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『アイデアのちから』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ ☆/10]
[学び ☆/10]
[娯楽性 ☆/10]

【Q1】どんな人にオススメ?

 

【Q2】この本の弱みは?

 

【Q3】この本の強みは?

 

【著者・☆さんの気になる著書リスト】

 

【『☆』目次と読書メモ】

『個人が企業を強くする: 「エクセレント・パーソン」になるための働き方』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ 9/10] ベテラン著述家なのでやはりとても読みやすい。 
[学び 8/10] 学べる事は多いが、政治批判は余計かと、個人としてどうするかだ。 
[娯楽性 8/10] 政治批判は痛快。しかし変える手段は持たない。娯楽か。

【Q1】どんな人にオススメ?

  

【Q2】この本の弱みは?

 

【Q3】この本の強みは?

 

【著者・大前 研一さんの気になる著書リスト】

  

 

 

 

【『個人が企業を強くする: 「エクセレント・パーソン」になるための働き方』目次と読書メモ】

第一章 君たちはどう働くか
 
子育てをしながら在宅勤務をしている社員のために、家事が一段落して子供が寝ている間だけスイッチをオンにしておくと仕事が入ってくると言うシステムを開発して導入した。入ってきた仕事は会社にいる時と同じようにこなししかるべきタイミングで返さなければならないのでスイッチをオンにした時間によって給料が決まる。
 
^_^ すごいなぁ、考えることはできるけれど実現しているのがすごい。まぁ、特別なテクノロジーが必要ではないだろうが実際に動いているところを見てみたい。
 
ICT時代のネットワーク社会は、すなわち“ウィキペディア的社会"である、そこでは「I」よりも「We」の方が、必ず優れているのだ。それが「集団知と言うものであり、集団知が重層化すればするほどその組織は強くなり、実行する際にも馬力が出る。
反対に、間違っていても口に出して言えない、私には関係ないと言う雰囲気がはびこると組織は澱む。
 
■用語
対立する要素を統合し、さらに高いレベルに飛躍させる。例)カレーを食べよう、パンを食べよう、ならばアウフヘーベンしてカレーパンを、食べよう。
 
相手の意見に対して「私は反対だ」とか「私は正しいと思う」とか、証拠もなく結論だけを主張することを禁止する。自分の主張については必ず消耗してみなさなければならないと言うルールを作り、それに基づいてピアレビューを行う。なぜならサイバー社会では偏見や先入観だけで一方的に決めつける輩が多いから。
 
^_^ 意見+論拠+証拠リンク を書き込めるようになっている掲示板はどうだろう?
プレミアムフライデーは失敗だと思います。
なぜなら実践できている企業は少なく、さらにその中でも実施できている人は更に少ないからです。
 
どうだろ?
 
第二章「エクセレント・パーソン」の条件−これからの人材戦略と教育のあり方
 
■名言
「機械にできる事は機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」立石一真(オムロン創業者)
 
政府は「働き方改革」を標榜しているが、本当にクラウドコンピューティングクラウドソーシングを駆使して、日本人の業務すなわち「働き方」を改革したら、人はほとんどいらない、と言うことになる。
 
奨学金を変えてない卒業生が続出している責任の一端は大学にある。「本学を出れば奨学金は簡単に返済できます」と言える状況になっていないことが、そもそもおかしいのである。
 
^_^ 欧米に追いつけ追い越せの時代はとうに終わったといいつつ、昔の若者はアメリカに憧れて、そこでビジネスチャンスを掴み云々。いやいや、あなたの意見では彼らはもはやロールモデルにはならないでしょう。やはり、大前さんはもはや古い人なのだろうか?これだけ本を書きながら未だに自分の若い頃は話をするんですか。そして、彼にとっていまだに金がすべての価値基準である。だから、今の欲の薄い若者に不安を覚え、俺の頃はとか、松下幸之助はとか言っているのだろう。彼らは彼らの時代にマッチし、同時に偉大でもあった。その松下幸之助本田宗一郎を信奉している人たちが今の体たらくを作っているのだ。
 
第三章 「21世紀型ビジネス」とは何か-シェアリング&アイドル(空き)エコノミー最前線
 
カナダは違いはあって"も"ではなく、違いがある“からこそ“強くあることを学びました。
 
アメリカに来た人たちは、みんな一刻も早く“アメリカ人になろう“とする。社会がアメリカ人であることを要求するからだ。しかし、カナダは“カナダ人になる“必要がない。それぞれの国の人のままで構わない。だから精神的にものすごく楽で、居心地がよい。
 
