仕事をやめて月額65,000円で暮らすと地球を救うことができる。

16.地球を救うことができる。

 月額6万5千円で暮らすと、無駄な買い物はせず、時に中古品を選び、不要なものも捨てず他の人に譲ることが多いので、環境に負担の少ない生活を送ることができる。

 

 月額65,000円で暮らすとなると、結果的に地球環境にやさしい生活をおくることになります。

 

 世界的に見ても、子だくさんのアフリカ人やら、焼き畑農業をしているブラジル人やらが、地球環境を破壊していると思っている人もいるようですが、地球環境を最も破壊しているのは飛行機を乗り回し、エアコンをガンガン回し、大量消費・大量廃棄をしている先進国の人間です。

 

 つまりお金をたくさん使うということは、地球環境に優しくないことばかりなのです。たとえ空き瓶をコツコツリサイクルしていても、ジェット機で海外旅行をすれば一生分のリサイクルが吹き飛びます。

 

 アメリカの映画俳優がプリウスに乗って地球環境を語っても、ファーストクラスや場合によっては自家用機で世界中に映画のプロモーションに出かけている時点で、お察しです。

 

 あなたがもし月額65,000円で暮らすようになると、先進国に住む人間の中では、地球環境的の優等生になれます。

 

 家電は中古品、自家用車は無し、あってももちろん中古です。移動は自転車、もしくは徒歩、家は狭いのでエアコンを使ってもすぐに冷えます。

 

 ちなみに最新の燃費効率のいいプリウスを買うより、古い車を大切に乗り続ける方が地球環境には優しいのは明らかです。

 

 走った時に地球環境に優しいプリウスでも新しく一台作るには地球環境には大きな負担をかけているのですから。

 

 つまり道路で薄汚れた古臭いボロ車を見かけたら「貧乏臭いな」ではなく、真のエコロジストがここにいた、と褒めたたえて下さい。

 

 ちなみに僕の愛車は1999年式、約20年前の初代プリウスです。さぁ、どうぞ。(ほめて)

 

 月額65,000円で暮らすということは、通勤も少なく、仕事もそれほどしませんから、さらに環境に与える負荷は少なくて済みます。

 

 やっていることはあまり働かず、あまり「お金」を使わないようにしているだけなのですが、結果的に月額65,000円生活は、仕事の面でも、消費生活の面でも、地球環境に優しい生き方なのです。

 

 と、言うわけで、憂鬱な仕事を辞めて、月額65,000円で暮らすと、地球を救うことができるというわけです。

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仕事をやめて月額65,000円で暮らすと地球を救うことができる。