To DoリストよりもWant toリスト

ぼくは忘れっぽいので、ToDoリストをスマホで書いています。 今のぼくのToDoリストにはこんなことが書いてあります。 ・車の社内に掃除機をかける。 (洗車場でやるよていなのだが、雨続きでできていない) ・脱衣所の床の修理 (我が家は中古の平屋なのだが脱…

何かを買わせようとする人はこれほどいるのに、買わせないようにする人はいない。

セールスマンは世界中にいます。 セールスマンとは何か?それはサービスやモノを人に売る職業である。その為に時に訪問し、時に説得し、時に嘘もつきます。 セールスマンが買わなくてもいいということはほとんどありません。 もし言ったとしても、それは別の…

『世界史の針が巻き戻るとき』マルクス・ガブリエル

世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか (PHP新書) 作者:マルクス・ガブリエル 発売日: 2020/02/15 メディア: Kindle版 『世界史の針が巻き戻るとき』マルクス・ガブリエル 【目次】 はじめに−編集部より新しい哲学が描き出す、針…

「2円で刑務所、5億で執行猶予」浜井浩一

2円で刑務所、5億で執行猶予 (光文社新書) 作者:浜井浩一 発売日: 2009/10/16 メディア: 新書 【目次】 はじめに 第1編犯罪と犯罪予防 ある内閣総理大臣の所信表明演説減る少年犯罪、増える高齢者の犯罪 治安の悪化?何が犯罪不安を作り出しているのか殺人は…

「啓蒙思想2.0 政治・経済・生活を正気に戻すために」ジョセフ・ヒース

「啓蒙思想2.0 政治・経済・生活を正気に戻すために」ジョセフ・ヒース 啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために 作者:ジョセフ・ヒース 発売日: 2014/10/24 メディア: 単行本 【目次】 序章頭VS心 第一部古い心、新しい心 第1章冷静な情熱理性-その…

.「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」ほぼ日刊イトイ新聞・編

岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。 (ほぼ日ブックス) 作者:ほぼ日刊イトイ新聞 発売日: 2019/08/05 メディア: Kindle版 【読書メモ】 人間はやっぱり、自分のやったことを褒めてくれたり喜んでくれたりする人がいないと、肌には登らないと思うんで…

「反逆の神話 カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか」ジョセフ・ヒース+アンドルー・ポーター

反逆の神話:カウンターカルチャーはいかにして消費文化になったか 作者:ジョセフ・ヒース,アンドルー・ポター 発売日: 2014/09/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) 【読書メモ】 人には大勢の押し付けてくるニーズと関係なく、自らの快楽の源を発見しよう…

「ケースで学ぶ犯罪心理学」越智啓太

ケースで学ぶ犯罪心理学 作者:越智 啓太 発売日: 2013/09/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 一般に精神障害は安西を促進する方向に働くよりは抑制する方向に働くことが多い。それ故精神障害者だからわけのわからない犯罪を行うだろうと言う考えは誤りで…

「今こそ知りたいシェアリングエコノミー」長田英知

いまこそ知りたいシェアリングエコノミー 作者:長田 英知 発売日: 2019/09/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) 【目次】 はじめに 第1章シェアの歴史と今を知る なぜ今、「シェア」が評価されるのか?私たちの暮らしを支え、豊かにした3つの「シェア」これ…

「無知」の技法 不確実な世界を生き抜くための思考変革 スティーブン・デスーザ ダイアナ・レナー 訳上原裕美子

「無知」の技法NotKnowing 作者:スティーブン デスーザ,ダイアナ レナー 発売日: 2015/11/19 メディア: 単行本 【目次】 序文はじめに Part 1「知識」の危険性 チャプター1「知っている」は良いことか? 1 知のパワー2 概知を疑い、自分の目で見て、考えた解…

.「居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書」東畑開人

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく) 作者:東畑 開人 発売日: 2019/02/18 メディア: 単行本 【目次】 プロローグ それでいいのか? 第1章 ケアとセラピー うさぎ穴に落っこちる 第二章 「いる」と「する」 とりあえず座…

「少ないもので気分爽快に生きるコツ必要十分生活」たっく

必要十分生活~少ないモノで気分爽快に生きるコツ (だいわ文庫) 作者:たっく 発売日: 2020/03/12 メディア: 文庫 【目次】 プロローグ 私もかつては片付けられない人間だった なぜ散らかるのか 必要10分である状態とは まず机の上を確認 第1章 仕事編 机の上…

「MMT現代貨幣理論入門」L・ランダル・レイ

MMT現代貨幣理論入門 作者:L・ランダル・レイ 発売日: 2019/08/30 メディア: Kindle版 【目次】 巻頭解説「現実」対「虚構」MMTの歴史的意義中野剛志 第二版序文定義 序論現代貨幣理論の基礎 第1章マクロ会計の基礎1つの部門の赤字は、別の部門の黒字に…

「なめらかな社会とその敵」鈴木健

なめらかな社会とその敵 作者:鈴木 健 発売日: 2013/01/28 メディア: 単行本 運動を開始するシグナルとなる準備電位は、その運動しようとする意志のタイミングよりも300ミリ秒ほど早く始まると言うことである。つまり、意志より前に運動が始まっていると言う…

『ゼロから作る科学文明』著/ライアン・ノース

ゼロからつくる科学文明 タイムトラベラーのためのサバイバルガイド 作者:ライアン ノース 発売日: 2020/09/17 メディア: Kindle版 【評価】65点 【目次】 1 あなたがどの時代に閉じ込められたかを判別する方法便利なフローチャート 2 あなたが紀元前20,000,…