考えてみれば、世界には個人に金があっても中のない国がたくさんある。中国の金持ちは一兆円持っていても自由に使えない。ロシアはプーチン大統領自身が海外資産を凍結されている。中東の富豪も国内に自由はない。
 
お気に入りのワインを現地で買ったら4000円、関税1000円だった。日本の有名レストランでは5万だった、10倍だ。
 
^_^ 何言ってんだろ?高級レストランで出すのと、自分で輸入するので値段違うのあたりまえでしょーよ。こういうとこは著者のお茶目なところと捉えればいいのだろうか?
 
「一物一値+輸送代」の時代
 
政府の究極の役割とは「グッドライフ・アット・ローコスト」
 
■日本でアマゾンを強くしたのは、取り次ぎと出版社、新聞社等を守ってきた「再販制度」。本をディスカウントできるアメリカではアマゾンは爪に火をともしながら私を獲得してきたが、再販制度によって本を定価でしか売れない日本では送料タダにしても儲かるため、アマゾンは最強の物流網を構築できたのである。アマゾンに“軍資金“を送り込んだのは出版業界を守るための再販制度なのだ。
 
^_^ 何とも皮肉な話ですね。出版業界は漫画村などを批判する際、作者の生活やらを訴えていますが、あれは詭弁ですよね。ならばその作者のために、本屋のために自分たちは身を切ったことがあるのかと問いたい。よい本だが数は出ないだろうから、印税を10%から20%にしたという話もないですよね。何なら価格を10%上げて印税を倍にして売ることもありませんよね。結局は売り上げが少しでも下がれば自分たちに入る金が減るからですよね。出版業界ももう少し身を削って自分たちの業界を守る意思を見せるべきでは?政府に泣きつくだけでなくて。
新しい漫画村を作ってはどうだろう?読むのは全部無料で、次の話の発表までの時間と"募金額"を決める。例えば30万として、その金額が集まったらつぎの話が公開されるのです。メルカリあたりがやったら面白いと思うんですよね。メルカリの売り上げをマンガに寄付するとか。あとは気に入ったマンガのために広告動画を観ると漫画の作者にお金が入るとか。
 
^_^ 民泊に関しては、例えばニセコと沖縄にマンションを買って、夏はニセコで涼しく、冬は沖縄で暖かく過ごしながら、民泊で貸し出せば180日制限にも引っかからずに、過ごしやすい生活ができるのではないだろうか?
 
第4章 公務員こそ「働き方改革」を!-国を貧しくさせているのは誰なのか
 
■小話
電子化が進んだエストニアでは世界中どこにいても1週間前から同行できる上、例えば午後8時に同行締め切ったとすると8時1分には結果が出る。開票作業も出口調査もいらない。
 
ベーシックインカムと言うコンセプトは、社会を歪める。最初の10年ぐらいは貧困や不平等の是正などのメリットが出てうまくいくように見えるかもしれないが、そのうち必ず人々の労働意欲をそいで生産性が低下し、国のエネルギーは衰える。実際、海外の事例を見ると、失業保険の期間が長ければ長いほど失業期間も長くなる。
 
^_^ この人は何を言っているのだ?失業保険の期間が長ければ長いほど失業期間も長くなるのは当たり前のことでベーシックインカムとは何の関わりもないことだ。失業保険の期間が短ければ慌てて仕事を探すのは当然のことだ。
ベーシックインカムを導入することでこの国が文化的に豊かになる可能性は十分にあると思う。
どうもこの人は上からものを見て個々人の幸福というものは見えていないようだ。世の中のほとんどの人が自分より賢くも豊かでもないということがわかっていないのだろうか?賢い人の弊害だろう。誰もが自分のようになれるわけではないとは思わないのだろうか?
 
87点
読了まで3時間
 

『シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ ☆/10]
[学び ☆/10]
[娯楽性 ☆/10]

【Q1】どんな人にオススメ?

 

【Q2】この本の弱みは?

 

【Q3】この本の強みは?

