保育所問題は「やりたく"ない"ことが、やれないじゃないか」という怒り(20190723)

保育所問題は「やりたく"ない"ことが、やれないじゃないか」という怒り

 

 世の中は保育所不足だそうです。

 

 なんでもお父さんも、お母さんも、働きたくても子どもを預ける場所が無いとのこと。特にしわ寄せが行きがちなお母さんたちが怒っているそうです。

 

 でも、なんでもっと根本的なことで怒らないのか?ぼくにはわかりません。

 

 なんでカワイイ盛りの子どもを他人様に預けてまで働かなきゃならないんだと、そこを怒るべきではないのでしょうか。

 

 だって、そもそも、人って働きたくはないはずです。働きたくないからこそ、プロテスタントから、中国の古典から、日本の昔話から、勤勉を美徳と、おだてたたえて、人々の尻をひっぱたいて働かせようとしてきたわけです。

 

 アダムとイブだって楽園を追放されたから仕方なく働き始めたのです。

 

 はっきり言います。人は働きたくないのです。ぼくが絶対働きたくないのだから、間違いありません。わたしが証明です。

 

 もちろん、やりたいことをやってお金が貰えればラッキーです。もう引退してしまいましたが、イチローはきっと自分は働いていたとは思っていないでしょう。

 やりたくて野球をやっていて、できるなら世界最高峰のメジャーリーグでやりたくて、結果、お金もたっぷり稼げたということのはずです。

 

 なんどもいいますが、多くの人はお金がもらえるからということで、本当はやりたくないことを、自分がやりたいことだと言い聞かせて、自分をごまかして生きているのです。

 

 もちろん、仕事が本当にやりたいことだったという人はいるでしょう。ソフトバンクの孫さんとか、本田宗一郎さんとか。

 

 でも、それはたまたまやりたいことがビジネスだったというだけの話です。

 

 その証拠で億以上の宝くじが当たるとほとんどの人が仕事を辞めるといいます。皆さんも宝くじが当たったら仕事を辞めてやると意気込んで宝くじを買っているのではありませんか?

 

 少なくとも、宝くじが当たったら、仕事を辞めないにしても、仕事を変えたり、減らしたりしませんか?

 

 宝くじが当たっても仕事を辞めないのは、ほんとうにやりたいことを仕事にしていたもともと幸せな人や、自分が何をしたいのかわからないので、とりあえず仕事を続けている人ということでしょう。

 

 ほとんどの人はお金があれば人は仕事をしたくないのです。

 

 ですから、お母さんたちもお父さんたちも、保育所がないと怒る前に、なんで二人ともフルタイムで働かなきゃ人並みの暮らしができないんだ。ふざけるな、と怒るべきです。

 

 つまり、保育所問題は

 

「やりたく"ない"ことが、やれないじゃないか」

 

と怒っているということです。

 

 国はいつの間にか、共働きをしないといけないという風潮を作り上げました。

 

 国の立場にすれば、その方がGDPが増えて、税金が多く取れます。お父さんから税金を取り、お母さんから税金を取り、保育所の保育士さんからも税金が取れます。

 

 共働きでなければ、お父さんかお母さんのどちらか、働いている方から税金を取る、で終わりです。

 

 いかな過酷な国税庁も、自分の子どもの面倒を自分で見るという行為から税金をとることはできません。保育士さんなど、他人に外注することで初めて税金が取れるのです。

 

 企業はお金を稼ぐことが目的なので、我々にお金を使えと迫ってきます。国は税金を取りたいので我々にもっと働け、共働きだ。年を取ってからも働けと、あおり続けます。

 

 でも企業や国の言いなりになって我々に幸せはやってくるでしょうか?人生の目的は幸せになることです。

 

 いつの間にか我々は

 

「現在地→お金を稼ぐ→幸せになる」

 

 というルートが刷り込まれているのです。

 

 もっと簡単に「現在地→幸せになる」というルートを探すべきではないでしょうか?

 

 そのために仕事を減らしましょう。シフトダウンしましょう。

 

 週休5日、月額6万5千円生活なら、お父さんお母さん交代で働き、子どもたちを自分の手で育てながら、生活できるでしょう。「人並み」の生活ではなく、「自分たちの幸せ」な生活をするべきです。

 

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21.子供の勉強のために、親も学びなおすことができる。

 月額6万5千円で暮らすとなると、塾には入れないので、子供に勉強を教えるため、親も勉強せざるおえないため、親もしっかり学び直すことができる。

「塾に行かせるお金がないなら、自分で教えればいいじゃない」とマリー・アントワネットはいいませんでしたが、そうです。

 

 塾に行かせるお金がないなら、自分で教えればいいのです。 

 

