には親の影響は少ないこととかかな。あとは昆虫食とか。

 

「人は「ずっとこうやってきた」と言いたがります「ホッパーは言った。「私はそれと戦うつもりです」。そして、確かに戦った。ページ115 

 

 

^_^ 意味のない伝統を探してみよう。

 

第2部 アンチテーゼ
6 太陽の下には新しいものもある
巨人の肩に乗る
新しくて古いガジェット
相互確証破壊
たくさんの世界
現実に戻る
永遠のインフレーション
誤りでない
プラトンへの回帰

 

行動主義科学のイメージを決定づけるものとして、行動主義の代表的な理論家の1人、B・F・スキナーにちなんで名付けられた“スキナー箱“がある(正式には“オペラント条件付け箱“)。スキナー箱には様々なタイプがあるが、典型的なものは電気を通下床と2つのレバーを備えている。ラットは箱に閉じ込められ、特定のライトがついたときに正しいレバーを押すことを強要される。ラットが正しいことをすれば、餌が与えられる。誤ったレバーを押せばブービートラップが仕掛けられて床から、痛みを伴う電気ショックを食らう。すぐにラットは毎回正しいレバーを押すことを学習する。だが、試験者が前触れなくレバーの機能を変えると、ラットは混乱して消極的になり、抑うつ状態に陥る。ページ129

 

私たちは自分自身を、オペラント条件付けによって改善すべき対象として扱っている。つまり自発的に巨大なスキナー箱に入っているのである。ページ129

 

^_^ 違いは自分の意思であるかどうか、しかし、結果的にはどうなりたいのか。良い消費者?笑える。

 

7 陪審はまだ外で審議中
ソックスに話しかける
ベートーベンをぶっとばせ
なぜ光はともるか、
「驚いた!あらゆるものは知的だ!」
選択点
妥当な選択
長髪の連中の言う事
心のブラックボックス
地球の終わり
永劫回帰
橋からの眺め

 

芸術におけるアイデアは、決して論破されて弁明されたりする事は無い。単独の達成が全てである。ページ153 

 

 

^_^ 物質には意識がないとすると、我々も意識がないことになる。何故なら我々も物質でできているからである。それともあなたは魂の存在を信じるのだろうか?

 

8 ゾンビの攻撃
ゾンビたち
世界は平面である
陰謀の市場
真実はそこにある
西喧嘩、消滅家
出版バイアス
抵抗
賭けをしろ

 

^_^ あらゆる研究論文は半分しか公表されない。失敗した、あるいは意図した結果の出なかった論文は発表されないからである。そのような論文は机の中に仕舞われるが、それら残りの半分の研究結果を公表しようと言う運動がある。メリットとしては同じ実験を他の人は繰り返す必要がなくなる。また、意図した結果を得られなかったと言う事は失敗ではなく意図した結果を得られないと言う実験結果を得られたと言う実験の成功でもあるからだ。

 

後に正説となるアイデアを拒絶した過去の人々を指さして笑うのはあまりにも短絡的だ。拒絶されたことにより、新しいアイデアはいっそう強い説得力を持つよう改良されたのであり、むしろ拒絶した人々は非の打ち所がのないやり方で、科学を実践していたことになる。ページ200

 

9 間違える方法
因果はめぐる
原理に反する
パラダイムを壊す
フィールドに戻る
足がかり
誤り再び
ますます奇妙

 

10 プラシーボ効果

 

妄想とは“他の十分な数の人たちが信じないことを信じること“としか言いようがありません ページ252

 

研究者の多くは、精神病者と“普通の“人の2つしかいない区別ではなく、誰もがどこかに位置づけられる精神障害スペクトラムと言う観点で捉えている。ページ252

 

^_^ 史実ではなくてもプラシーボ効果で、その名の通り効果的なことがある。例えばこれは練習だと思って本番に挑めばうまくいく。そんなことである。

 

人々が考える“プラシーボ効果“とは、実は数々の、それぞれが固有の生化学的機序を持って別々の効果が一まとめにされたものである。ページ253

 

例えば何らかの宗教の教えに従うかどうかを決める妥当な方法は、その宗教が正しいか否かと思いをめぐらせることではなく、その教えに従えば自分自身の人生をより良くすることができるかを自問することだ ページ262 

 

 

第三部 予測
11 戻ってきたユートピア

 

