目次だけでも読んでいって下さい

読書は孤独です。同じ本を読んだ人はコメントくれると嬉しいです。

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』書評・目次・感想・評価

【Q1】どんな人にオススメ?

 冒険したい気持ちはあるけど絶対冒険しないあなた。都会暮らしになれて都会も退屈ねと思い始めているあなた。 

【Q2】この本の弱みは?

  個人的にはもっとエッチな展開を期待していたが、エッチな展開にならない。というか気持ち悪い男が出てきて、同じ男として申し訳ない気持ちになる。思ったよりブルーな話。

【Q3】この本の強みは?

  何と言っても見飽きていた街が薄皮一枚剥がすとトンデモワールドだったり、大都会に無表情に歩いている人々がモブではなく一人ひとり欲望も悩みもある人間であることを思い出させてくれる。当たり前のことなんだけど、都会に住んでいると忘れることがあるから、こういう本は価値がある。

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと

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【『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』目次と読書メモ】

プロローグ 2013年1月、どん底の夜0時 

 著者離婚、家を出る、スーパー銭湯暮らし。

第1章 東京がこんなにおもしろマッドシティーだったとは 
 
 出会い系アプリに興味を惹かれ、男たちと次々と会い、彼らに本を薦めていく。
 セックスを求める男、手品を見せる男、アプリの使い方を懇切丁寧に教えてくれる男、出会い系アプリの中にコミュニティがあることを知り、自分が何気なく住んでいるこの町にこんなマッドな部分があることを発見し驚く。
 
!確かによくわかる。出会い系みたいなものに触れると、こうして街を歩いている無数のモブのような人にも、人生と欲望と事情があるのだなとつくづく思ったものだった。!

第2章 私を育ててくれたヴィレッジヴァンガード、その愛 
 
 ビレッジバンガードと水商売を続けていた著者。
 仕掛けて売る楽しさを知る。
 仕事をビレッジバンガードに一本化。しかし、ビレッジバンガードは変わっていく、雑貨とキャラクターグッズの店に変わっていく。
 著者はくすぶっていたが上司に本を勧めることを思いつき、それが出会い系サイトであった人に本を勧める今度の行動につながる。
 
^_^ 確かに確実にビレッジバンガードは昔もっと面白かった。大きくなると出資してくれた人に利益で返さなければならなくなってつまらなくなるものには枚挙にいとまがない。
本を人に勧めるっていうのは自分もやりたい。ユーチューブでやるか?
 
第3章 出会い系サイトで人生が動き出す 
 
 ノマドの男に働かないで生きるにはなどを勧めるがことごとく読んだことがあると言われてしまう。
 そこで本の勧め方を再検討する。専門家にその筋の専門書を勧める意味はない。周辺にズラさねば。
 女性に会うと緊張感なく楽しい。
 コーチングをする女性とあって号泣。自分の迷いに向き合う覚悟を決める。
 
^_^ コーチング怖いなぁ。俺もないたりするんだろうか?働かないで生きるには昔読んだなぁ。
 
第4章 ここはどこかへ行く途中の人が集まる場所 
 
 主人公はビレッジバンガードで働きながら夫との離婚に踏み切れぬままxで人に会い続ける。
 xから人狼ゲームに誘われるようになったり、x絡みは楽しいのだが問題は積み残したまま。
 
^_^ 昔、毎週違う女の子にあっていたことがある。その時も面白かったなぁと、思い出した。そしてとても疲れたと。今、そんなことできないなぁ。1人になったらできるのかなぁ。

第5章 あなたの助言は床に落ちてるホコリみたい 
 
 xでの出会いを元にできの悪いエロ小説を書いてくる男に会い主人公はxでの出会いのペースを落としていく。
 xのことを人に語ると危ないから気をつけなよとアドバイスする人が多い。そんなもん下らない。
 
^_^ 現場に行っている人に安全なところにいる人がするアドバイスって実はダメダメだよね。インド?危ない危ないとか。株?危ない危ない。仮想通貨?危ない危ないw
 

第6章 私が逆ナンを身につけるまで――――そしてラスボス戦へ 
 
 主人公はxで鍛えられ、人に話しかけることに壁を感じなくなっていた。
 合コンに参加するがぬるくてぬるくて。
 やがてx外の人にも声をかけて会うことにした。
 そして、それはずっと会いたかった人、がけ書店の店主に会うことができて主人公は進むべき光のさす方向を見つけた。
 
^_^ そうだそうだ。金も結婚も要らねーぞwやりたいことやってりゃ。
 
第7章 人生初のイベントは祖父の屍を越えて 
 
 主人公。祖父の通夜の日に本を勧めるイベントをやった。遊び人だった祖父ならそちらを勧めてくれそうな気がしたから。
 夫とは離婚を成立させ、新しい書店に勤めて始める。
 
^_^ 夫に離婚届を出して分かれるシーンはとてもリアルだった。自分の一部だった人と自分の意思で別れるのはやはりこんな感じなのだ。ある意味、死別よりしんどい。

エピローグ 季節はめぐる、終わりと始まり
 
88点
読了まで1時間半
 
面白かった。著者は個人的に苦手なタイプ。ちょっとは友達にはなれそうもないけどそれが余計面白かった。