 小学校・中学校までは親が教えるべきです。何しろ中学校までは義務教育です。国はここまでの知識はすべての国民が持っているという前提で運営されているのですから。

 

 中学校までの勉強でわからない問題があれば、それは親も子どもと一緒に勉強するべきです。

 

 親子で考えて納得できない問題、理解できない問題は子どもに学校の先生に聞いてきてもらいましょう。子どもも、家で親が答えを待っているとなれば授業を真剣に聞き、分からないところは質問しないわけにはいきません。

 

「勉強しなさい」と言うだけより、

 

「こっちきてお父さんと問題集を解こう、お父さんわからないところがあったら教えてもらうからな」という方がきっと子どもは勉強します。

 

 

 子どもに勉強を教える経験なんて、子どもが小さいうちだけの親の特権のようなものです。それをわざわざお金を払って外注するなんてもったいないと思いませんか?

 

 教育はアップデートされています。鎌倉幕府が開かれたのは1192(いいくに)年ではありません。親も新しい時代の知識を得る絶好の機会だと思うのです。

 

 ただ、高校以降は専門的になったり、文系、理系に分かれたり、親にも適正というものがあり、自分で教えられればよいのですが、誰もがというわけにはいかないでしょう。

 

 そこからは専門家の出番となっても仕方ありません。

 

 しかし、塾へ行く前に学校の授業でしっかり頭に叩き込んでくる習慣をつけさせておくべきかも知れません。

 

 ぼくが学生時代のぼくにアドバイスをするなら「どうせモテないから彼女を作るのはあきらめて死ぬ気で勉強しろ」・・・じゃなかった。

 

「どうせ授業の時間は拘束されているのだから、そこで徹底的に頭に叩き込んで、その分自由な時間を満喫しろ、寝て過ごしても、必死で食いついても、同じ授業料は同じだぞ」ということです。

 

 高校になって教科として教えられなくなっても、一緒に机を並べて勉強することはできます。子どもが素因数分解をしているとなりで、お母さんがネイルアートの勉強をしていたっていいのです。

 

 親が意欲的に学ぶ姿勢を見せていれば、子どももそうはサボれません。

 

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貧乏な我々は一体何を食べればいいのか?(01) ~タマゴがダメって本当ですか?~

タマゴが・・・。

あのタマゴが・・・。

栄養たっぷりで、保存性も高く。

どこでも売っていて、何といっても値段の安いタマゴが・・・。

身体に悪いという記事が<文春オンライン>に載っていた。

しかも、これは最終報告といっていい信ぴょう性のあるデータらしい。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

〈卵を1週間に3~4個食べる人は全く食べない人に比べて心筋梗塞脳梗塞のリスクが高く、早死にする危険性がある〉

 

 この部分からわかるのは、まず、この一週間に3~4個ということは二日で一個でも、心筋梗塞脳梗塞のリスクが増すということ。

 

「この研究では、『何個までは大丈夫』とする上限値は示されていません。つまり、摂取量が少なければ少ないほど病気になるリスクは低くなると考えられます。よって今は、卵は控え目にした方がいいと説明しています」 

 

 二日で一個でも、リスクが高まるということを言っているわけで、よく言われる食べ過ぎなければ大丈夫とか、ほどほどにという逃げは通用しない。

 

今回の研究は、約2万9000人のアメリカ人を平均で17年半追跡した6つの研究を「統合」して導き出されたことに加え、その分析も精緻に行われているという。 

 

 この研究論文に対し、「この研究は現時点では最も信頼性が高いものです」と語るのはUCLA医学部助教授の津川友介氏だ。 

 

  こうなると、この研究を科学的でないということで退けることは難しい。

ちなみにこの津川友介氏は

  津川氏は内科の臨床医として経験を積んだ後、ハーバード大学統計学を学んだビッグデータの専門家だ。昨年発売され、わずか1週間で10万部のベストセラーとなった『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』の著者でもある。 

 ぼくはこの『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を読んで玄米食を始めたのだか、今回の記事も残念ながら信頼できるということ。

 

1oku-boobs.hateblo.jp

 

つまり卵はあかん、ということ。

 

どうにか言い訳をするには、

 

1 日本人とアメリカ人は人種的構成が違うので今回の研究結果は当てはまらない。

否、そんな研究結果がない以上、希望的観測に過ぎる。

2 心筋梗塞などのリスクが上がるとあるが、その幅は書いていない。誤差の範囲かも知れない。

否、有為な差が出なければ研究結果として認められることはないし、ビックデータの専門家である津川氏が認めている以上、誤差の範囲とは考えにくい。

 

 どうにも逃れようが無いようだ。つまり長生きしたかったら卵はできるだけ避けろということ。

 

 しかし、白米以上に、卵とお別れをするのはつらい。とりあえず、食べれば食べるほどリスクが上がるようだから、さよならは無理でも、卵を食べる量を減らそう。そして、もっと詳細な情報を待とうと思う。

 

 実は黄身だけなら大丈夫とか、そういうことであってほしい。と思って調べたら、コレステロールがより多く含まれているのは黄身らしい。

www.fujinoyaweb.co.jp

 

絶望したっ!

