『競争優位で勝つ統計学 ---わずかな差を大きな勝利に変える方法』書評・目次・感想・評価

45文字×18行×306ページ=247,860文字
図表や改行分を計算に入れて3/4を掛けると=185,895文字
日本人の平均的読書スピードを毎分600文字として310分
平均的な読者で

読了まで5時間10分

【『競争優位で勝つ統計学 ---わずかな差を大きな勝利に変える方法』目次と読書メモ】


<<用例>>
太字 もくじの写し
要約 内容の要約(ただし恣意的です)
引用 気になった部分をメモとして引用しています(最後に引用ページを記載)
名言 気になった名言をピックアップしてメモ
小話 後で人に話したくなるような内容をメモ
^_^  一読者としての意見・感想(笑顔ですが読者の感情ではありません)

 

 
紹介書籍「日はまた昇る

 

日はまた昇る (新潮文庫)

日はまた昇る (新潮文庫)

 

 


紹介書籍「ラス・ヴェガスをブッつぶせ!」

 

ラス・ヴェガスをブッつぶせ!

ラス・ヴェガスをブッつぶせ!

 

 

第一章 統計学と言う宗教ー統計上の優位を信じ、偏差を恐れない
 
必要なのは信頼できるシステム、そしてそれを信じる信念、そして偏差に耐えられるだけの資金。
 
第2章 データ主導型の意思決定ー「過去」を正しく読む
 
紹介書籍「ディーラーをやっつけろ!」

 

ディーラーをやっつけろ! (ウィザードブックシリーズ (109))

ディーラーをやっつけろ! (ウィザードブックシリーズ (109))

  • 作者: エドワード・O・ソープ,増田丞美,宮崎三瑛
  • 出版社/メーカー: パンローリング
  • 発売日: 2006/10/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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紹介書籍「マネーボール
引用
カードカウンティングから得た根本的な教訓をまとめておこう。データは重要であり、組織はそれを肝に銘じて前進しなければならない。意思決定は必ずデータに基づいて行うこと。考えられるあらゆる状況でデータの利用を試みること。データ重視の文化を築くことであなたは以前なら思いもよらなかった問いを発し、それに対する答えを得ることになるだろう。
人生においても、ビジネスにおいても、自らの優位性を確立しようと思うなら、自分が利用できる過去のデータは何かを考えるべきだ。きっと、不安を見過ごして利用していない情報が見つかるだろう。ページ61
 
第3章 バイアスにとらわれないー予測力のあるデータを探す
 
第4章 正しい問いを発するー意思決定の第一歩
 
第5章 ツキは存在するかーホットサンド理論の真偽
 
第6章 偽統計学に惑わされない
 
第7章 最悪の事態を想定する
 
名言
市場はあなたや私が支払い能力を維持できる期間よりもはるかに長く不合理な状態を保つことがある(ジョン・メイナード・ケインズ) ページ173
 
紹介書籍「天才たちの誤算」

 

天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻

天才たちの誤算―ドキュメントLTCM破綻

 

 

ロングタームがポジションを投げ売りするのを見越して、他のファンドを我先にと売りに転じた。ページ174
 
^_^ まさに弱肉強食。
 
第8章 結果で決断をしないー「正しい決断」とは何か
 
きわどいゲームを強いられることもあるが、私たちは勝者の側にいる。勝つつもりでプレイしろ。負けるかもしれないと恐れるな。なぜなら負けは必ずつきまとう。しかもしょっちゅうだ ページ188
 
^_^ 確率的に分があるなら、躊躇してはいけない。わかっていてもこれはとても難しい。
 
紹介書籍「リスクー神々への反逆」

 

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

リスク〈上〉―神々への反逆 (日経ビジネス人文庫)

 

 

名言
処世術からすれば、世間で評価を得るには、型破りな方法で成功するより、一般的な方法で失敗した方が良いと言うことになる(ジョン・メイナード・ケインズ)ページ205
 
第9章 個人の勝利はチームの勝利ー正しい決断を導くインセンティブ
 
組織の目標と個人の目標を一致させるインセンティブの形式を模索する必要がある。
 
第10章 統計嫌いの人に対処するには
 
ビジネスや人生にデータ分析を取り入れるプロセスを、数学や数字を操作することと考えてはいけない。あくまでも意思決定のための新たな手段と認識すべきだ。データ分析とは、より多くの情報を体系的に組み入れ、客観的に設定を行い、結果として多くの勝利を呼び込むための最適な手段である。ページ248
 
第11章 「直感」は過去のデータに基づく
 
紹介書籍「ジャック・ウェルチ 我が経営」

 

ジャック・ウェルチ わが経営 <下>

ジャック・ウェルチ わが経営 <下>

 

 

世の中にブラックジャックのように全てがデータに基づいて計測できるような事柄はほとんどない。現実は様々な要素が複雑に絡みあい成り立っている。そこで人は直感に頼る。直感はただの直感ではなく過去のデータに基づいた直感。データを把握した上での直感とでもいうべきだろうか?
 
エピローグ