 

【著者・西成 活裕さんの気になる著書リスト】

 

渋滞学 (新潮選書)

渋滞学 (新潮選書)

 
逆説の法則 (新潮選書)

逆説の法則 (新潮選書)

 
東大人気教授が教える 思考体力を鍛える

東大人気教授が教える 思考体力を鍛える

 
無駄学 (新潮選書)

無駄学 (新潮選書)

 
誤解学 (新潮選書)

誤解学 (新潮選書)

 

 

【『シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則』目次と読書メモ】

『世界を変えるエリートは何をどう学んできたのか?』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ 8/10] 翻訳物ですがとても読みやすいです。 
[学び 9/10] 学ぶということにいて学べる一冊です。若いころに読みたかった。 
[娯楽性 6/10] 娯楽性は高くありません。

【Q1】どんな人にオススメ?

  大学に入ってまで今更、教養学かよ、しかも必修かよと思っている若者たちに是非、読んでもらいたい。リベラルアーツの価値、真に学ぶことの意味と喜びに導いてくれる一冊。

【Q2】この本の弱みは?

  "真のエリート"という言葉が誤解を与える点と、実例とされる登場人物が章を隔ててあちこちに登場するので、散漫な印象があった。もうちょっと整理したらもっといい本になったのではないかと感じた。

【Q3】この本の強みは?

  点数を取る、いい成績を取って、将来、より多くの金と名誉を得ることが、学ぶことの本質ではないということを忘れていた人には思い出させ、知らなかった人には教え、考えたこともない人には気づかせてくれる価値ある一冊。

【著者・ケン・ベインさんの気になる著書リスト】

 

ベストプロフェッサー (高等教育シリーズ)

ベストプロフェッサー (高等教育シリーズ)

 

 

【『世界を変えるエリートは何をどう学んできたのか?』目次と読書メモ】

世界を変えるエリートは何をどう学んできたのか?
 
 学校に行くのは教師のためじゃないとわかったの。教師が私の人生を生きるわけじゃない。自分の将来像に責任を持つのは、自分だけと言うことが
 
第1章 世界を変えるエリートの「成功のルーツ」をひも解く
 
第2章 何が彼らを「プロフェッショナル」にしたのか?
 
■名言
生まれて初めての人生だろう?完璧にいくわけがないじゃないか スティーブン・コルベア p084
 
■名言
「10年後、5年後、1年後、半年後、1ヵ月後、2週間後、1週間後、そして翌日の自分の目標」を決めることにした。ティア・フラー   
 
第3章 自分の「学びをマネジメント」する
■名言
「人生には驚きがいっぱいだ、ただ、それに気づけばの話だが」 ニール・ドグラース・タイソン(宇宙物理学者)p105
 
“マイサイド・バイアス“ 自分の視点が冷静な判断の邪魔をする。自分の意見の反対側の意見の根拠を想像できないなど。
ビビットネス・バイアス“
刺激的な出来事、刺激的なデータが判断を誤らせる。
 
■小話
9.11で世界貿易センターに旅客機が突っ込んだあと、アメリカでは航空機による旅行が減り、その代わりに多くの人が車での長旅をした。しかしそれは誤りで飛行機を避けて車を選んだために、研究者の見積もりによれば数ヶ月で300人以上が死亡している。本来的に自家用車での旅の方が危険なのだ。p118
 
■小話
「あなたのような」と言う一般的な負のイメージを“認めなくても“、それが影響する。
女性は数学が苦手などのステレオタイプは、それを“認めていない“女性にも影響与える。逆にアジア人は数学が得意という肯定的なステレオタイプは、それを“認めていない“はアジア人に影響を与える。しかし、それを知っていればその影響を避けることができる。
p127
 
第4章「失敗」との付き合い方
 
■名言
有意義な人生は、失敗を避ければ作れると言うものではない。むしろその対処の仕方次第で決まるようだ。ケン・ベインp147
 
■名言
完璧にやりたいと思っている人に限って、どう見ても成功できない方法をとり、墓穴を掘ることが多い。ケン・ベイン p152
 
■名言
“真のエリート“たちは「比較」という考えを捨てて花開いた。自分を見つめ、自分に訴えるものを知り、「どの位置にいて、どう見られたいか」ではなく、「何を“したいか“」に注目した ケン・ベイン
 
第5章「面倒な問題」「厄介な問題」との付き合い方
 
■名言
人は経験から学ぶのではなく経験について考えることで学ぶ ジョン・デューイ(アメリカの教育哲学者)p198
 
第6章 成功するまで続ける「モチベーション」の作り方
 
■名言
やり続けろ、思い悩むな スティーブン・コルベア(コメディアン)
 