経済的自由とは、経済からの自由−経済的な力関係によるコントロールからの、そして日々の生存競争からの、生計を立てることからの自由を意味する ページ282 

 

^_^ ベーシックインカムの反対論によくあるのは、誰もがテレビを見て働かなくなるだが、あなたは?と尋ねると私はもっと有意義に暮らすが、多くの人はただの怠け者になると述べる。自分だけは特別で他の人はダメになるという、まぁ、呆れた論理になるのだ。

 

金額が十分であれば、障害のある人が常に自分の病状の重さを強調し続ける必要はなくなります逆に、前向きに物事を行うようになり、自分に何ができるのか強調し始めます。ところが現在は、“自分の症状がどれだけ重いかを証明しなくてはならない“のです。人々の健康状態は給付金を得るための過程を一通り終わるまでに悪化するのは見ていてわかるんです。ページ290 

 

^_^ 確かに金受け取るためにはできる限りできないことを証明しなければならない。それがどれだけ人を傷つけるか。

 

^_^ ベーシックインカムの財源は不労所得著作権特許権の巨大なものに優先的に的を絞るべき。土地は本来みんなのものだし、アイデアは一人で考え出したものではない。

 

メッセージを送った人が気に入らないからといってメッセージを拒絶すべきではないと言う原則の、考える最も極端なケースである。ページ318

 

^_^ ドラックの合法化も、ベーシックインカムの導入も、反対派の言い分は私は合法化されてもドラックには手を出さないし、生活できるだけのお金をもらっても怠け者にはならないが、世の中の多くの人は私よりも愚かなので、ドラックを合法化すればドラックに耽溺し、生活できるだけのお金をもらえば、すっかり怠け者になって、日がな一日テレビを見て過ごすようになるというものである。
これは、自分は人より優れていると思い込む悲しい人間の心のバイアスの発露なのかも知れない。
ほとんどのドライバーは、自分は平均よりも優れたドライバーだと思い込んでいるのだから。

 

12 善悪の彼岸

13 信じるのはちょっと待って

 

役立つトリックが1つある。それはクーリングオフ期間である。アイディアは、誕生した時はほぼ必ず素晴らしいと感じるものなので、新しいアイデアを少なくとも24時間は実行してはならない ページ343

 

私たちは新旧のアイディアについて考えるための、様々な方法について論じてきた。そしてそれらの方法がうまくいくかはどれも、信念の保留を維持できるかにかかっている。そうすることによって1つのアイディアを、もしかしたらもっと有意義かもしれない角度から眺める時間が生まれ、おそらくその継続的な力を再発見することになる。アイディアを手に取り、それがブラックボックスでないかどうかを確かめよう(ラマルク主義)。アイディアの成功は気にせずに、プラシーボ効果が働く可能性を考えてみても良い(ウィリアム・ジェームズの感情についての議論)。あるいは、もし間違っているとしても、それは必要な足がかりではないだろうか(暗黒エネルギー)。アイディアが拒絶されたのは馬鹿げているからではなく、パワーアップアイディアだからではないかと問い掛けよう(多言語プログラミング)。馬鹿げている度合いが1番低い選択肢に真剣に目を向けよう(汎心論)。私たちが知らないと知っていることを明らかにして、好奇心を刺激するのも良い。常識を捨てて市場に逆張りを仕掛けてみよう。簡単すぎてうまくいくように思えないことを、もう一度見直そう。“明日からの眺め“を取り入れて、啓発された視点から今の思考を見てみよう。信念の留保は発見の、そして再発見の強力なエンジンなのである。ページ352

 89点

『セネカ 現代人への手紙』貧乏人には多くのものが足りないが、 欲張りには何もかもが足りない。

セネカ 現代人への手紙

 

セネカ 現代人への手紙

セネカ 現代人への手紙

 

 

「楽しき貧乏とは」と彼はいう、「尊敬に値する事柄だ」と。もし貧乏が楽しいものだったら、それはもう貧乏ではない。持つことの少ないものではなく、物が上にも持ちたがるものが、貧しいのだ。つまり問題は、金庫の中にいかに多く入っているかではないんだ。倉庫の中にどれほど積まれているかではない。どんなに多くの家畜を養っているかでも、どれほどの財産を貸し付けている日でもない。そんなものがいくらあろうと、もしその男が他人の財産を狙っていたり、自分の持つものに満足しないでさらに所有を増やすことばかり目論んでいたら、いくらあろうと満足する事は無い。では、富の限度とは何か、と君は聞くかな?第一、必要なものを持っていること、第二、足るを知ること、これだ。ページ10 