『累犯障害者』著 山本譲司

累犯障害者 (新潮文庫) 作者:譲司, 山本 発売日: 2009/03/30 メディア: 文庫 【評価】95点 【目次】 序章 安住の地は刑務所だった−下関駅放火事件 第1章 レッサーパンダ帽の男−浅草・女子短大生刺殺事件 第2章 障害者を食い物にする人々−宇都宮・誤認逮捕事…

記事感想『年俸120円 最年長42歳「オッサンがJリーガーになれた理由」』

news.yahoo.co.jp 「これぞ〝持たざる者〟の強みですね、不安はまったくないです。もともとほぼ無収入でしたから、生活は何も変わらない(笑)。行動は自粛しても思考に自粛はない。逆に、調整法などをあれこれと考えることができて充実していました」 2ち…

『美容常識の9割は嘘』落合博子 やらない方がいいことをみんながやっている

美容常識の9割はウソ 作者:落合 博子 発売日: 2019/10/02 メディア: Kindle版 大事なのは、正常なバリア機能を邪魔しないこと。化粧品を浸透させるのではなく、バリアとなる皮脂を補強するような化粧品の使い方を意識することです。ページ20 この本は節約の…

ラストベガス(2013)「よれよれの 爺さんたちが ラスベガス 酒と女と 続く友情」

よれよれの 爺さんたちが ラスベガス 酒と女と 続く友情 よれよれの爺さんたちが、ラスベガスへやってきてフィーバー、フィーバーするっていうお話。 この爺さんたちが基本的に大人げない。まるでやっていることがガキなのだ。しかし、幸福であることと、大…

立ち上がれ、世界のナマケモノたちよ(いや、まぁ座って話そうか)

皆さんは世界人口の半数はナマケモノで形成されていることをご存じでしょうか? これは単純な理屈で、世界人口約78億人(2019年)をハタラキモノからナマケモノで一列に並べて、ちょうど半分に分けるとします。 すると、ナマケモノ側の39億人は、平均以上…

ホセ・ムヒカ氏を題材とした映画作品リスト

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ(2018) pepe-movie.com 世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ 予告編 ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020) jose-mujica.com ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領か…

記事スクラップ『ポストコロナの時代にも響く「世界でいちばん貧しい大統領」の言葉』

「すべてはあの孤独な年月のおかげだ。あの敵意に満ちた過酷な環境がなかったら、今の私たちは存在しない。こんな言い方は酷かもしれないが、人は好事や成功よりも苦痛や逆境から多くを学ぶものだ。我々の闘いは続く」(ホセ・ムヒカ) この一文は好々爺に見え…

「泣いたのは初めてです…」“世界一貧しい大統領”ホセ・ムヒカ85歳の言葉に日本人通訳が嗚咽した日

この『「泣いたのは初めてです…」“世界一貧しい大統領”ホセ・ムヒカ85歳の言葉に日本人通訳が嗚咽した日』という記事は最後まで読むと分かる通り、すがすがしいぐらいに週刊文春の紙面の宣伝だ。 その答えは、「文藝春秋digital」に掲載されている「 日本人…

“世界一貧しい“大統領・ムヒカ元大統領に「恋した女子大学生」…彼女が「日本人に伝えたいメッセージ」

日本は確かに裕福な国だ。ただ、絶望的に働く人が多い。競争心にあおられ、若者は試験に落第し、自殺することもある。日本人は国の発展のためではなく、自分の幸せのためにもたたかわなければいけないね(ホセ・ムヒカ “世界一貧しい“大統領・ムヒカ元大統領…

ドキュメンタリー映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」田部井監督インタビュー

この記事で一番痺れたのは他でもない。この一文。 『君が何かを買うとき、お金で買っているのではない。お金を得るために費やした人生の時間で買っているのだ』 やはりムヒカ氏の言葉だ。 我々はモノを買う。時に生きるために、時に他の人よりも優位であるた…

「世界一貧しい大統領」がいたウルグアイ、大統領専用機を売却

この記事を読むと当然の事に気づかされる。 世界一貧しい大統領を産んだのはウルグアイ国民の叡智なのだと。 我々日本人は時折、他国の政治家を羨ましがる。台湾で新型コロナ対策にITを活用し活躍したオードリー・タン氏、そしてこの世界一貧しい大統領と称…

ムヒカ氏の言葉を振り返る。ウルグアイの「世界一貧しい大統領」が政界引退

ムヒカ氏がここまで支持されるのはなぜだろう。 それは多くの人が、どこかおかしいと思いながらも流されていく、行き過ぎた資本主義、またそこから生み出される格差について、はっきりと敵意を表し、語り、そしてなにより自らその流れにきちんと立ち向かって…

「喰っていけない」という言葉を捨てよう

「そんなことでは喰っていけない」と言えば、自分の行動を、職業選択の自由を、縛ります。現代では、特にこの豊かな日本では、どんな生き方を選んでも、どんな職業を選んでも、「食べていくことができます」 国民年金支給額の月額6万5千円で暮らしていると…

人生は皮肉なもので、苦手なこと、つらいと感じることほど、長い。(だから他の道を探そう、と言う話)

得意ではないので、普通の人より、2倍の時間が掛かったとする。 やりたくないことなので、普通の人より、2倍苦痛を感じるとする。すると時間が2倍×苦痛が2倍で、人生に4倍の苦痛がもたらされるのだ。そりゃ人生が苦しくなるわけだ。 ここまで生きてきて…

空を飛ぶのが苦しいのなら、しっかり地に足をつけて地を歩めばいい。

一番つらい人生とは何だろう。それは恐らく「空高く舞い上がる人生」でもなく、「地面をゆっくり歩くような人生」でもない。それは「中途半端な高さの空中を必死に飛び続ける人生」ではないだろうか。 まず、経済的に豊かで、有名で、多くの人に愛され、注目…