 

「卵は1日何個まで食べていいのか」論争がついに決着!? 米大学が最新論文を発表

7/21(日) 11:00配信

文春オンライン

 卵は体にいいのか悪いのか――。

 豊富な栄養素を持ち「完全食」と呼ばれる卵だが、健康に与える影響には賛否両論があり、長らく「1日何個まで食べていいのか」という “卵論争”が繰り返されてきた。

【写真】この記事の写真を見る(4枚)

 卵にはコレステロールが多く含まれることもあり、子どもの頃に親から「1日1個までにしなさい!」と教えられてきた人も多いのではないだろうか。

毎日3個の卵を食べて117歳まで生きた女性

 その一方で、2017年に117歳で亡くなったイタリア人女性、エマ・モラノさんが90年にわたり1日3個の卵を食べていたことから、「卵を多く食べると長寿に繋がる」などと紹介されることもあった。

 だが今年3月、こうした“卵論争”に一石を投じる最新研究がアメリカで発表された。ノースウエスタン大学が世界の5大医学雑誌のひとつ「JAMA」に発表した論文には次のように綴られている。

卵を1週間に3~4個食べる人は……

〈卵を1週間に3~4個食べる人は全く食べない人に比べて心筋梗塞脳梗塞のリスクが高く、早死にする危険性がある〉

 この研究論文に対し、「この研究は現時点では最も信頼性が高いものです」と語るのはUCLA医学部助教授の津川友介氏だ。  

  津川氏は内科の臨床医として経験を積んだ後、ハーバード大学統計学を学んだビッグデータの専門家だ。昨年発売され、わずか1週間で10万部のベストセラーとなった『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』の著者でもある。

 今回の研究は、約2万9000人のアメリカ人を平均で17年半追跡した6つの研究を「統合」して導き出されたことに加え、その分析も精緻に行われているという。

「この研究では、他の食事から摂るコレステロールや生活習慣などの要因を厳密に取り除いた上で、卵に含まれるコレステロール心筋梗塞脳梗塞、さらには死亡率に悪影響を及ぼしていることが明らかになりました」

結局、何個まで食べていいのか?

 津川氏はこれまで、卵の摂取量と心不全のリスクを評価した研究結果を元に「1週間に6個まで」と説明してきたが、改める必要が出てきたという。

「この研究では、『何個までは大丈夫』とする上限値は示されていません。つまり、摂取量が少なければ少ないほど病気になるリスクは低くなると考えられます。よって今は、卵は控え目にした方がいいと説明しています」

 ただし、津川氏によれば、卵の摂取量は栄養状態やそれ以外の食事内容、年齢などによっても変わる可能性があるという。とくに栄養が不足しがちな高齢者や育ち盛りの子どもなどは必ずしも「卵は控えた方がいい」とはいえないようだ。

文藝春秋」8月号 に掲載した津川氏の論考「血管を守る『卵、肉、魚』の食べ方」では、卵以外にも肉や魚、大豆など、健康にいいタンパク質の摂り方について詳述している。
 

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2019年8月号

 

 

 

 

2019年07月20日 新聞コラムで文章修行4日目

日本経済新聞 春秋

82点 トランプもネイティブアメリカンから見れば「帰れ」だよね。

北海道新聞 卓上四季

75点 悲劇は知っている。では我々はどうすべきか。

河北新報 河北春秋

75点 新聞屋が言葉を失ってどうする。

東京新聞 洗筆

65点 文章構造がイマイチ。わかりにくい。

中日新聞 中日春秋

東京新聞と同じ内容。

西日本新聞 春秋

80点 もっともな内容。

東奥日報 天地人

75点 社会は壊れていない。そういう結論は好まない。

陸奥新報 冬夏言

80点 まとまっていて良い。

岩手日報 風土計

75点 流れがイマイチスムーズでない。

岩手日日新聞 日日草

75点 新聞屋は思いを寄せたり願ったりするが何もしないな。

東海新報 世迷言

75点 そんなに単純かな。

盛岡タイムス 天窓

85点 宇宙の話はたいてい面白い。

山形新聞 談話室

75点 投票に行こう以外言うことないのか?