 

美味・珍味を探し求めるのは贅沢の印であるように、ありふれた安い値段で手に入るものを避けるのは愚かしさの印だ。哲学は質素な暮らしを求めるけれども、苦行は求めない。しかし質素でも清潔でなければならない。僕が好きなのは中庸を得た生き方で、正しい態度は厳しい掟と群衆どの掟の間にあるだろう。ページ27

 

僕はまだただのいちども、家を出るときに持って担当と同じ心の状態を持って帰宅したことがないんだ、と。僕がきちんと整えておいたものが引っ掻き回されていたり、僕が追っ払っておいたものがまた心の中に戻っていたりする。ページ37

 

なんであれ、群衆に気に入るものは避ける。偶然がもたらしたものは避けよ。思いがけない幸運に出会ったら、疑いと不安を抱け。獣や魚は誘惑する希望に欺かれる。君たちはそれを運命の「贈り物」とでも思っているのか?それは罠だ。君たちのうち誰か人生を安全に送ろうと思うものがいたら、自分にできる限り、この接着剤付の贈り物は避けよ。どうせ欺かれて惨めな思いをするだけだから。ページ45

 

^_^ 宝くじでも当たればいいなぁなんて思っている凡人には目の覚めるような言葉だ。

 

食は飢えを静めればたる。飲は渇きを癒せばたる。衣は寒を防げば足る。住は風雪を凌げは足る。住居が芝草で作られていようが、世界各地の色とりどりの石で建てられていようが、何の違いもありはしない。藁葺き屋根でも金葺き屋根でも人間が保護されることに変わりはないとしれ。いらぬ労力を費やして化粧や飾りとして作られたものは、すべて軽蔑せよ。ページ46

 

何であれ欲望によって得たものは全て、他人のものだ。
運命が君のものにしてくれたものは、君のものではない。
与えられたような善は、すぐまた取り戻される。ページ49 

 

^_^ 賢者は友人も財産もときには手足すら失っても嘆いたり苦しんだりしない。それらはそもそも自分の支配下にないものであるからだ。しかしあったらあったで便利だとは考える。しかし一瞬にして、それらを失っても賢者は動揺しない。

 

今自分の持っているものがこの上なく素晴らしい宝に見えないものは、たとえ全世界の主人であろうと、それでも不幸な人だ。ページ57 

 

全公衆の前で祈れること以外何一つ上に乗らない、そういうところまで君が来たら、その時君はあらゆる欲望から自由になるページ61

 

われわれは現実そのものによってよりも、想像によって苦しめられることの方がよほど多いのだ。ページ68

 

^_^ これは善の考え方にも繋がる。我々を苦しめるのは現実ではなく、妄念なのだ。

 

その時が来る前に不幸になるな ページ68

 

^_^ これは名言。

 

多くの人にとって哲学に入ることを妨げたのは、実は富なのだ。貧乏は自由で、何の心配もない。戦闘ラッパが鳴り響いても、貧乏は俺には関係ないことだと知っている。洪水警報が出ても、貧乏はどこへ逃げ出すか考えるが、何を持ち出すかは考えない。船旅に出ても、港港で大音響が起こることもなければ、たった1人の人間のお供連中で岸辺に喧騒が起こることもなく、奴隷の群れが取り囲むこともなく、その奴隷を養うために海の向こうから豊かな実りを調達する必要もない。
少人数の、よく訓練された胃袋を養うのは容易だ、腹がくちくなることを求めるだけだから。空腹は安くて済むが、怒った口調は高くつく。貧乏はさしあたりの要求が満たされ済すれば満足する。なのになぜ君はこの良き仲間を断るのかね?金持ちでも理性ある連中はその真似をするものなのに。ページ78

 

^_^ 金持ちでも賢い連中は貧乏人のマネをするというのは慧眼だ。

 

僕は財産を断念せよなどと言っているのではない。ただ君が震えずに財産を持てるようにしてやりたいだけだ。そういう境地に達するにはたった1つの道しかない。それは君が財産などなくとも幸福に暮らすことができると確信したときに、財産とはいつなくなるかわからのものだと君が常に見放せるようになった時だ。 ページ88 

 

君は、君自身放棄するのか、君の持ち物は何かを放棄するのか。ページ91 

 