第7章 “真のエリート“に共通するのは「好奇心」と「終わりなき学び」
 
「卓越の倫理」リチャード・テイラー
 
自分の道に、型通りの挑戦や名声以上のものを求める
 
^_^ 逆に言うと型通りの名声等をあえて求めないということか。自分の内発的なやる気に任せて自分自身を満足させるといことか。
 
第8章 “真のエリート“がしてきた「人生を変える学び方」
 
■小話
心理学者のジョン・バージらは「誰かに教えるつもりで勉強した学生は、記憶力も理解力も上がること」を発見した。親は学校で習ったことを教えてねと言うこと、学生同士で得意科目を教えあう事は学習として効果的だと言う証拠が発見されたと言えるのではないだろうか。
 
■小話
カルフォルニア大学ロサンゼルス校の実験で、1つの問題に対し答えを見る前に自分でその答えを考えてみた学生の方がたとえ自分が出した答えが間違っていても復習に時間を費やした学生よりも著しく良い成績が取れた。
 
■小話
いつも同じ場所で勉強しているなら新しい場所を増やしたほうがいい。
数多くの実験で、少なくとも2つの勉強場所がある人は物事を思い出しやすいことがわかった。
 
■小話
ニューヨーク大学の「神経科学」のウェンディ・スズキ教授は「工業聞く前に1時間エアロビクス運動を行った学生らは、そうでない学生に比べて成績が著しく良かったこと」を発見した。
 

『小山薫堂 幸せの仕事術 つまらない日常を特別な記念日に変える発想法』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ 9/10] 人に伝える仕事をしている著者だけあって読みやすい。 
[学び 9/10] 企画というより人生に対する心構えを学ぶことができる。 
[娯楽性 8/10] くまモンの内幕などもありあっという間に読み通せる。

【Q1】どんな人にオススメ?

  毎日がつまらないと感じているあなた。人を喜ばせるような人になりたいと考えているあなた。

【Q2】この本の弱みは?

  売れっ子の企画者が書いた本ということでビジネスに直結するようなハウツーを求めて手に取るとがっかりするかも知れません。内容的には心構えというか心のありようがこの本のメインですので。

【Q3】この本の強みは?

  人生全体に影響するヒントがちりばめられている良著。特に第3章は時々開いて読みたい心に力を与えてくれるようなないようなので折々、書棚から出して読みたい。

小山薫堂 幸せの仕事術 つまらない日常を特別な記念日に変える発想法

小山薫堂 幸せの仕事術 つまらない日常を特別な記念日に変える発想法



【著者・小山薫堂さんの気になる著書リスト】

 

 

人生食堂100軒

人生食堂100軒

 
つながる技術―幸運な偶然を必然にするには?

つながる技術―幸運な偶然を必然にするには?

 
もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)

もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)

 
考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)

考えないヒント―アイデアはこうして生まれる (幻冬舎新書)

 
いのちのかぞえかた

いのちのかぞえかた

 

 

【『小山薫堂 幸せの仕事術 つまらない日常を特別な記念日に変える発想法』目次と読書メモ】

序章 つまらない日常を特別な記念日に
 
第一章 企画の原点は人を幸せにすること
 
■名言
企画とはサービスである。サービスとは思いやりである。小山薫堂 p21
 
カウントダウン、カレーパン屋さんは絶対ウケると思うですよ。焼きたてちょーうまいから。アンパンとか、クリームパンとかもヤバイです。
 
■名言
ユアハピネス・イズ・マイハピネス=「あなたの幸せが、私の幸せ」。これは僕が企画を発想する時の原点です。いつも、どうやって人を喜ばせようかと考えているんです。
 
読者をあっと言わせよう、とは考えていない。それよりも、最初に読む人をうならせようと考えている。
 
^_^ これはとても参考になる。身近な人に読んでもらうって大事かも。その人をうならせるとことで世界をというわけか。じゃあ、相方に読んでもらうかなぁ。
 
第二章 アイデアのタネは日常の中にある
 
■名言
僕は、嫌だとおもったことはまったくやりませんし、やりたいと思うことだけをやるように心がけています。本心から誰かのために何かをしてあげたい、あるいは、自分が選んでやったことが偶然にも誰かのためになればいいな、という気持ちで仕事をしています。小山薫堂 p80
 
