『トヨタ式おうち片づけ -5つの「しくみ」でみるみる片づく! -』書評・目次・感想・評価

1、やり過ぎミニマリスト夫婦がトヨタ式に目覚めるまで
 
ものを増やさない工夫
食器は家族で共通のものを使う。
パジャマは持たない。
 
著者夫婦は効率化とミニマリズムで生活していたが、生活に潤いがなく、マッサージとギャンブルにはまる生活。ものを捨てすぎると不幸になると知った。
 
・苦労して生み出した時間で、本当は何をしたいのか?
 
^_^ これってあるよね。苦労して作った時間、苦労して稼いだお金。それで実際何がしたいのかわからない。それが1番不幸なんじゃないかな。
 
2.「なぜなぜ分析」でモノに対する自分の価値観を知る
 
片付けは「ものを捨てる」から始めてはいけない、最初にやる事は「自分のものに対する価値観を知ること」
 
■ワード
「なぜなぜ分析」
問題点に対し、それが「なぜ起こったか」を繰り返すことで理由を深掘りし、真の原因を突き止める手法。ページ53
 
□名言
原因は人ではなく仕組みのせい(トヨタグループ)
 
3.「見える化」でモノのほどよい量を決める
 
「1つ買ったら1つ捨てる」ではなく「1つ捨ててから1つ買う」
 
「買い物好き」は暮らしを変えたい願望の表れ
 
今週着る服だけをハンガーにかける。
 
^_^ これは良いやり方かもしれない。特に働きに行く人には。
 
畳1畳分は日本の平均家賃で月々3,000円、畳1畳分の荷物を保存しておくのに年間36,000円払っています。その荷物にその価値はありますか?
 
4.「ムダとり」でモノを減らしスペースを広げる
 
ページ152 絵本は表紙で季節感を出すことができるため、クリスマスの時期が近づくと、図書館でクリスマス関連の大きめの絵本を、内容よりも表紙のイラスト重視で借りてきます。
 
^_^ まぁなんと合理的。夏には海の写真集、冬には雪や雨の写真集、ひな祭りには雛人形の写真集を借りてきたらなんもいらないね。
 
飾れるもので捨てるかどうか迷ったら実際に飾ってみて判断する。飾ってみて気に入ったらそのまま飾り続けて、あまりピンとこなかったら処分しましょう。
 
5.「5S」で家事を徹底的に時短する。
 
トヨタ式(5S)
整理
整頓
清掃
清潔
しつけ
 
■ワード
ローリングストック
古いものから使い、新品を補充していくストック法。食品などでよく使われる。
 
6.「カイゼン」でリバウンドゼロをキープする。
 
■ワード
カイゼン
見える化」「ムダ取り」「標準作業」など「より良くするために行く風して効率アップにつなげる」行為を表した言葉。ページ210
 
ライン工程を飛行機のコックピット関するカイゼン
 
本当に大切なのは、日々カイゼンを考える体質になることだ
 
スーツケースを本棚に。
 
^_^うちも借りてきた本はスーツケースにいれるか?
 
86点
2時間半
 
なかなか合理的で面白かったが、来客時の紙皿などちょっとおかしいだろという部分もありました。