奴隷状態が人間を捉えている事は滅多にない。たいていは人間の方が奴隷状態を掴んで離さないのだ。ページ100

 

^_^ これはまさに言い得て妙。誰もが働きたくないといいつつ、仕事から離れられず、地位を守るために自分の時間を捧げ続ける。

 

荷物を背負ったままで泳いでいて、助かったものは1人もいない。ページ100

 

われわれは日々死んでいるのだ。という事は、人生の一部分は、我々が成長している時でさえ1日1日と奪いさられていると言うことだ。われわれはまず幼年時代を失った。次に少年時代を、最後に青年時代を。昨日という日まで、過ぎ去った時がすべてなくなったのだ。今、我々が送っているこの日だって、われわれはそれを私と分かち合っているのだ。水時計を空にするのは最後の一滴でなく、それ以前に流れ去ったもの全部であるように、我々が生存を止める最後の瞬間が私を完成するのではなく、それはただ終わりの封印をするだけだ。その時われわれは私に到達したのであって、それまでの長い間、我々は私に向かって歩み続けてきたのだ。ページ111

 

人は自分以外の何かのおかげで幸福なら、それが真の幸福ではない。運命(偶然)が与えたものは、いつまた運命の気まぐれによって取り戻されるかしれないからだ。そういう幸福は安定していない、確かでなく、長続きしない。では真の幸福はいかにして得られるか?人は神に自分自身のもの、何人にも奪われにないものによって幸福である時のみ、真に幸福だと言える。その誰にも奪われないものとは、言うまでもなく本当に自分にのみとし、自分の力の内にあるものでなければならない。それは心魂精神と呼ばれるもの以外にない。人は自分の体でさえも自由にすることができないのだから。すなわち人は、運命が与えたままの自分を受け入れ、それを肯定し、それに満足し、自分だけで充足した時、誰にも奪われない幸福を得たと言える。ページ174

 

私を軽視としすれば、その苦しみは耐えやすくなる。
何よりも君は、君の苦しみを自分でさらに悪くするな。嘆きで自分に重荷を負わせるな。痛みは、想像力が何も付け加えなければ軽いものだ。そしてもし君が逆に「こんな事は何でもない、いずれにしろ大した事じゃない、耐えてみせようじゃないか、そうすればやつもまもなく止むに違いない」と自分に語りかける言葉に出して言うなら、君が相手をそういうものだと思っている限り、君はそれを軽くするだろう。すべては想像力にかかっているのだ。名誉欲、浪費、所有欲がそれを目指すばかりでない、苦痛もわれわれは想像力によって感じるのだ。自分はこうだと思い込む分だけ人は惨めになる。ページ196

 

特に多いと本質的なものは何か?未来をあてにしないこと、生きた日数を数えないことだ。それは考える最も小さな時間体の中で永遠の価値を実現する。ページ225

 

^_^ これは今を生きるであり、三昧の境地である。と思う。

 

長く生きるには運命が必要だが、満足して生きることは君の心次第だからだ。ページ226

 

^_^ そこに考えが及ぶところまで育たぬうちに死ぬから、子供の死は大人の死よりも悲劇なのだ。

 

神に服従するのではなく、神に同意せよ、と。自分が納得して神に従うのであって、避けがたいものだから従うのでないと。だから今後も決してて、僕が悲しい気持ちで受け入れること、勝負所を受け入れる事は決して起こらないだろう。どんな罪でも僕はいやいや払うことはしない。そのことで我々がため息をつくこと、その前で震えることの全ては、生きることにかけられた税金なのだ。ページ254 

 

^_^ 運命に対する強い意志を感じる。神に従うのではなく、神に同意せよ、か。

 

運命の女神の視野にあるあらゆるものは、それを所有する人間が自分自身を支配していて、所有物の支配下にない場合だけ、役にも喜ぶべきものとなるのだ。だからルキリウス、運命が我々に善なる者役なるものを直接配るのだと考えている人は間違っている。運命は善なる者悪なるものの材料、つまり物事の本を我々に与えているだけで、それは我々の責任において前ともなれば悪ともなるのだ。これはどういうことかと言えば、どんな運命の計らいよりも強いのは人間の精神でやって、精神自身がそれらの物事を2つの方向に導き、幸福なら人生、惨めな人生の原因とするのだ。ページ256 

 

^_^ 出来事をどう受け止めるかは本人次第ということだろう。宝くじが当たるという幸運で身をもち崩す人がいるのがいい例かも知れないなぁ。

 