福島民報 あぶくま抄

75点 果たして観光客は泳ぐ気になれるのか。

福島民友新聞 編集日記

70点 願うばかりで何もしないの?

茨城新聞 いばらき春秋

75点 教科書的。

下野新聞 雷鳴抄

85点 香港のデモの概要がわかってよかった。

 お任せにすると…

 香港島にある立法会(議会)を訪れた。香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回を求める若者らが包囲し、数百人が正面のガラスを割って突入した建物だ。

 香港ではトップである行政長官を直接選挙で選べず、立法会の議員も親中派がなりやすい仕組みだ。「真の普通選挙」はなく、中国共産党から支配層を押し付けられているとも言える。

 その上、この条例ができれば、北京の意に沿わない言動をした人が逮捕され、言論の自由が脅かされる恐れがある。選挙を通じてこの閉塞(へいそく)状況を打破できないだけに、若者らの訴えは過激にならざるを得ない。

 混乱についてトランプ米大統領なら「直接選挙にした方がもっと簡単に権力を奪えるのに」と豪語するかもしれない。ナチスヒトラーも、選挙を通じて最後は独裁者になった好例だ。

 選挙でトップや議員を選ぶ民主主義は、多様な意見を反映でき少しずつでも社会を改善できるシステムだ。一方、投票に行かず、お任せ民主主義になると、狂信的な人々がたちが、社会の中では少数派でありながら、権力を奪うことになる。

 彼らが独善的に権力を行使して社会を振り回す危険と、常に隣り合わせの制度だからこそ、みんなが投票の権利を行使し、自分の意志を表明しなければならない。 

 

 

上毛新聞 三山春秋

80点 なかなかユーモラスだった。

北國新聞 時鐘

75点 すべてにふりがなは読みにくい。

福井新聞 越山若水

85点 宇宙物には点数が甘くなる。

信濃毎日新聞 斜面

85点 県民が知らなければならないことを的確に伝えている。

 豚は長い間にイノシシが家畜化したものー。そう聞けば、同一種のイノシシが豚コレラにかかって養豚場を脅かすのもうなづける。人間が農耕のため定住するようになってから中国や西アジア、お疲れ様です欧州などで飼い始めたと考えられている。

 DNAの分析では9千年前との報告がある。草食の牛や馬、羊などは狩猟民族が遊牧で家畜化したのに対して、雑食性の豚は暑さや乾燥に弱いため、食料が安定生産できる農耕社会で受け入れられたという。佐藤正寛・東北大学教授の著書に教えられた。

 豚はイノシシより成長が早く、体重も重い。おとなしいうえに年中繁殖ができ、子だくさんだ。人は遺伝知識のないはるか昔から生殖を管理し選択することで、イノシシを都合のいい形に変えてきた。餌の確保や外敵に狙われる心配が無くなったのも多産を可能にした理由という。

 国内で養豚が広がるのは明治維新になってから。沖縄・奄美地方以外は肉食禁忌の影響があった。飯田出身の博物学者田中芳男が万国博覧会から資料を持ち帰り、西洋品種を知らしめた。近年は耕作放棄地が増え、山間地はイノシシの天下と化している。

 福島県の避難指示区域では野生化した豚とイノシシの交雑も確認されている。豚コレラの拡大を防ぐため、きのうから県内で始まったワクチン散布。イノシシに食べさせて感染しないようにする。家畜との間を完全に遮断するのは容易ではなかろう。成功させたい野生のコントロールである。

長野日報 八面観

70点 あまりに普通に選挙。

市民タイムス みすず野

80点 「深い所に筆が届かない」って表現が好き。

静岡新聞 大自在

80点 なかなか良い。

伊勢新聞 大観小観

80点 政治だね。

京都新聞 凡語

85点 知らないことを知れるのはうれしい。

 特定枠

 ウォークマンの発売から、40年になる。東京・銀座で今、200台以上の歴代機種が展示中。カセットケースと同サイズになった1983年の画期的な製品もありそうだ。

 テープを挿入すると、当時必要だった単3電池を収める場所が無い。そこで伸縮ボディーを採用し、使用時は大きくなる。「ちょっと、ずるい」と感じた覚えもある。
 そんなことを思い出したのは、大詰めを迎えた参議院比例代表に、「特定枠」があるためだ。政党などが、優先的に当選させたい候補者を、これまでの名簿とは別に記載する。

 比例代表は当初、各党の名簿順位に従って当選者を決めていた。その後、非拘束名簿式が導入されて、得票数を反映するかたちになった。民意に沿っているのに、なぜ特定枠か。

 違憲状態にある一票の格差を是正するため、合区となった選挙区では行き場を失う現役議員がでる。これを比例代表で救済するには、票数を争う非拘束名簿式は不都合である。

 特定枠は、参議院の各選挙区を合憲サイズにとどめる伸縮ボディーのようにもみえる。導入決定時には、「党利党略だ」との声が上がった。候補者は、ポスターの掲示や演説会開催など個人の選挙活動を認められていない。得票は、政党への投票と見なされる。まるで、候補者ではないみたいだ。

