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書評・評価・目次『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』

より少ない生き方

より少ない生き方

  • 作者:ジョシュア・ベッカー/桜田直美
  • 出版社:かんき出版
  • 発売日: 2016年12月12日
92点
読了までの時間 2時間半
初心者から中級者向け
 

【Q1】どんな人に薦めたい?

 ミニマリズムに興味を持った人。
 ミニマリズムを始めたけれど、途中で燃え尽きてしまった人
 さらには家族にもミニマリズムを浸透させたいと思っている人。

【Q2】何才ぐらいから読めるか?

 この本の言うところのティーンエージャーから読める本です。

【Q3】立ち読みするならどこがお勧め?

「10章 家族でより少ない生き方をする」がお勧め。
 ミニマリズムを始めると自然と家族にもミニマリストになってもらいたいと考えるだろう。
 しかし、それは時間の掛かること。急いでは家族関係を壊すことにもなりかねないとこの章は教えてくれる。
 そして大事なこと。「人のもの、共用のものは、絶対に勝手に捨てない」。これは本当に重要。
 自分が最大限できるのは、ミニマリストとしての見本を見せることだけ。

【Q4】この本の強みは?

 著者がミニマリズムの良さを伝えるだけでなく、家族との折り合いのつけ方ミニマリストとして得られる配当「自由、お金、時間」の使い方についても方向性を与えてくれる。

【Q5】この本の弱みは?

 著者が神父であることもあって、後半は人によっては説教的な内容が気になる場合もあるかも知れない。
 ぼく自身も終盤はそこまで惹かれる内容ではなかった。まだぼくが素直に聞けるレベルに到達していないのだろう。

【『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』目次】

1章 より少ない生き方を始める

2章 ものを減らして自由になる

3章 自分らしいより少ない生き方を見つける

4章 消費社会の罠を知り尽くす

5章 自分の中にある 欲しい という気持ちを探る

6章 簡単なところからものを手放してゆく

7章 どうしても手放せないものと向き合う

8章 少ないもので暮らす実験をする

9章 より少ない生き方を維持する

10章 家族でより少ない生き方をする

11章 ものを手放して「意味のある人生」を実現する

12章 なんのために生きるのかを見つめる

13章 ものの少ない生活の先にあるもの

 

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる 個人的イメージ

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる 個人的イメージ

 

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

 

 

【『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』極個人的読書メモ】

 

1章 より少ない生き方を始める
 
 神父、ミニマリストとして目覚め、ブログを始める
 
2章 ものを減らして自由になる
 
 ものを減らして、本物の自分を見つける
 
3章 自分らしいより少ない生き方を見つける
 
 ミニマリズムに定型はない。人それぞれに人生の使命があるように、それぞれにそれぞれのミニマリズムがある。
 
4章 消費社会の罠を知り尽くす
 
 消費社会はあらゆる罠を仕掛けてくる。その手口を知っておくことも大事。
 
5章 自分の中にある 欲しい という気持ちを探る
 
 自分が何かを欲しいと思った時、その気持ちを注意深く見つめてみよう。じつは買った瞬間に脳内に出る脳内麻薬のせいかも。
 
6章 簡単なところからものを手放してゆく
 
 車の中、クローゼットの中などかたずけやすいところから始める。とりあえずいらないものを袋に突っ込む。分別は後で。
 難しいときはたくさん持っているものから始める。例えばタオル、ひとり2枚もあれば十分だ。
 
!タオル2枚はしんどい。でもtシャツとか靴下は減らせるかも!
 
7章 どうしても手放せないものと向き合う
 
 捨てられない思い出の品はベストな者だけ残す。そしてできれば使う。
 本は手放しにくいが、本を持っている量で人間の価値は決まらない、良い本なら売って他の人にも読ませてあげよう。
 車は本当に必要?家はそんなに大きい必要はある?
 デジタル機器は新型が出るたびに買う必要ある?使えなくなったら買おう。
 
!ゲームを整理するかな。大事なゲームだけどやらないし、本も売るかな!
 