貧乏人には多くのものが足りないが、
欲張りには何もかもが足りない。
欲張りは誰にとってもよくないが、自分自身にとって1番悪い。ページ274 

 

人間は、求めること最も少ないものほど、最も少なくて足りる。
足るだけを望むことのできるものは、望むものの全てを持つ。ページ275

 

88点

『幸せな選択、不幸な選択』幸せとは快楽とやりがい。

幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする

 

幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする

幸せな選択、不幸な選択――行動科学で最高の人生をデザインする

 

 

 

「幸福」とは、喜びとやりがいの両方が得られる経験に満ちた生活のこと ダニエル・カーネマン ページ8

 

幸福を感じるかどうかは、自分の行動が招く影響について、自分自身が受けるフィードバックなのだ。ページ12

 

有意義なメッセージを与えてくれる人と言うのは3つの特性を備えている−信頼できる人物であること、エキスパートであること、そしてあなたと似ていること。ページ13

 

ウォームアップ
2新たな経験 7
7たっぷりの睡眠 3
16健康的な体 3

もう一つが思い浮かばない。

 

自分の行動が感情にどう影響するかと言うことに注意を向けるのは、何があなたを幸せにし何があなたを幸せにしないかを理解する上でとても重要なことなのだ。ページ19

 

行動を変えて、幸福を高める事は、ポジティブなことに注意を向けるとともにネガティブな事から注意をそらすことでもある。ページ20

 

幸福は「自分の注意を何にどう割り振るか」で決まる。あなたが注意を向けるものが、あなたの行動を決定し、あなたが幸せになるかどうかも決める。ページ20

 

幸福の鍵は日々の生活の中に快楽とやりがいを見つけ出すこと ページ24

 

人生において今の幸福と将来の幸福をトレードオフすること(将来の幸福のために今の幸福を犠牲にする、あるいはその逆)は少なく、それよりも快楽とやりがいを様々なタイミング、様々な割合でトレードオフしているのだと考えている。ページ50

 

どんな瞬間も特別扱いするべきではない。死ぬ間際だって特別扱いしてはいけない。いまわの際で自分は人生をどう振り返るんだろうと心配している人も多いだろうが、人生の価値は生涯にわたっての快楽とやりがいの経験で決まるもので、あるタイミングで判定するものではないページ54

 

注意しなければいけない事はある。収入は、生活満足度に影響を与える他の要素に影響することで、間接的に幸福にも影響している。幸福な人たちは概して友人が多く、結婚しており、健康状態が良いなどの傾向がある。すべて生活満足度を高める要素だ。よって、収入を単独で考えないで-経済学者がやりがちなことだが−他のすべての要素にその影響を分散させて考えるべきだ。ページ74

 

^_^ 逆に考えれば、友人が多く健康状態が良く結婚していれば別にお金は必要がないと言うこともできる。

 

収入や健康状態といったインプットを幸福に変換してアウトプットする製造プロセスがある。では幸福の製造プロセスとは一体どのようなものだろう?幸福を長期的に見た快楽とやりがいの糧と捉えた場合、この問いの答えは時間の使い方に関係しているとすぐ思い出すだろう。あなたは収入や健康状態といったインプットを取り入れ、あなたの時間を様々な活動に振り分けることで、これらのインプットを工夫に変換する。だが、時間は何をやることだけに使われるのではない考えることにも使われる。実際のところあなたの時間の大部分は、愛犬あなたが取り組んでいる事とはほとんど関係のない刺激に注意が向けられている。ページ87

 

^_^ 人間をインプットから幸福をアウトプットする製造プロセスとする考え方は面白い。

 

幸福になるための鍵は、自分を幸福にしてくれるものに多くの注意を払い、そうでないものにはそれほど注意を向けないことだ。ページ90

 

^_^ これは禅や哲学のいう今を生きるという事に戻ってくるのではないだろうか?そう考えると対して新しい発想でもないかも。

 

^_^ 人はエクササイズをするとそのご褒美としてより多くのカロリーをとってしまう傾向がある、そのためエクササイズのみに頼ったダイエットはあまり効果が出ない。

 

学生たちに、不採用の通知を受けたらどの程度気分が落ち込むかを予想してほしいと要請する。学生たちは、10段階評価で、今の気分より平均2ポイント落ち込むと推定した。これとは対照的に、実際に不採用通知を受けた場合の影響は、同じ10段階評価でわずか0.4ポイントの低下だった。こうした影響も、すぐに消えてしまう。通知から10分後には被験者の幸福度レベルは通常の状態に戻っていた。ページ114 