 

 

神戸新聞 正平調

80点 追悼。

紀伊民報 水鉄砲

80点 滝。

山陰中央新報 明窓

85点 宇宙ネタ好き。

山陽新聞 滴一滴

80点 自然も良い。デジタルも良い。

山口新聞 四季風

80点 マイナー競技に光を当てるのは良いと思う。

徳島新聞 鳴潮

80点 ネタ的には面白い。

愛媛新聞 地軸

80点 図書館は大事。

高知新聞 小社会

75点 祈るばかりじゃなくてなんかしろよ。

佐賀新聞 有明抄

85点 この視点は面白い。

宮崎日日新聞 くろしお

70点 無理くり選挙につなげてる。

南日本新聞 南風録

70点 放火犯の主張をわざわざ書く必要があるのか

琉球新報 金口木舌

85点 読者が行動できる話はよい。

宮古毎日新聞 行雲流水

更新無し。

八重山毎日新聞 不連続線

75点 なんだか社説らしくない。何が言いたいの?

楽しい貧困レシピ02「ワンナイト漬け丼」

 閉店前のスーパー、それは狩場。

 閉店前のスーパー、それは戦場。

 閉店前のスーパー、それはカルフォルニア(ゴールドラッシュ的な意味)

 閉店前のスーパー、それは食費の千円札が輝く約束の地。

 

 というわけで楽しい貧困生活をしていると、閉店前のスーパーはおいしいものが、原価割れの本当の激安で買える夢のステージですよね。(←いいすぎ)

 

 スーパーでは閉店にむけて、生鮮食品を売り切るべく、値段を下げていきます。

 

 ですからベテランともなると、ああ、今はまだ30%引きだなとか。そろそろ、半額シールが貼られるなとか。店名と時間でだいたいの見当がつくものです。

 

 そして、ビギナーの方にはアドバイス

 

 雨の日がねらい目です。なにしろ雨の日は客足が少なくなりがちで、生鮮食品が余り、お店も時間的には早めに、金額的には大きく値引きをします。

 

 もちろん、お店も天気予報を確認しているのですが、大きく仕入れを減らして、雨が降らずに夕方に棚がガラガラになったら大変です。

 

 ですから、たいてい雨の日の閉店前は値引きラッシュです。

 

 さらに天気予報がはずれて急な雨となると、もう大変です。なにしろ、お店は晴れの日のお客さんが多い予想で仕入れているのですから。

 

 というわけで雨の日の、スーパーの値引きタイムは、カサをさしてもいく価値ありです。

 

 生鮮食品の中でもお店が確実に売り切らなくてはいけないのが、お刺身です。翌日売るっていうのはあり得ませんから。

 

 ですから、売れ残りそうであれば、値段はべらぼうに下がります。

 

 しかし、スーパーの閉店時間にお刺身をかっても、夕飯の時間は過ぎているし、鮮度はイマイチだし、という方も多いと思います。

 

 そこでオススメのレシピが「ワンナイト漬け丼」です。

 

 たいていの漬け丼のレシピでは漬けるのは30分程度となっていますが、「ワンナイト漬け丼」は、ひと晩漬けます。 

 

 お勧めはマグロ、もしくは盛り合わせです。個人的評価は以下。

 

マグロ赤身☆☆☆☆☆ 星5 これだけで一種で十分いける。 

マグロトロ☆☆★★★ 星2 値段と期待は高いがイマイチ。

ビンチョウ☆☆★★★ 星2 安いがマグロらしさがない。

白身魚  ☆☆☆☆★ 漬けるとアメ色になって食欲をそそる。

ハマチ  ☆☆☆★★ アブラののった魚は向かない?