8章 少ないもので暮らす実験をする
 
 捨てられないのなら、とりあえずどこかにしまい込んでみよう。そして、29日間暮らしてみよう。1ヶ月より短い。
 すると、使わないものが多いことに気づく。
 
!引っ越しをした時はミニマリズムの実験を行うチャンスだ。なんせ何もかもダンボールに入っているのだから、しばらくそのままにして、必要なものだけ1つずつ取り出そう。
箱を開けたからといって中身を全部出してはいけない。
1ヶ月も暮らすと必要なものはダンボールから解放され、処分すべきものはダンボールに入っている。!
 
9章 より少ない生き方を維持する
 
 テレビを見ないと余計なものを買わないで済む。
 プレゼントは欲しいものを前もって尋ねる。
 
!プレゼントに関しては花や食べ物などのやがて消えるものや、外食やチケットなどの体験をプレゼントするのもいいかも!
 
10章 家族でより少ない生き方をする
 
 家族をミニマリズムに誘うにはまず自分が手本を見せることから始めるべき。
 重要なのはミニマリズムが家族の人間関係を壊すようなことがあってはいけない。
 家族のもの、共用のものを勝手に捨ててはいけない。もう一度いう、絶対にいけない。
 家族の協力が得られない場合は一部屋、部屋の一角でも自分のものを処分して聖域を作り、そこを大いに利用する。
 小さな子供をミニマリストにするにはまず親が見本を見せる。
 そして、おもちゃはこの箱いっぱいまで、お絵描き道具はこの箱いっぱいまでと明確な範囲を決めてあげるとやりやすい。
 そしてティーンエイジャーの子供には親以外の尊敬する人に話してもらう。世の中を改善するためという理想の点から語ってみる。貧しい外国を見せてものが人を幸せにするわけではないと教える。
 どちらにしても人を変えることはできない。できるのはサポートすること、手本をみせることだ。
 
!一人がミニマリストになるのはある意味、簡単だ。やはり家族を巻き込むとなると根気が必要だ!
 
11章 ものを手放して「意味のある人生」を実現する
 
「あなたの宝のあるところに、あなたの心もある」
 車を擦られた時、しばらく機嫌が悪かった。それは高い金を出して買った車というモノに心が奪われていたからではないか?モノに心を奪われているのは正しいのだろうか?
 ミニマリストになると余計なお金を使わなくなるので、お金が余る。それで借金を返したり、投資や将来に備えたりするのもいいが、寄付をするのもいい。
 またミニマリズムを実践すると必要以上に稼がなくてよくなるので時間も余る。その際はボランティアをしてみるのもいい。
 ミニマリズムを実践するのにモノを売ることを考えることがあるが、大物以外はオススメしない。細々したものは寄付してしまうのもいい。
 お金がすら溜め込むのはいいことではない。
 
!著者が神父だからこのような話になるのだろうか。でも、世界が1つの物語だとして、自分が悪玉か、善玉かと考えた時にきっと善玉よりだと、思えれば少しは救われるのだろうか?
高すぎる買い物をするとそれが傷ついたりするとすごく辛い気持ちになる。だから、ぼくは中古品も結構好き。自分で使い古したものも好き。傷も思い出だし。愛着もあるし!
 
12章 なんのために生きるのかを見つめる
 
 忙しすぎる人生は人生の意味を見失う。必要以上に働き、必要以上に使う、それでは人生の意味を追求できない。
 ミニマリストたちの中には人間関係に関しても自分にとって利益のない人を切り捨てるべきだという人もいるが、理解はするが、賛同はできない。
 人はモノではない。愛されると同じぐらい愛するというのがバランスのとれた人生だ。
 
!ここも神父らしい発言だ。確かに愛のバランスも大事かもしれない!
 
13章 ものの少ない生活の先にあるもの
 
 ミニマリズムを実践すると自由、時間、お金の配当がある。
 その配当を使ってどう生きるか、やりたいことを次々にやってゆくのもいいだろう。
 ただ、自分のために生きればある程度の幸福を享受できる。だか、誰かのために生きればもっと大きな幸福が訪れる。
 ボランティアをやっている人は人生の幸福度が高い。
 海辺の別荘で釣りをして暮らしながらも、人の為にメンターになる事もできるのだ。
 
!人の為に生きることが逆に自分の人生の幸福度に貢献する。情けは人の為ならずということなのだろう。!
 
92点 2時間半、初心者向け