 

^_^ これは人が不幸を過大評価していることの表れではないだろうか?つまり実際に不幸が訪れても大したダメージらないのにその前の想像の段階で実際よりも大きなダメージを受けてしまっている。

 

人生の悪い出来事に関する24傘を解決することは、ひょっとするとあなたの幸せに役立つかもしれない。あなたの注意は、起こるかもしれないし起こらないかもしれないことへの不安(さらには、それに伴うあらゆるストレスや緊張)からそれで、きちんと計画・管理され得る未来へと向かっていく。後理解すれば、別離が迫っていくにつれ生活満足度は著しく落ち込むものの、離婚した途端にまで跳ね上がる理由が説明できるだろう。ページ119

 

^_^ この点は示唆に富んでいる。つまり答えが明確に出ていない問題は人を不幸にする。修理費用のわからない車、何の病気かわからない体の痛みなどだ。だからそれらはサッサと見積もりを取ったり、病院で検査するのが幸福度を高めるやり方なのだ。

 

目標達成すると言うのは、「評価する事項」を幸福にするものであり、それ自体とても気分の良いものだ。ページ125 

 

何かを達成したいと言う願望は特定の目標達成する意味では役に立つだろうが、それは同時に工夫と言うもっと重要な目標を犠牲にしていると言う事実を消して忘れてはならない。仕事で成功したいと言う意欲を持つのは良いことだが、そのために健康や人間関係を犠牲にしたのでは意味がない。ときには、その対象に熱中するあまり、目標達成することだけが重要になってしまう。何かを成し遂げるために極端な犠牲を払う人だっている−エベレスト登頂と言う思いに取り付かれ、山頂で命を落とした多くの登山家のように。こうしたケースでは、目標達成のために幸福と言う大きすぎる代償を払ったことになる。ページ128

 

未来の幸福で現在の不幸を埋め合わせる事は本当の意味ではできないと、心しておこう。失った幸福は永遠に失われたままなのだ。ページ129 

 

あるものが自分の幸福に大きく影響すると思っているのは、あなたがそれに注意を集中させているからなのだ。ページ144

 

^_^ 認知的不協和は人を不幸にする。自分もそれにとらわれないように注意したい。

 

相手を思うままに操る最も効果的な方法は、自発的にするをやっていると相手に思わせることだ。強制されていると感じたら、大抵抵抗するだろう。相手が自分自身であっても同じだ。ページ162

 

完璧な人間なんて1人もいない。どんな人との関係においても幸せになりたいなら、相手の欠点も全てひっくるめて受け入れるか、さもなければ離れていけばいい。もちろん、あなたは自分自身とは永遠に離れられない。つまり、あなた自身の不完全なところも、買われる部分も全部受け入れざるを得ないと言うことだ。ページ164 

 

 

5章 幸福を決断する

 

日々の活動の多くは、音がよく聞こえないままピアノを弾いているようなものだ。つまり、快楽ややりがいを経験していても、その経験にきちんと注意を向けていない。しっかりとインプットに注意を向け、どう感じるかに気づくことで、音が耳に入ってくる。171

 

^_^ つまり幸福ややりがいをきちんと意識的に味わうと言う事か。

 

不確かで辛い事態に直面しているなら、それを適用できる現実に変えることが得策だ。あなたが今、封がされたままの請求書に悩まされているなら、封を開けてしまえばいい。その問題について、いずれ何かやらなければいけないなら、それをやってしまえば、あなたの幸福に影を落とす影響が薄らぐ。あなたを辛い気持ちにさせる不確かさを解消し、すぐにでも適用プロセスに入るにはその不確かに正面から立ち向かうべきだ。不確かで辛い時代を解決できたと言うことを自分にフィードバックすれば、どんなことでもさっさと乗り越えられると思えるだろう。173

 

^_^ これは正に不確かな不幸が人を不幸にするということだ。不幸も実は確かなものになってしまえば不幸の力は弱くなる。殴られる予定があるならさっさと殴られて病院に行った方がいい。殴られる恐怖が人を不幸にするのだ。

 

