「少ないもので気分爽快に生きるコツ必要十分生活」たっく

 

 

【目次】

 
プロローグ
私もかつては片付けられない人間だった
なぜ散らかるのか
必要10分である状態とは
まず机の上を確認
 
第1章
仕事編
 
机の上を運ぶ
机の上に不要なもの
書類は1年たったら捨てる
デスクに引き出しはいらない
単機能は多機能に勝る
ペンは二本だけ
資料は国会図書館を利用する
プリンターはいらない
出張のお供はトートバック
 
第二章
日常生活編
 
洗面所に置くものは1日1回ルール
浴室はホテルを目指す
バスタオルは不要
トイレは入浴前に洗う
靴は3足
下着は3枚
服は強制ローテーション
化粧品のボトルは顔を向ける
掃除機は不要
ストック品は極力おかない
飯は鍋で炊ける
固定電話、ファックスは不要
洗濯機はいらない
スプレー缶は買わない
ポイントカードは持たない
まとめ買いはしない
 
第3章
情報編
 
スマートフォンのホーム画面は1つだけ
メールの受信箱は常に空にする
情報は能動的に集める
SNSは嫌になったらやめる
テレビの録画はハードディスクいっぱいまでする
 
第4章
趣味嗜好編
 
車は何も立たずに乗る
音楽はデジタルで管理する
レンタル品を活用する
思い出は思い出して楽しむ
趣味のものは思う存分家に置く
 
第5章
必要10分生活の心得
 
私が必要十分生活に至るまで
必要十分な状態になると片付けが楽になる
選ばなくて良い事は一流の証である
知恵を絞ってルールを作る
収納はスーツケースに入る分だけ
自分と相手の領域を区別する
必要10分生活テスト
ついつい捨てられれないものの処分例
 
おわりに
 
 
 
「なんとなくこう決めている」ことと「ルール」は違います。曖昧な決まり事は、その隙間からたくさんのものが漏れていて、いつしか巨大な山になります。ページ13
 
ポイントカードがあるから行く店と言うのは、利害関係があるから付き合っている友達みたいなものです。ページ116
 
価値があると判断した情報には積極的に対価を払うような価値観が、無料で情報が手に入る時代には、逆に必要だと思います。ページ138
 
選ばなくて良い事は一流の証である
ページ176

 

 
選択肢がないと言うデメリットが、ここでは一流品を迷わず選択できると言うメリットに変わるのです。ページ176
 
考えないと入らない位であれば、それはものが多すぎると言うことです。ページ186
 
【感想】
著者の几帳面さにやや引いたが内容的には面白かった。革新的な部分は少なかったが。