カツオ  ☆☆★★★ 普通の漬けでは生臭い。銀火丼に。  

甘エビ  ☆☆☆★★ 星3 漬けるとどこに行ったか分からなくなる。

たこ   ☆☆☆☆☆ 星5 漬けると味が染みてかめばかむほど旨い。

いか   ☆☆☆☆★ 星4 イカそうめんよりは普通の刺身がオススメ。

 

 手順はこんな感じです。

 

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1 閉店間際のスーパーで激安のお刺身を買ってくる。



 

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2 酒大さじ1、みりん大さじ1を、電子レンジ500w1半分でアルコールを飛ばす。



 

3 2を冷まし、醤油大さじ2を加える。

 

4 新しいビニール袋にお刺身を入れ、3の漬けだれを入れて、軽くもむ。

 

5 冷蔵庫で一晩寝かせて、翌朝、ご飯の上にのせてウマーする。

 

 こうやって「ワンナイト漬け丼」を用意しておくと、翌日、朝、起きるのが待ち遠しくなります。

 

 翌朝が待ち遠しいって、人生で毎日あることじゃないですよね。とってもしあわせなことだと思いませんか。それが、たったのこれだけで手に入るのです。(手間的にも、金銭的にも)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しい貧困レシピ01「暗黒バナナのたまごオムレツ」

 バナナは最強のくだものといっていいかも知れません。

 まず、体にいい。

 

www.mylohas.net

 

 さらに安い。例えば西友なら一束、100円以下で買えます。

 

 ついでに手で皮をむいて食べられるという手軽さ。包丁も皿もいらない。手も汚れない。

 

 ぼくはむかし、外出先でおなかがすくとスーパーで、やすい菓子パンを買ってたべていたのですが、さいきんはバナナを一房、買ってたべるようにしています。

 

 値段も菓子パンなみですし、二本も食べれば満腹で、のこりはもって帰れますから経済的。ダイエットや、健康面でも、菓子パンより、バナナですよね。

 

 というわけで、バナナは楽しい貧困生活の最強の味方なんですが、ひとつもんだいが・・・。

 

 それは、夏には日持ちしないこと。

 

 あっという間に真っ黒になって、デロデロのドロドロです。かと言って冷蔵庫に入れておくと、バナナが風邪をひくとかで、やっぱりなんだかおいしくなくなります。

 

 バナナも風邪をひく? Dole公式サイト

 

 なんでも13度以下で保存すると熟成が進まないとか。なんで家電メーカーは15度のバナナ室を付けた冷蔵庫を販売しないのでしょうか?

 

 いや、冬でも夏でも15度でバナナを保存するバナナ冷蔵庫のアイデアを買ってくれませんかね。何しろ韓国にはキムチ冷蔵庫があるんですから。

 

 さて、バナナ冷蔵庫の開発と販売はまだ先になりそうなので、食べわすれて真っ黒になってしまったバナナをどうするか。

 

 そこで「暗黒バナナのたまごオムレツ」です。

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使うのはこんな感じのやわやわになってしまったバナナです。

 

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1 黒くなってしまったバナナをボールに入れフォークでつぶします。

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2 そこにたまごを割り入れます。バナナ一本にたまご1個ぐらいで。  

 3 あとはバナナとたまごをよく混ぜます。

 

 4 フライパンにうすく油をひいて、オムレツの要領で焼きます。

 

 完成です。

 

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へたなのでオムレツになりませんでした。ぼくのはスクランブルエッグ風です。

 必要なのは、たまご、それだけです。砂糖などの調味料はいりません。

 

 やってみた結果わかったポイントは

1 フォークでつぶれるぐらい熟したバナナを使うこと。

2 たまごを割り入れる前にバナナをつぶすこと。(たまご入れちゃうとバナナつぶしにくい)

3 オムレツにするには技術がいる。スクランブルでも味は同じ。

の三点です。

 

 バナナの甘味で十分甘いです。そしてバナナってこんなにジューシーだったんだと驚くと思います。

 

 甘いのでおかずというよりはおやつですかね。

 

 黒くなってもおいしく食べられるというわけで、今日もバナナを買ってきます。

 

 ここだけの話ですが、高級なブランドバナナって、やっぱりおいしいですよね。ぼくもたまーに熟成がすすんだやつが安くなっていると買って食べます。

 