第三章 「共感」が社会を動かす
 
会社の受付をパン屋さんに。受付がお金を生むようになる。
 
^_^ 面白いなぁ。いろんな会社の受付がいろんなのお店だったら楽しいだろうな。
 
金谷ホテル小山薫堂ルームN35を作った。雑誌に連載し、備品は提供してもらった。
お客さんは楽しい部屋に泊まれ、金谷ホテルは目玉となる新しい部屋を手に入れ、雑誌は連載を掲載でき、備品を提供した会社はショールームのような効果を得た。全てが勝つWin win win winアイディア
 
小山薫堂さんの名刺は笠智衆さんに書いてもらった。
 
^_^ あっ!文豪の生原稿の著作権ってどうなってるんだろう?人によってはそれによって名称作ることも可能なのではないか。田中一郎とか生原稿が残っていれば名刺は作れるし。弘法大師とか、嵯峨天皇もありなのでは?名刺だけでなく、表札もできるだろう。
 
■名言
企画とはサービスである。サービスとは思いやりである。小山薫堂
 
今はどこもかしこも自分のところをいいところだよおいでおいでと観光誘致しているが地元の人はその地元をさほど楽しんでいない。
地元の人が楽しんでこそ。それにつられて観光客も来るのではないか?
 
人をアサイン(指名)した時点で仕事は半分ぐらい終わっている。とは言え思っていた方向から大きくはみ出されても困ってしまう。ですから最初の方向付けは大切。この方向は絶対にない、こっちはひろげてもらっていいですなど。
 
第四章 最終目標は人生を楽しくすること
 
■名言
「究極の企画とは何か?」と訊かれたら、僕はこう答えます。
「それは、自分の人生を楽しくすること」「それは、自分が幸せな気分でいること」小山薫堂(くまモンの生みの親)p162
 
■名言
究極の企画とは「自分の中の不安を軽くすること」小山薫堂(くまモンの生みの親)p163

『パンダをいくらで買いますか?』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ 8/10] 会計学を取扱ながらも身近な題材で解説して読みやすい。 
[学び 10/10] 会計学上のリスクの意味とその恐るべき力を学ぶことができました。


【Q1】どんな人にオススメ?

 会計を勉強しなきゃいけないけど、専門書は気が重くて手が出ないあなた。会計にちょっと興味があるけど、本格的に勉強する気にはなっていないあなた。

【Q2】この本の弱みは?

 レッスン1、レッスン2はユニークな事例でとても読みやすく理解が進んだが、レッスン3になるとやや駆け足でついていけない部分もある。何度か読み直したが理解しきれないところがあった。

【Q3】この本の強みは?

 面白味があるとは言い難い会計学をユニークで身近に感じられるで例を用いて、解説してくれる価値ある一冊。リターンが大きくてもリスクの大きければ収益は上がらないというのは目からウロコだった。

パンダをいくらで買いますか?

パンダをいくらで買いますか?



【著者・野口真人さんの気になる著書リスト】

 

あれか、これか――「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門

あれか、これか――「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門

 
私はいくら?

私はいくら?

 
お金はサルを進化させたか よき人生のための日常経済学

お金はサルを進化させたか よき人生のための日常経済学

 
ストックオプション―儲けのレシピ

ストックオプション―儲けのレシピ

 
戦略資本政策―新時代の新株予約権・種類株式活用法

戦略資本政策―新時代の新株予約権・種類株式活用法

 

 

【『パンダをいくらで買いますか?』目次と読書メモ】

プロローグ
ようこそ!ファイナンスの世界へ
 
レッスン1「パンダの値段」はいくらか?
 
原価法
 そのものを作るのに一体いくらかかったのかと言う考え方。
 しかし本当の価値を表しているとは言い難い。
 パンダを例にとれば生まれたばかりのとパンダが安く、寿命が残り少ない老パンダの方が値段が高いことになってしまう。
 
取引事例比較法
 似たような取引での価格を参考に価格を決める。
 パンダの価格をコアラで考える。
 隣のマンションが3000万円で売れたから家のもそれぐらいで売れるだろう。
 また、取引価格事例法ではバブルがつきまとう。
 
収益還元法
 そのものが将来にわたっていかに収益を上げるかでその価値を決める。
 その点では収益還元法においてキャッシュフローを生まない金には価値がない。  
 
収益還元法によるそのものの現在価値を決める3つの要素
キャッシュフローの金額
金利(割引率)
キャッシュフローの発生する時期
 
現在の価値=毎年のキャッシュフロー÷割引率
 
数式を整理していった結果この単純な式になる。
 
^_^ うちの場合は家賃40,000として年間のキャッシュフローが480,000割引率を10%として現在価格は4,800,000円。まま妥当な金額。約10年前に修理費込みで3,500,000だったのでむしろ価値が上がっている(笑