実際の経験は自分の願望よりも信頼できるものだ。レディー・ガガのようなスターになれば幸せになれるだろうと思い、その思いを叶えようと試みたところで、その過程であなたが経験するのは惨めなことばかりだ。仮にその思いを叶えたところで、スターによって幸せになれるかどうか不確かで、その過程で快楽もやりがいも経験していないなら、不幸になるかもしれない未来のために、今の幸せを手放すことになる。あなた自身の経験から得たフィードバックに耳を傾け、幸福と言う最終目標に目を向けて欲しい。ページ173

 

^_^ 空想や妄想よりも自分で体験した幸福に目を向けろということだろう。歌って幸福なら歌うがいい。名声を得て幸福になれると思っても名声を得たことがなく、自分が名声を得て幸福になれるかわからないならそれを追い求めるのは、賢い選択とは言えないのではないか。ということ。

 

食事に注意を向けていないと、工夫のためのフィードバックがあまり顕著でないので、食べることからあまり快楽が得られなくなり、その結果もっと快楽を得ようと、食べ過ぎてしまうのだ。理論的に言うと、食事に注意を向けると食べるのはゆっくりになり、食事をより楽しむことができ、その結果食事の量が少なくて済む。176 

 

^_^ こんなところにさりげなくダイエットのコツが書いてある。

 

(いずれどこかのタイミングで取り戻せるだろうと言う誤った信念に固執して)あまりに長い間たくさんの幸福を諦めていてはいけない。今日体験できる幸福は明日に先延ばししないこと。178

 

ある行動を続けるには、ポジティブなフィードバックが必要になる−しかも今すぐ必要なのだ。ある行動によって幸せを感じていて、彼もそれに気づいているなら、それを続けていけるだろう。180

 

選択肢についてほんのわずかの間考え、その後しばらく意思的に考えるのをやめ、再びわずかな間考えるようにすると、より良い決断ができると示す調査結果がある。197

 

^_^ よくよく悩み、寝てしまって起きてから決断すると言うやり方が実験結果でも良い結果を出すというのは面白い。今後は実践しようか。

 

第6章 幸福を設計する

 

^_^ 事前に会う約束をしてしまう。そしていけない時は断りの電話を入れると参加率が上がる。

 

^_^ 事前に自分が使う金額を前約束をしておくとお金を使う罪悪感が減るらしい。これはいいかも知れない。お金を使うたびに辛い思いをしなくて済む。

 

新しい仕事や住む場所を考える際には、家族や友人が近くにいるかどうかを考慮に入れると良い。つまり、住む場所を選択する際に、最初に問いかけるべき基本的な質問は、「私の幸福に最も貢献してくれる人たちはどこに住んでいるか?」と言うことになる。220

 

^_^ 面白い考え方だ。真剣に幸福について考えていて面白い。

 

第7章 幸福を実行する

 

物品よりも経験の購入を多めにする方が良いのは確かだ。ページ233

 

比較的快楽が得られる活動において幸福感が薄らぎ始めたら、比較的やりがいが得られる他の活動すればいい233

 

^_^ 限界収穫低減の法則は人はあらゆる場所に存在している。

 

人は実際の環境よりも、本人が注意を向けているものから強い影響受けていると言うことが、再び明確になった。254 

 

^_^ 客観的に不健康であることよりも、不健康であると言うことを自分で考えることが人を不幸にするのだ。

 

お金は経験に多く使い、物にはあまり使わない。快楽を得られる活動とやりがいが得られる活動の間で切り替えをする。音楽を聴く。毎日今よりもう少しだけ長く、気の合う人と会話を交わすと自分に誓う。PCや携帯電話にかじりついている時間を1日少しだけ減らす。注意が散漫になると自分自身が消耗し疲れて幸せを感じなくなるので、1時に1つだけのことに集中する−そして、EメールやFacebookの更新を絶えずチェックするのやめよう。262 

 

^_^ ゲームをしながら本を読んでしまうボクって、、、。

 

自分を元気づける1番良い方法は、他の誰かを元気付ける事だ マーク・トゥエイン 280

 

結論

 

自分の行動を決定する際に、私たちは「経験する自己」よりも「評価する自己」の意見を聞きすぎる294

 

^_^ 評価よりも実際に体験する自分の意見を聞こう。立派な本よりも面白い本を読むべきだということだ。


89点

感想
やや理屈っぽいが読む価値はある一冊。つまりは幸せとは快楽とやりがい。そのバランス。幸せになりたければ幸せになれる行動を取れということ。