 高級なのは、たまに食べるからとくべつ感があっておいしいんだと、自分に言い聞かせて、いつもは一房100円以下のバナナをたべてます。

2019年07月18日 新聞コラムで文章修行3日目

日本経済新聞 春秋

70点 こういうのは写真が欲しい

北海道新聞 卓上四季

82点 ではどうすべきかがない

河北新報 河北春秋

75点 女性だけになったことを喜ぶのは新しい男女の断絶では

東京新聞 洗筆

65点 冒頭がわかりにくい

中日新聞 中日春秋

65点 客と梅雨と並べるのは無理がある

西日本新聞 春秋

80点 最近のペイ問題に踏み込んだことは評価

東奥日報 天地人

80点 情緒的だがそれがいい

陸奥新報 冬夏言

60点 つまらない選挙ネタ。

岩手日報 風土計

65点 同じく選挙ネタ。行こうばかり。

岩手日日新聞 日日草

75点 綺麗にまとまっている。

東海新報 世迷言

80点 経済紙のような切り口が新鮮

盛岡タイムス 天窓

70点 経済紙的。ラストが意味不明。

山形新聞 談話室

70点 天気ネタ。普通。

福島民報 あぶくま抄

80点 読み手に届く対策があるのがよい。

福島民友新聞 編集日記

75点 科学・歴史ネタは好き。

茨城新聞 いばらき春秋

80点 地方紙はこうあるべきという内容。

下野新聞 雷鳴抄

80点 歴史と現在を対比させるやり方はよい。

上毛新聞 三山春秋

80点 見に行きたくなる。

北國新聞 時鐘

80点 視点はいいが、結論がわからない。

福井新聞 越山若水

80点 知らなかったを知るのもうれしい。

信濃毎日新聞 斜面

80点 反知性主義をどうするのか。

長野日報 八面観

70点 あまり目を引かない内容。

市民タイムス みすず野

85点 好感。

 昔から「種は三粒まきなさい。一粒は鳥のため、一粒は虫のため、もう一粒が芽を出して育てばいい」と言われたそうだ。鳥のため、虫のためにまいている人はいないと思うが、確かに野菜の種は二粒、三粒を一緒にまいたほうがいい。

 一粒だと、そこから芽が出ない場合まき直しだし、まき直しは適期にずれが生じたりする。農業のプロでもない者が、えらそうに書いているが、自称「週末農人」のわずかな経験からそう感じる。「田畑に足繁く通うことである。近代的な時間を犠牲にして通う。それは人間にとって、真の『共生』を実現するために必要なことなのである」。

 元福岡県農業改良普及員で、NPO法人農と自然の研究所代表理事の宇根豊さんという人が、『国民のための百姓学』(家の光協会)で述べている。週末農人では日々畑で作業するのは難しいが、通うくらいは可能。作物の成長の様子を見つめることはできる。

 キュウリなど夏野菜が取れ出した。先月、ひょうに降られて葉っぱがずたずたに傷つき、木自体に元気がないけれど、一日に数本は収穫でき、おいしい。「物言わぬ独りが易し胡瓜もみ」(みどり女)

 

 

静岡新聞 大自在

80点 よくあるパターンでも良い。前半に魅力が無い。

伊勢新聞 大観小観

80点 考えが古いかも知れないが理解はできる。

京都新聞 凡語

80点 今、道徳は踊り場なのか?考えさせられる。

神戸新聞 正平調

85点 人の追悼文でも努めて明るい。

 作家山口瞳さんに食通といわれる知人がいた。お薦めの店で一緒に中華料理を味わったとき、彼の目に浮かんだ輝きを短いエッセーに書いている。

 料理を待ちかねた彼は、テーブルの下で手をこすり続ける。皿が運ばれてくると声が上ずった。「これだ!」。それから長い箸を動かしては「うまい。これこれ」。

 美味は人を幸せにするというが、ここまで喜んでくれたら料理人冥(みょう)利(り)に尽きるというものだ。きっとこの人の店でも、手をこすって待つ客がたくさんいただろう。料理研究家、程(てい)一彦さんが81歳で亡くなった。

 関学大を卒業後、料理の道へと入った。テレビ番組で知られ、人気番組「料理の鉄人」で鉄人を破り…と話題に事欠かなかった。阪神・淡路大震災での炊き出しで考えた五目麻婆(マーボー)の献立は、地元宝塚市の給食にも登場した。味を追い、味を究めの人生である。

 個人的には黄金チャーハンが思い出深い。どなたの命名か知らないが、ずいぶん前、程さんが指南するテレビ番組で知った。溶きほぐした卵にご飯を入れ、じっくりかき混ぜてから炒める。するとご飯粒は黄金色になってパラパラーというわけだ。

 そうだ。関西に楽しい味付けをしてくれた程さんを追悼し、こよいは黄金チャーハンで手をこするとしよう。

紀伊民報 水鉄砲

85点 レシピ入り追悼文。いい。

 

料理の鉄人」を初めて破った台湾料理の達人、程一彦さんの訃報が届いた。81歳だった。

 初めて会ったのは1998年の秋。昭和天皇の病状が進み、世間が重苦しくなっていたころだ。台湾料理が好きだった落語家の露の五郎さんに誘われ、大阪駅近くのビルにある程さんの店「龍」を訪れた。

 店主夫妻の暖かい雰囲気、医食同源を説き、分かりやすい言葉で料理のポイントを説明する語り口。興が乗れば、ピアノの伴奏で得意のジャズナンバーまで披露してくれるサービス精神。同じ大学の出身ということもあってすっかり親しくなった。以降も、当時「あまから手帖」の編集長だった重森守さんらと、ことあるたびにおじゃました。