レッスン2「会社の値段」はいくらか−企業価値を計算する
 
バランスシートはレントゲン写真。
 例えば自分自身が借金の方が資産より多くても、自分が働くと言うキャッシュフローがあるので多くの場合はバランスシートは債務超過に陥らない。
 
損益計算書は動画ファイル
 損益計算書当期純利益が発生するとその自己資本が増える。
 
 会計の世界では会社は永遠にキャッシュフローを生み続けると言う前提で計算される。それをゴーイング・コンサーンと呼ぶ。
 
 減価償却費は見せかけの支出なのでフリーキャッシュフロー計算する場合には差足し戻さなければならない。
 例えば100億円の工場建てて10年で償却する場合、形式上は減価償却日で年間10億円を償却するがそれは実際に出ていくお金ではないので、フリーキャッシュフローに10億円足さなければならない。
 
 ファイナンスの世界ではリスクは不確実性を表し、スカイツリーから飛び降りるリスクはゼロ、確実に死ぬので不確実性0、つまりリスク0と言うことになる。
 
毎年、+30%、− 24%を繰り返す投資信託は資産を50年後には40%減らす。
 
^_^ これには驚いた。これをギャンブルに利用したら多くの人が賭けるのではないだろうか。普通に計算したらお金が減ったが、普通増えると思うよなぁ。
 
□ 小話
毎年30%、− 24%の運用成績を繰り返す投資信託に100万円預けると50年後には60万円程度になる。
 
 期待リターンが高くても、リスクが大きすぎると物の価値は下がる。大事なのはリスクとリターンのバランス。リスクの割にリターンが高いと言う投資商品ほど優れている。
 
会計上は企業は永久に存続しキャッシュフローを産み続けると言う前提条件。
 
WCCA=(ROD社債利率+ROE株主利益率)平均
 
■用語
MM理論
経済学者フランコ・モジリアーニとマートンミラーが指摘したどれだけ借金をしても企業価値は変わらない。たとえとして「どんな分け方をしても、パイ全体の大きさは変わらない」
 
a社 2000億円の価値 200億円の営業利益 ROE10%
b社 2000億円の価値 200億円の営業利益 社債1000億円 社債利子30億円 残り170億円 を株主価値1000億円で割るのでROEは17%でa社より多くなる。
 
 つまり借金分1000億円は取り分の少ないRODなのでその分、ROEが高くなる。
 
 ただし損益分岐点は上がっているのでその分、リスクは高くなる。
 
 ただし、税金を考えると借金をしていた方が、金利分、収益が減るので、税金が安く済み、結果としてキャッシュフローが増える。つまり、借金をすると株価が上がるのである。
 税金が減るとくにが困ると思うが企業の税金が減っても貸し手の銀行の収益が増えて税収が増えるので問題ない。
 かといって借金が増えすぎてもリスクが高くなりすぎてしまう。
 
 銀行は世間では安定的だと思われているが実は景気に左右されやすく、ROEは保険、証券と並んで高い。それだけリスクの高い業界だと言える。
 
レッスン3 ケーススタディー−投資の意思決定に挑戦する
 
■言葉
NPV法
はじめの投資額と将来見込まれるキャッシュフローの現在価値(プレゼントバリュー)を比較し、投資の判断をする方法。
 
投資判断するのは投資額対現在価値
🌟あくまで比較対象は現在価値
 
 比較する瞬間は工場が完成した瞬間。その瞬間ならライバル会社に現在価値で売れると考えられる。
 
 新規事業のスタート時の赤字は、本業の黒字を減らすので、会社全体としては節税になる。
 
91点
読了まで3時間
 

『ロボット--それは人類の敵か、味方か――日本復活のカギを握る、ロボティクスのすべて』書評・目次・感想・評価

[読みやすさ 8/10] 専門用語がいくつか出てくるが基本的には読みやすい。 
[学び 8/10] ロボットと人工知能を合わせて学べる価値ある一冊


【Q1】どんな人にオススメ?