 数年後、僕が夕刊「ヘルシー面」の編集長になったときには、即座に健康料理をテーマにした連載を依頼。医療と食事の源は同じだという考え方から生まれた『家庭でつくる簡単薬膳』という実用的な随筆は、紙面の売り物となった。

 この季節になると、その付き合いの中で教えてもらった「ピリ辛キュウリ」を思いだす。それは新鮮なキュウリを長さ約3センチ、幅は1センチ弱の短冊に切って、手早くフライパンで炒める。仕上げにさっとしょうゆを掛け、ラー油を数滴たらす。ラー油の辛さとしょうゆの香ばしさが食欲をそそり、食が進む。夏ばてには効果満点だった。

 今夜の食事はこの一品を加え、故人の冥福を祈ることにしよう。(石)

 

 

山陰中央新報 明窓

80点 知らなかった日韓の歴史。

山陽新聞 滴一滴

95点 読み手一人ひとりに考えさせる内容。 

 <抱っことは/抱きあうことか/子の方に顔うずめ/子の匂いかぐとき>。俵万智さんの歌は、子育ての日々を鮮やかに思い出させてくれる。

 かけがえのない小さな命。ただ無事に育ってと祈るような思いで抱き締めた記憶が筆者にもある。それがいつからだろう。わが子に対し「もっと、もっと」と求めるようになってしまうのは。

 この父親にもわが子を無心で抱き締めた日があっただろう。3年前の事件である。「受験勉強をしなかった」と父親は小学6年生の一人息子の胸を包丁で刺した。自身の母校でもある私立中に進学させようとし、息子が反抗すると刃物で脅していたという。

 殺人罪に問われ、あす名古屋地裁で判決が出る。「教育に名を借りた虐待」と検察側は論告で批判した。実はこの父親も受験を巡り親から暴言や暴力を受けていた。

 教育虐待という言葉が注目されている。親が教育熱心なあまりに子どもに過度な期待をし、思い通りの結果が出ないと厳しく叱責(しっせき)したり、暴力を振るったりする。子どもを緊急保護する各地の民間施設「子どもシェルター」にも教育虐待から逃げてくる子が少なくない。

 「ルポ教育虐待」などの著書がある教育ジャーナリスト、おおたとしまささんが親に呼び掛けている。「子どもは自分とは別の人間だと思えていますか」。胸に手を当ててみたい。

 

 

山口新聞 四季風

15点 これはひどい。自分は立派に就職できたからか?

徳島新聞 鳴潮

75点 「エシカル消費」なんて聞いたことが無い。

愛媛新聞 地軸

82点 この手の記事には写真がどうしても欲しい。

高知新聞 小社会

80点 最後の締めが印象的。

佐賀新聞 有明抄

80点 安美錦愛を感じる。

宮崎日日新聞 くろしお

80点 遺伝学を書くならもっと掘り下げてほしい。

南日本新聞 南風録

80点 驚いたジェームズボンドが女体化(←違う)

琉球新報 金口木舌

85点 選挙に行こうではない切り口。良い。

 明日の天気を変えられるか

 中国・宋の猿回しが、食事のトチの実を朝三つ夕四つにすると言うと猿たちが怒るので、朝四つ夕三つにしたら喜んだ。目先の違いに惑わされ、本質に気づかないことを表す故事「朝三暮四」だ。

 今回の参院選で数字や説明にマジックはないか。琉球新報はファクトチェックを継続している。選挙前から政治家の発言のファクトチェックを毎日新聞朝日新聞東京新聞も展開している。

 選挙中の事実検証はもちろんだか、政治家の公約はどうなったのか選挙後に確認することも次の投票時の判断材料になる。鍵となる要素の一つが、候補者の政見などをまとめた選挙管理委員会配布の選挙公報だろう。

 公選法で衆参両院議員選と知事選で発行が義務付けられている。だが選挙後の取り扱いに定めがなく、毎日新聞によると、沖縄県などを除き半数の都道府県が選挙後にホームページから削除している。

 「選挙が終わっても選挙公報を消さないで」と選挙公報を活かす会が総務省に1万7600筆の署名とともに要望を提出した。「忘れることは喪(うしな)うこと」と喝破した政治学者の岡野加穂留氏は、民主主義の命運を巡り「明日の天気は変えられないが明日の政治は変えられる」と有権者に希望を託した。

 「朝三暮四」には口先でうまく人をだますという意がある。だまされないために、有権者にできることは何か、改めて考える。

 

 

宮古毎日新聞 行雲流水

15点 何を言っているのか。そこまで観光客に卑屈になるか。

八重山毎日新聞 不連続線

15点 マネする人がでるかも知れないとしながら何の対策もなしに掲載する愚。