 人工知能ブームの中、人工知能とロボットの融合について興味があるあなた。少子高齢化を迎える日本に悲観的なあなた。ロボットが希望の光になるかも。

【Q2】この本の弱みは?

 これはぼく個人の問題なのだが、どうしても人工知能の話は専門用語が出てくると、難しすぎてついていけない部分がある。ぼくにでも分かり易い人工知能の本ありませんかね?

【Q3】この本の強みは?

  人工知能の話題が騒がしいですが、人工知能とロボットの融合で何が起こるかを書いた本はあまりなかったので、それが書かれたこの本の価値は高いです。人工知能は時間を飛躍するが、ロボットは時間と空間に縛られるので、今までの蓄積を持ち、少子高齢化で労働者が足りなくなる日本にアドバンテージがあるという話は面白くも希望が感じられた。

 

【『ロボット--それは人類の敵か、味方か――日本復活のカギを握る、ロボティクスのすべて』目次と読書メモ】

 

1.始まりは産業用ロボット ロボティクスの夜明け
 
 ロボットと言うと一般の人は人間型のロボットを想像するが、最初のロボットは腕だけ。
 日本の終身雇用制がロボットの発展に貢献した。
 なぜならロボットが導入されても自分の雇用が守られているので熟練工も協力してその技術を惜しみなくロボット開発につぎ込んだから。
 
2.1980年、ロボット普及元年 第一次ロボットブーム(1980年代〜1990年代)
 
 原子炉内作業用ロボットの研究は極秘で進んでいたが、日本の原子炉が事故を起こす事は無いという安全神話から、常に起動し作業に入る状態にしておかなければならなかったものを、予算がつかず所蔵しておくことすらなかった。
 その結果、福島原発の事故の時、作業に入れる事は1台もなかった。
 
^_^ 安全神話の弊害がこんなところにも存在した。新基準で安全だと言う政府の言葉をどうやって信じればいいのか?
 
第3章 夢の二速歩行ロボット 第二次ロボットブームとその終焉(2000年から2010年初頭)
 
■ワード
動歩行
力の釣り合いに加えて、体の勢いや運動量など動的な効果も併せて考慮した歩行(ページ81)
 
 ヒューマノイドロボティクスプロジェクトの「HRP-2」「HRP-3」の外観デザインは、アニメ「機動警察パトレイバーメカデザイナー出渕裕氏によるもの。
 
 女性型ロボット HRP-4C を見よ!
 この時代のロボットは結局、一般の人々の期待には答えられなかった。
 そもそも期待が大きすぎた、人は人間型のロボットを見ると人間と同じようなことができると思い込んでしまうところがある。
 またメンテナンスの問題もある。
 コピー機ですが定期的なメンテが必要、ましてや複雑な動きをするロボットはメンテは必須である。
 
第4章 時代は「単機能ロボット」へ 第三次ロボットブーム(2010年代〜)
 
 東日本大震災以降、単機能そして、タフなロボットが求められるようになった。
 
^_^ 何より実用性が必要と言うことですね。
 
□小話
 世界一癒し効果のあるロボットとして2002年にギネスに登録されたアザラシ型ロボット「パロ」は犬や猫でなく、竪琴アザラシの赤ちゃんがモデルになっているのは本物と比較のしようがないから。
 
第5章 AIブームと共に世界で注目される「ロボティクス」
 
 ロボットのOSにあたるものは無料で公開されており、オープン化、モジュール化により、参入障壁は低く、ベンチャーや個人でもサービスロボット開発に参入できる。
 著者は参入するなら今だと思っている。
 
第6章 なぜ日本は、ロボティクスで世界的に有利なのか?
 
 AIは無限にシュミレートして時間を飛び越えて経験値を重ねることができるが、ロボットは実際の世界で動かして経験を重ねることしかできない。
 つまり今までの蓄積を持つ日本が有利。
 課題先進国の日本、高齢化社会でロボットの強いニーズがある。
 
□ 小話
 ロボローチ ゴキブリの神経に電極を指して、信号を流し、ゴキブリをスマートフォンでラジコンのようにコントロールするセットがゴキブリ付きで売っている。160USD程度。
□小話
 2016年、スイスで人と機械の融合をテーマにスポーツイベント「サイバスロン」が実施された。種目はパワード義手や、パワード義足、パワード車椅子など。競技者はパイロットと呼ばれる。
 
92点
読了まで3時間
 
 面白かった。日本の未来に希望を感じられる本はやっぱいいね。